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初めてのお葬式のことは、めちゃくちゃ覚えてます。

お葬式の儀礼と言うのは決められている物があるのですが、実際はお寺によって様々です。
もちろんお経などは同じですが、儀礼で省略したり、逆に付け足したりとかあります。地方によっては「地方節」と呼ばれる独特のフレーズがあったりします。
頭で理解はしていても慣れないと難しいものなのです。

僕は基本的には緊張しないタイプです。ですので、緊張はしませんでしたが、確認を何度もしたのを覚えています。
住職が導師をつとめるので、副導師をしたのですが、儀礼に従って「大きん」を鳴らします。ゴーン!!って鳴らすアレです。
ちゃんと鳴らすタイミングを覚えてやらないと住職と合わなくなるので、結構大変なんです。

葬儀会館でのお葬式だったのですが、控え室に入って時間まで確認し、着替えを手伝い(住職が着る七条袈裟は一人では着れない)、いよいよ開始です。
アナウンスに従って入っていきます。 所定の場所の椅子(キャクロクと言います)に座ってスタート。
終わるまではあっという間でした。

お経の最中にお焼香があるじゃないですか。実は、お焼香が終わるまではお経をもたせてるんです。
お焼香が多くて、お経の長さが足りない時は、わざとゆっくり読んだり、違うのを足したりします。
逆の場合は少し速く読んだりします。お焼香が終わったら、会館の人がそっと導師の近くに行きますよね。
僕たちは前を向いているので、お焼香が終わったかどうか分からないので知らせているのです。

本来は、お経はお経で、終わってからお焼香なんですが、最近はこうしたパターンで時間短縮をしてるんですよね。お焼香だけで帰られる方も多いので。

お葬式が終わったら、急いで着替えて火葬場に行く準備です。袈裟や衣もきちんと畳まないといけません。
火葬場へは住職が基本的に行くのですが、法事などが重なっている場合は、火葬場→骨上げ→初七日まで僕達がやる事もあります。
初めてのとは火葬場まででした。終わってから骨上げ→初七日は住職が法事後に行きました。

だいたいお葬式の時はこう言った流れですね。
火葬場の最後のお別れの時が、遺族の方々が一番悲しみを爆発させる所です。初めてその場に立ち会った時は、本当に辛かったですね…。 忘れらることができません。

ちなみに大阪では、最後に点火のスイッチを火葬場の方が押されます。しかし九州でのお葬式では、喪主が押すのです。
僕の叔父が亡くなった時に、叔母がボタンを押せずにその場に泣き崩れた事がありました。

しかし、お葬式やこう言った過程を経て行くことで、遺族の方々も故人が亡くなった悲しみに区切りがついて、一つずつ乗り越えていくのだなぁと思いました。
そう考えれば、お葬式は亡くなった方のためのものだけではなく、残った遺族の方々の為のものでもあるなぁと気づかされます。

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https://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2014/12/obousan-tennis.gifhttps://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2014/12/obousan-tennis-300x300.gifタッキーテニスコーチでお坊さんですがなにか?
初めてのお葬式のことは、めちゃくちゃ覚えてます。 お葬式の儀礼と言うのは決められている物があるのですが、実際はお寺によって様々です。 もちろんお経などは同じですが、儀礼で省略したり、逆に付け足したりとかあります。地方によっては「地方節」と呼ばれる独特のフレーズがあったりします。 頭で理解はしていても慣れないと難しいものなのです。 僕は基本的には緊張しないタイプです。ですので、緊張はしませんでしたが、確認を何度もしたのを覚えています。 住職が導師をつとめるので、副導師をしたのですが、儀礼に従って「大きん」を鳴らします。ゴーン!!って鳴らすアレです。 ちゃんと鳴らすタイミングを覚えてやらないと住職と合わなくなるので、結構大変なんです。 葬儀会館でのお葬式だったのですが、控え室に入って時間まで確認し、着替えを手伝い(住職が着る七条袈裟は一人では着れない)、いよいよ開始です。 アナウンスに従って入っていきます。 所定の場所の椅子(キャクロクと言います)に座ってスタート。 終わるまではあっという間でした。 お経の最中にお焼香があるじゃないですか。実は、お焼香が終わるまではお経をもたせてるんです。 お焼香が多くて、お経の長さが足りない時は、わざとゆっくり読んだり、違うのを足したりします。 逆の場合は少し速く読んだりします。お焼香が終わったら、会館の人がそっと導師の近くに行きますよね。 僕たちは前を向いているので、お焼香が終わったかどうか分からないので知らせているのです。 本来は、お経はお経で、終わってからお焼香なんですが、最近はこうしたパターンで時間短縮をしてるんですよね。お焼香だけで帰られる方も多いので。 お葬式が終わったら、急いで着替えて火葬場に行く準備です。袈裟や衣もきちんと畳まないといけません。 火葬場へは住職が基本的に行くのですが、法事などが重なっている場合は、火葬場→骨上げ→初七日まで僕達がやる事もあります。 初めてのとは火葬場まででした。終わってから骨上げ→初七日は住職が法事後に行きました。 だいたいお葬式の時はこう言った流れですね。 火葬場の最後のお別れの時が、遺族の方々が一番悲しみを爆発させる所です。初めてその場に立ち会った時は、本当に辛かったですね…。 忘れらることができません。 ちなみに大阪では、最後に点火のスイッチを火葬場の方が押されます。しかし九州でのお葬式では、喪主が押すのです。 僕の叔父が亡くなった時に、叔母がボタンを押せずにその場に泣き崩れた事がありました。 しかし、お葬式やこう言った過程を経て行くことで、遺族の方々も故人が亡くなった悲しみに区切りがついて、一つずつ乗り越えていくのだなぁと思いました。 そう考えれば、お葬式は亡くなった方のためのものだけではなく、残った遺族の方々の為のものでもあるなぁと気づかされます。