「毎日涙が止まらない、辛すぎてどうしていいかわからない・・・」
「ペットにひどいことをしてしまった、罪悪感で押しつぶされそう」
「このつらさはいつまで続くのでしょうか?どうしたら治るのでしょう?」
そのようなペットロス症候群の苦しみから立ち直るための対処法と予防策をお伝えしていきます。
ペットロスとは
ペットロスは、「ペットの喪失体験」をさします。1970年半ばアメリカの一部専門者らが使っていた「ペットの喪失」が元になった概念です。
軽度のペットロスは自然な反応です
特定の人だけ、と思われがちなペットロス、じつはペットを亡くした方であれば誰でもかかりえる自然な反応というのをご存知でしょうか?
本人は自覚してなくてもじつはペットロスだったということもあります。
たとえば、何年も連れ添い愛してきたペットを亡くした喪失感や悲しみから涙を流すこと。ペットを失った悲しみから流す涙はペットロス(ペット喪失)からくる自然な反応です。ショックで気持ちが落ち込み何も手がつかなくるような一時的な症状もペットロスの症状といえるでしょう。
ですので、ペットロスになったからと言って自分が悪いとか責める必要はありません。
立ち直れないのかなと思っても時間が解決してくれることがあります。
いま泣きたければ泣きたいだけ泣いて心が落ち着くのを待ちましょう。
ペットロスは大きく2つの症状に分けられます
ペットロスはその症状の程度の違いによって2つに分類されます。
一つが、ペットを飼う人なら誰もが陥る可能性がある「定型ペットロス」。
もう一つが、重度の精神症状や身体症状を伴ったり、ペットの死後何年経っても心の傷が癒えずに立ち直ることが困難と思われる「非定型ペットロス」。
この2つがあります。
- 定型ペットロス
- 非定型ペットロス
あなたが前者「定型ペットロス」であれば程度にもよりますが、時間と共に和らぐこともあるものだから心配はありません。しかしその状態が長期に続いてしまうと後者「非定型ペットロス」となり症状が重篤化する危険性があるため早めの対策が望まれます。
一過性の「定型ペットロス」の症状
犬や猫など何年も連れ添い愛してきたペットを亡くした喪失感や悲しみから涙を流したり、ショックで気持ちが落ち込み何も手がつかなくなるなど、一時的に症状がでるペットロスが「定型ペットロス」です。こういったペットの死に際して起こり得る症状は、ペットの死を悼むことができる点で感受性が強く、ペットに強い思い入れがあるといえる点でむしろ正常な反応(=「正常なペットロス」)といえるでしょう。
精神や心理面では・・・
分離不安、後悔や自責の念、涙が止まらない、何もする気がおきない、ペットのことが頭から離れない、集中力や思考力の低下などが一時的に起こります。
心身や行動面では・・・
体調不良、呼吸が浅く速くなる、食欲不振、拒食または過食、睡眠障害(寝付けない、眠りが浅い、悪夢ばかりをみる)、落ち着きがない、ケアレスミスが多くなる、軽度の自律神経失調症、疲労感、脱力感、頭痛、吐き気、動悸、胸の苦しさ、息苦しさ、息切れ、下痢、などが一時的に起こり得ます。
社会的、生活面では・・
社会的引きこもり(外に出たくない、人に会いたくない)、他人のペットを見たくない、情報に触れたくないなど無気力、無関心がおこります。
これらは程度にもよりますが、時間と共に和らぐこともあるものです。
そのため、この段階のペットロス症状でしたら大きな心配はいりません。泣きたいのを抑えることなく泣きたいだけ泣いて、心を解放していくことでやがて時間が解決してくれるものだからです。
重度な場合の「非定型ペットロス」の症状
ペットの死後何年経っても心の傷が癒えずに頭からペットのことが離れないで不安を抱えたり、後悔の念や自責の念で押しつぶされそうになって苦しまれる方もいます。
たかがペットで、と周りは言うかもしれません。しかし実際にこれまで愛してきた強さの分だけ、心に空いた穴の大きさはあまりに大きい。飼い主からすれば「もっとこうしてやればよかった」とか、「あのとき〜してあげられれば良かったのに」と自責の念に苛まれて頭を離れないこともあります。それが重症になると肉体面、精神面、社会生活を営む面で目に見える形で支障がきたされます。
こちらを総称して「非定型ペットロス」と呼び、「正常でないペットロス」または「病的なペットロス」と学術的に言われます。病的というと聞こえが悪いですが、そのまま放置して良くなるものではなく何かしらの治療や対応が必要となるということです。
精神や心理面では・・・
定型ペットロスの症状や悲しみが1ヶ月以上癒えずひどくなっていきます。重度の精神性のうつ病、絶望感、悪夢が連日続く、度重なるフラッシュバック、など症状が見られます。
心身、行動面では・・・
同様に、定型ペットロスの症状や悲しみが1ヶ月以上癒えずひどくなっていきます。重度の身体的なうつ症状、重度の心身症、パニック障害、体重の極端な増減、長期に続く睡眠障害など症状が現れることがあります。
生活面・社会面では・・・
長期の引きこもり、自傷行為や他人を傷つける行為、継続的な幻覚・幻聴などの症状が多く見られます。
症状の期間 | 経過 | 対処法 | |
---|---|---|---|
定型ペットロス | 一過性 | 時間と共によくなる | 時間をかけて悲しみを解放する |
非定型ペットロス | 慢性的 | 1ヶ月以上続く、悪化する | 適切な治療をする |
なぜペットロスが悪化してしまうのか
最初は誰もが経験する「定型ペットロス」であったにも関わらず、なぜ「正常なペットロス」の範囲の軽度のペットロスで立ち直れずに、長期重症化し「病的なペットロス」まで進行してしまうのでしょうか?
ペットロスが悪化する5つの要因
その原因は以下の5つが考えられます。
- ペットロスになりやすい性格だから
- 生前にペット依存の生活だったから
- 死に対する恐怖心が強いから
- 最期の別れを受容できなかったから
- 死後の周囲の対応によるもの
もちろんこれが全てではありません。個人差もあります。しかし、参考になるところを参考にしてもらえたらペットロス克服のヒントになるかもしれません。
では順にみていきましょう。
ペットロスになりやすい性格だから
ペットロスになりやすい性格は、真面目で優しくて気を使いすぎてしまうなど完璧を求めてしまうところにあります。
生前にペット依存の生活だったから
生前ペットに過度に依存して溺愛していると亡くしたときの喪失感はあまりに大きくなります。ペットを可愛がり「うちの子」と思う強い絆で結ばれていた場合は特にこの傾向があります。
そんな「うちの子」とも言えるペットを喪った悲しみは、当事者にしかわからない苦しみです。
ペットロス未経験者とっては、「たかがペットくらいで・・・」かもしれません。しかしペットを愛する者にとっては、人間と見た目や大きさなど姿形が違っても軽く扱えるものではないことを知っておくと良いでしょう。ですが、依存しすぎると別れがつらくなりますでのほどほどの関係を築くことも大切です。
死に対する恐怖心が強いから
死をタブーしするがあまりに、ペットの死を通して不安や恐怖が頭のなかを回ってしまうことがあります。とくに死ぬことを苦しみだと捉えていると死に対する恐怖から身体的症状、精神的症状が現れたりします。
最期の別れを受容できなかったから
死に別れ、生き別れ、そうでない場合とありますが、別れの最後の瞬間に心残りがあるとペットロスになりやすくなります。交通事故や医療事故など不慮の事故の場合、または突然死では納得できるお別れができずに苦しみます。
死後の周囲の対応によるもの
周りから「亡くなったものは仕方ないよ、新しいペットを飼えばいいじゃん」とか、「あなたが泣いてばかりだとペットも成仏できないよ」と心の準備もないときに言われると、それを真にうけて自分を無理やり納得させようとして心に歪みがうまれます。それによって心にわだかまりを抱えたままペットロスに拍車がかかってしまうこともあります。
まずはこちらをご覧ください。
ペットロス未経験者の発言 | ペットロスの当事者の心境 |
---|---|
「たかがペット、また飼えばいいでしょ!」 | (たかがってひどすぎる!ペットをモノみたいに言わないで!!) |
「いつまで泣いてるの!いい加減にしなさい!」 | (こんなに悲しいのに泣いてはダメなの?) |
「元気出してね、頑張ってね!」 | (これ以上どう頑張ればいいの?上っ面なことばかりやめてよ、誰も私の気持ちをわかってくれない…) |
このように、ペットロス当事者にとっての「愛するうちの子」が、ペットロス未経験者にはお金を出せば飼える(買える)「代替可能商品」にしか映らないこともあります。亡くなったのが人間の場合であればしっかり葬儀供養するにも関わらず、ペットの場合はぞんざいに扱ってしまうこともあるでしょう。
問題は、その「命の差別意識」です。
ペットロスなんてくだらない、バカじゃないの?その背景には、ペットと人間の命の重さを天秤にかけての前提があります。ですが、人とペット、姿形は違えど同じ「命」です。見た目の違い、大きさ、種族の違いはあれど、その尊さに変わりないはずです。そこを理解できれば、たかがペットでなんて言えないですし、心からペットを喪った悲しみに寄り添えるのではないでしょうか。
ペットの死の受容プロセス
人間の死も然り、ペットの死も受け入れるまでには段階があります。
受け入れられないときは受け入れられないときです。
ここにエリザベス・キューブラー=ロスが書かれた『死ぬ瞬間』という本があります。
この中では死の受容には5段階あると伝えています。
ペットに置き換えてそれをご紹介しましょう。
第一段階:「拒否」
ペットの死を受け入れられずに認めらない状態です。
ペットの死を現実として受け止められず、ショックで放心状態の段階です。
第二段階:「怒りと後悔」
なぜ自分がこんな目にあうのだと、やり場のない想いから周りや自分またはペット自身に怒りをぶつける段階です。
動物病院の獣医、家族であったり、怒りの矛先が自分に向けられた場合は、後悔や自責の念に苛まれます。ペットの死を認識する時期でもあります。
第三段階:「取引交渉」
お願いですからペットを返してください、と神頼みをする段階です。
自分の命と引き換えにしてもいいからペットを返してくださいなど人智を超えた存在にお願いする段階です。スピリチュアルや宗教などに没頭する方もいます。
第四段階:「悲しみ、抑うつ」
塞ぎ込んでなにもできない落ち込む段階です。怒り、敵意、自責の念といった強い感情が消え去り、涙がでるなど深い悲しみに沈み込む段階です。
涙が溢れてとまらないこともあるでしょう。この段階では心残りのないようしっかり悲しみ尽くしておきましょう。抑うつ状態となるため食欲がでないこともあります。
第五段階:「受容と回復」
ペットの死を受け入れ、新しい人生を歩む段階です。
楽しい、おいしい、幸せといった本来の感情がもどってきて、回復に向かって歩き出せる段階といえるでしょう。
・・・
このように、ペットの死を受け入れるには段階があります。
その道は決して平坦ではありません。行ったり来たり、治ったと思ったらまたぶり返すこともあります。焦らず次の段階へいくよう心がけてみるとよいでしょう。
ペットロス症候群とは・・・
ペットロス症候群、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「ペットロス症候群」は、「症候群」と名前がついているので病気と思われがちです。しかし、それ自体は病気でも病名でもありません。ただそういった状態があるということだけ。ですので、病気ではないので、薬を飲んで治るものとは限らず、特効薬があるわけでなく、これを飲めばバッチリ治るという類いのものはありません。
しかし、ひとつ有効と思われる薬があるのご存知でしょうか?
それは、「日にち薬」というお薬です。
とにかく時間をかけて癒していくこと。時間はかかるものです、そして時間をかければ良いのです。人間がそうであるように、ペットに対しても喪に服す期間も大事になるでしょう。そのように、病院でのお薬による体へからのアプローチに合わせて、時間という薬を使って心に向き合い癒していくことも必要となるのです。
ペットロス体験者に共通する主な症状
ではここからは、より具体的にペットロス体験者に共通する主な症状をみていきましょう。
以下、3つの場合で紹介していきます。
- 精神的な症状
- 身体的な症状
- 社会生活に影響がある症状
精神的な症状
愛する伴侶動物を喪った悲しみが心に及ぼす影響は計り知れず、見た目ではなんともなくても心の中は苦しみで押しつぶされそうなこともあります。
精神的なうつ病
ゆううつな気分が続きふさぎこんだり、不安や焦りがあります。よく使う言葉としては、やばい、つらい、辛すぎる、苦しい、きつい、ひどい、苦痛などがあげられるでしょう。
そんなうつ病には、以下の症状があげられます。
- 不安や孤独感
- 無気力、意欲の低下
- 自責や後悔の念、罪悪感
- 物忘れや頭に会話の内容が入ってこない
不安や孤独感
ペットがいないことに不安や恐怖、絶望を感じます。一人になった心細さを怖い、無理と思うこともあります。また会いたい、もう一度会いたい、ぬくもりを感じたい、そのように一人でいることに虚しさ、寂しさを覚えます。ペットを亡くした喪失感を忘れられずに、ひとりぼっちで悲しい、もう一度ペットに会いたいと願うこともあるでしょう。
さらに、そのストレス状態が長く続くと過剰に心配したり、神経が過敏になったりなど適応障害の症状が見られることもあります。
無気力、意欲の低下
何をしていても楽しくない、やる気がでない、など無気力感や意欲の低下に苛まれます。
つまらない、笑えない、泣けない、楽しくない、だるい、ぼんやりするなど心に穴が空きぽっかり、虚無感を感じることもあるでしょう。
自責や後悔の念、罪悪感
ペットを殺したのは自分みたいなものだ、私のせいだ、最後を看取れなかった、と自責の念や後悔など罪悪感を感じます。責任感が強い人が陥りやすい症状です。
ひどい場合にはPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)により、当時のことをフラッシュバックで思い出したり悪夢を見たり常にイライラしたり、こんなことならもう飼わない、二度と飼わないと何度も頭をかけめぐり、忘れたいのに思い出してしまうこともあります。写真をみたいのに見れないこともあるでしょう。
物忘れや会話の内容が頭に入ってこない
さっき話をした内容を覚えていない、ぼーっとしてしまう、いわゆる認知症、痴呆、記憶障害といった症状がでることがあります。集中力がなくなり記憶力が低下するため、会話の内容がまるで頭に入ってこないなどボケたと思われることもあるでしょう。ミスや忘れ物が頻発し反応速度が遅くなります。
参考 うつ病とはどんな病気?うつ病 こころとからだパニック障害
パニック障害は不安障害のひとつです。
前触れもなく動悸、めまい、息切れなどパニック発作を発症します。
その症状が長く続くと精神崩壊につながることも。また何度も繰り返すとまた起きるのでは再発の予期不安から引きずる、ひどくなる、ぶり返すなどもあります。
情緒不安定
愛するペットを亡くしたストレス、怒り、恨みなどから情緒不安定になり感情の起伏が激しくなり、拒否したりします。また混乱によってどうしたら、どうすれば、どうしたらいいと考えてしまうこともあります。重篤化した際には幻聴・幻覚があったりいわゆるメンヘラに見られる特徴もあるでしょう。うざいという言葉も使うかもしれません。
身体的な症状
一方、ペットロスに陥ると無意識にも精神面からやってくる悲嘆によって肉体面の健康にも影響がでてきます。
たとえば以下のような症状です。
身体的なうつ病
身体的うつ病は、目に見える形で身体に現れるゆううつな気分など反応です。
以下の症状があります。
- よく眠れない
- 食欲の減退、または過食
- 体調不良、具合が悪い
- 悲しみからの倦怠感、脱力感
- 突然涙がでる
よく眠れない
寝たいのに眠れない、睡眠が浅いなどの不眠症、頻繁に目が覚めてしまう中途覚醒、逆に日中眠気に襲われ起きていられない過眠症(ナルコレプシー)など睡眠障害に陥ることがあります。
食欲がない、または過食
食欲がない、ご飯を食べたくないなど食事が取れずに激やせしてしまう拒食症など摂食障害は、味覚障害に陥って味を感じられないこともその原因です。または理性が効かずに必要以上に食べ過ぎてしまう過食症があります。痩せることは悪いことではありませんが、痩せたの程度が行き過ぎた場合は要注意です。
体調不良、具合が悪い
人によって程度、感じ方はまちまちですが、体調の悪さを訴えることがあります。
たとえば、頭痛、めまい、動悸、息苦しさ、吐き気、胸の圧迫感など身体的不快感を覚えたりします。
目に見える形としては、円形脱毛症、蕁麻疹、嘔吐してしまう、下痢、女性の場合は生理不順などが出るものです。具合が悪い、気持ち悪い、と感じたらまずはお医者さんに診てもらいましょう。我慢せず早期の適切な治療が大切です。
悲しみからの倦怠感、脱力感
ペットを亡くしたショックから生きる気力や活力がなくなったり、力が入らない、やる気がおきないなど脱力感や倦怠感を覚えて思うように動けないことがあります。いくら休んでも疲れがとれないので慢性疲労といえるでしょう。
突然涙がでる
突然、涙が溢れて止まらないこともあります。他のペットを見たり思い出したときだけでなく、電車の中、仕事をしている最中など涙がとまらない、号泣して泣いてしまうことがありますが、それは正常な反応です。抑えずに泣きたいだけ泣きましょう。
社会生活に影響がある症状
引きこもり
ペットロスをきっかけに外に出られず引きこもりになるケースもあります。誰にも会いたくない、そのようになると外にでるのも億劫になってしまいます。現実逃避してテレビやゲーム、お酒などに依存しすぎてしまうこともあるでしょう。時間をかけて社会に戻れるようカウンセリングなど社会の助けも必要になります。
ペットの遺品整理ができない
ゲージや思い出の品を捨てられない、ずっと一緒にいたい、そばにおいて忘れたくない、などの理由からペットの遺品整理できずにそのままになってしまうことがあります。決してそれは悪いことではありません。ですが、何年も立ち直れず引きずってしまう原因にもなります。必要があればお焚き上げなどで手放すことも大事となるかもしれません。
介護疲れからの解放による疲れの表面化
これまでピーンと張り詰めた緊張感とともに介護をしてきた愛犬、愛猫はじめ動物のお世話が終わった途端にどっと疲れが表面化してしまうことがあります。解放された安心感から張り詰めていた緊張がほどけたことによります。無理せずこれまでの分休んで体を労ってあげましょう。
さらに重症化した場合
生きてても仕方ないと後追いを考えてしまうこともあります。周囲の理解があれば良いですが、そうでない場合一人で抱え込んでしまうこともあります。思うように立ち直れないほど深刻な場合には、苦しさを理解してくれる信頼できるペットロスカウンセラーや機関に相談しましょう。
また突然死やがんになるのではと恐れることもあるかもしれません。リストカットをしてしまうこともあるかもしれません。そういった恐怖心や行動がでてきたら自分一人で解決が難しいこともありますので、助けを求めましょう。この世界には必ずあなたと同じ苦しみを経験して乗り越えてきた人がいますからね。
これに関しては、やはり人それぞれですので一概には言えませんが、亡くしてすぐに現れるものと、10年、20年と長い年月をかけて現れる遅延性のものがあります。遅延性のペットロスの症状は、ペットと一緒に散歩しなくなった、ストレスでお酒を飲む頻度が増えたなど生活習慣の変化によってもたらされるものです。
ピークは、人それぞれですが、2週間、長くても1ヶ月経っても仕事や家事も戻れない場合は、カウンセラーや医療機関にも相談しましょう。
永遠にずっと続くように思えても後からじわじわやってきてもいつかは乗り越えられるものです。本当に苦しい時はそう思えないこともありますが、焦らず気長に乗り越えていきましょう。
これってペットロスでしょうか?そのように感じたら、ペットロスであるか診断を受けてみましょう。また専門のカウンセラー、医師に相談しましょう。悪化させない、長引かせない努力が大切です。
ペットロスを乗り越え克服するためにできること
では、ペットロスを乗り越えるためにできることをみていきましょう。
- 悲しみを解放させる
- 適切な治療を受ける
- 周りを気にしすぎない
- ペットの幸せを願う
心の悲しみを解放させる
悲しみを押し殺さずに泣きましょう
とにかく泣きたいだけ泣きましょう。ときどき思い出してあげましょう。最後は笑顔になってあげましょう。喪失感からくる涙は自然なことであり、ストレスを解放するなど心の浄化作用があります。
わかってくれる人に話してみましょう
ペットロスはまだ理解されてると言い難い一面がありますが、必ずあなたと同じようにペットを喪った悲しみを理解してくれる人がいます。
家族や友人、ペットと親しい関係者など思い出を語り合ってはいかがでしょう?
ペットロスのカウンセリングを受けましょう
あまりにつらいときは、ペットロスカウンセラーに相談してみましょう。
ペットロスカウンセラーはペットロスに特化した専門のカウンセラーです。
あなたの気持ちに寄り添い、適切なアドバイスをしてくれます。
もしくは、心療内科やメンタルクリニックに相談しましょう。
ペットロス相談に対応した電話相談サービスがあります。
参考
匿名電話相カウンセリングボイスマルシェ
ボイスマルシェは女性限定の有料サービスです。
苦しいときはまずはお試しショートコース25分で試されても良いかもしれません。
傾聴訓練を受けた初心者(ペットロス経験者)のボランティアによる無料電話相談サービスもあります。
参考
ペットロスホットラインペットラヴァーズ・ミーティング
■
ペットラバーズミーティングを利用される際は、サイト内の注意事項をよく読み、電話をかけるようにしましょう。これ以上、あなた一人ですべてを抱え込む必要はありません。吐き出したい気持ちを吐き出していきましょう。
グループミーティングで体験談を共有する
また、同じ悲しみを体験したペットロス経験者が集まる団体が主催するイベント(セミナー、ワークショップ、グループミーティング)に参加するのもひとつです。
グリーフワークとよばれる悲しみのプロセスをケアしていくグリーフケアセラピーを受けるのもよいでしょう。グリーフは「喪失体験がもたらす悲嘆」)という意味です。
悲嘆のあまりに病的になってしまったペットロスを、誰もが経験する正常なペットロスに戻すためにワークを通じて心の苦しみなど感情を吐露し、癒して吐き出していきます。
その他、SNSコミュニティー内で他の方とペットロス体験談、克服のエピソード(気持ちの整理の付け方、どうやって立ち直ったのか?、どうやって吹っ切れた?など)を共有することも克服の近道となるかもしれません。
適切な治療を受ける
病院、専門医の適切な治療を受けましょう
深刻なペットロスの場合は、専門の医療機関の治療を受けながら回復に向かうことも必要になります。
病院でデパスなどの精神安定剤を処方してもらうことが必要になるかもしれません。
その際は精神科医、臨床心理士などの適切な判断に従い用法用量を正しく守りましょう。
ただし副作用が出てきた場合はすぐに相談しましょう。
時間がお薬です。焦らずゆっくりと
早く直そうと焦らないことです。「日づけ薬」といって時間が解決してくれることもあります。
周りを気にしすぎない
周囲の偏見や無理解を気にしないこと
周りがなんて言おうと気にすることはありません。
ですが、周りにほんの少しだけ気持ちを向けていきましょう。
あえて忙しくする、考える時間を減らす
人間何もしないとネガティブな方に考えてしまう生き物です。考えれば考えるほど気持ちが落ち込みます。ですので、スポーツや家の掃除など体を意識的に動かせるアクテビティに挑戦してみましょう。仕事やプライペートで熱中できるものがあればそれに集中して取り組みましょう。気持ちを紛らわすことも大事です。気持ちがむけば友人とカフェにいったり、旅行されてもよいでしょう。模様替えもいいでしょう。家にあるものを思い切って断捨離するのも気持ちの切り替えになりますよ。また逆に、瞑想などで内面に向き合ったりバランスをとっていくことも大事です。やがてペットのことを忘れてしまう時間が増えますが、そうやって自分の心を守ることも生きていく上で大切になります。
ペットの幸せを願う
ペットに謝罪でなく感謝する
ペットにごめんなさい、と言ったのならその分、ありがとうを伝えましょう。謝ってばかりではペット自身も罪悪感にとらわれるというものです。謝罪ではなく感謝を伝えましょう。そのためにできることとして、ペットに手紙を書いたり、日記やブログに思いを綴ってみてはどうでしょう。そして手を合わせて今まで一緒にいてくれたことに感謝をしてあげましょう。
ペットとの思い出を整理する
一緒に過ごせた楽しい日々を思い出して整理していきましょう。その中には悲しい思い出より楽しい思い出がたくさんあったのではないでしょうか。写真を整理しアルバムにする中でペットの思い出を振り返ってみてはいかがでしょう?
とはいえ、忘れたくない、と思ってペットの遺品をそのままにしておくこともあるでしょう。捨てられないときは無理に捨てることはありません。ですが、思い出の品を一旦、目の前から別の場所へ移動することで心が落ち着くのであればそれも大切なことになるでしょう。どうしても捨てられない場合は、大きさにもよりますがお焚き上げができる寺院などでお焚き上げを依頼してみましょう。
お参りや供養してあげましょう
何よりも心の支えになるのは、ペットをご供養することではないでしょうか。
しっかり供養することでペットの死を受け入れられるようになります。
日にちがたっても今からでも供養してあげましょう。
供養のやり方につきましては、こちらの記事に詳しくあります。
参考になさってくださいね。
保護猫ボランティアや保健所のペットのお世話
必要なら新しい子をお迎えすると良いでしょう。ただしペットとの別れの悲しみを紛らわせるために新しいペットを迎えいれると、双方にとって不幸になりますのでオススメできません。ペットが亡くなった直後ではなく、ある程度期間をおいて冷静になって本当に新しいペットを愛していけるかよく考えて迎え入れていきましょう。悲しみを新しいペットへの愛情として注ぐことが目的であれば、飼い主も亡きペットも新しいペットも幸せな結果になるのではないでしょうか。一度検討されてはいかがでしょう。
自殺でなくその子に会う未来のために〜をやりましょう
生きていればこそペットは喜びます。後追いなど自殺をすればペットも悲しみます。
その子に会うその未来のためにできることをやっていきましょう。
ペットロスにならないための対策
ではここからは、ペットロスにならないための対策を以下の、5つ紹介しましょう。
- ペットは人間より寿命が短いと知っておく
- ペットが生きている間に存分に愛してあげること
- 依存せずにほどほどの関係に
- ペット仲間をつくる
- ペットロスに対する正しい知識を持っておく
ペットロスを予防する5つの対策
ペットは人間より寿命が短いと知っておく
犬猫、ハムスター、うさぎ、インコなどペット全般において人間よりその寿命は短く、看取る覚悟は必要です。また命あるもの必ず死の別れがやってきます。どれだけ否定しても反発しても最後の最後は受け入れざるえません。そのことをあらかじめ知っておきましょう。ただそれは必ずしも悲しいことではありません。いずれ天国で会えるという生きる希望でもあるのです。
ペットが生きている間に存分に愛してあげること
死んだらどうしよう、そのように不安がることもあるでしょう。老衰していればなおのこと、死んだあとを想像してしまうこともあるでしょう。ですが、ペットがいま生きてるなら生きてる今こそ、存分にペットに愛情を注いであげましょう。心の底から愛してあげましょう。あのとき〜してやればよかった、そんな後悔を減らすために生きてるいま愛することです。どんな別れになっても心残りがないように愛してあげましょう。
依存せずにほどほどの関係に
ペットをうちの子として愛しすぎるとその別れは、我が身の一部をもぎとられたような苦しみというものでしょう。ですので、依存しすぎることなくペットはペットとある程度割り切った関係を作っておくことが大事になるでしょう。
ペット仲間をつくる
家族、友人など支える体制をつくること
一人では抱えきれない苦しみはあります。いざペットが旅立ったときに助け合える仲間がいてくれること、それが万が一ペットロスが長引いた際の手助けになります。身近でいなければペット仲間をSNS上などで探してもいいでしょう。ですが、可能であればリアルで直接会えるペット仲間を作っておくことが心の保険となるでしょう。
ペットロスに対する正しい知識を持っておく
ここまでに話してきたように、まだまだペットロスの名前を知っていても社会全体では理解されてない傾向もあります。人間のときのように忌引きを取れない企業が多いのが実情ですし、軽く見られがちですが、実際にペットを喪った悲しみはやはり亡くして初めてわかるものです。
ですので、ペットロスに陥るとどういった症状があり、その解決策はなんなのかをよく理解し、正しい知識でペットロスの悲しみやつらさを乗り越えていきましょう。
シーン別にみるペットロス対応
では、ここからはシーン別にみるペットロス対応を紹介していきます。
あなたやあなた以外の方がペットロスに陥ったときにぜひ参考になさってみてください。
以下の、4つのシーンで今回は見ていきます。
- ペットが亡くなる前
- 生き別れ
- 死に別れ
- ペットが旅立ったそのあとで・・・
4つのシーンでみるペットロス対応
ペットが亡くなる前
まだ生きてるけどペットロスが怖いです。
とくに年老いた命であれば、なおのこと死期を感じてますますペットロスに対する恐怖が増幅してしまうに違いないでしょう。余命宣告を受けたり老衰などで時間が短いとその傾向が強くなります。
ですが、生きている間に考えても不安が強くなるだけです。ペットの死後を考えるペットの終活は大事ですが、それに合わせて生きてる間にペットを愛し思い出を作っておきましょう。
生き別れ
愛するペットの生き別れ、たとえば引っ越しで置いて行かざるえられなかった、経済的理由とか、または迷子になって行方不明など生死不明なケースがあります。いずれの場合もペットの身が案じられるものですが、いかなるときも健やかであることを祈って心の安らぎとしていきましょう。会えなくても心の中では生きているのですから・・・
死に別れ
死期が迫って老衰を看取ることもあるでしょうし、交通事故、突然死など急な別れに心の準備ができてなくて受け入れられないこともあるでしょう。若い命で亡くなってしまう子もいます。病死や医療死もあれば見かねて安楽死を選択することもあるでしょう。どんな形で亡くなったとして、それが天寿というものです。医療死であっても、自宅で亡くなってもそれぞれに後悔は残るでしょう。最後を看取れなかったとしたら、それはペットが最後はあなたに見られたくないという優しさかもしれません。安楽死を選んだとしたら、それはあなたの優しさです。慈悲を施したのですから、そんなに自分を責めないでください。殺されてしまったり交通事故で亡くしたときはやり場のない怒りが襲ってくることでしょう。そんなときは心に抑え込むといつか爆発してしまうので、無害な形で外に吐き出していきましょう。突然死、急に亡くなって心が動揺してしまうことでしょう。ですが、命が急に終わったから不幸ではありません。最後の別れを言えなかったとしても、あなたと一緒に過ごしたその日々はペットにとっても忘れられない日々なのですから。若い命、それはあなたのせいではなく天寿だったのです。命が長い、短いは天寿で決まっていたことなのです。だから、自分を責めないでください。身代わりに亡くなったのではなく、そういう運命だっただけの話です。もし身代わりになったと思うなら分これからの人生をペットの分も幸せになって生きていきましょう。老衰で天寿を全うされたなら、最後の最後まで頑張ったことを褒めてあげましょう。
ペットが旅立ったそのあとで・・・
ペットが亡くなったあと喪中、四十九日を経て別れを告げていくわけですが、その過程でのペットロス対応をみていきましょう。
ペットロスなのに泣けない方が多くいらっしゃいます。愛するペットの死という深刻なショックで心が壊れてしまわないよう一種の防衛反応が働いているだけです。心が一時的に停止して感情が麻痺しているだけです。冷淡でも薄情だからでもなく心の中は誰よりも傷ついているかもしれません。ですので、泣けないことを責めずに寄り添ってあげましょう。
ペットが亡くなってすぐ飼うのはひどい?それはペットを愛していないから?新しいペットを飼えば解決できますか?
というと、状況によります。それで癒されることもありますが、ペットは物ではなく命ですので、本当に新しい子を迎え入れて愛せると思えるのでしたらペットロスを乗り越える意味も込めて飼われることを検討されると良いでしょう。
ペット霊園で火葬した納骨したあとで、別のペット霊園にしておけばよかったと後悔の念に苛まれることがありますが、終わったことはもう仕方のないことです。今からでも遅くありませんので、望んだペット霊園に移し替えるか、自宅供養という形を考えられると良いでしょう。
他人のペットロスの接し方
ペットロスの人にかける言葉が見つかりません。なんて声をかければ良いでしょうか?
他の人がペットロスで苦しんでいるときの声かけ、励まし方、褒め方、など対応に困られることもあるでしょう。そこでここでは、ペットロスになっている人に向けての接し方をお伝えしていきます。
家族の場合
家族にとってペットは家族の一員です。ですので、ペットだからと言わずに家族が亡くなったのと同じように対応してあげましょう。
親(大人)
親も人間です。子供に悲しい姿を見せまいと我慢してしまいますが、悲しいときは悲しいでいいのです。大人だって悲しいときは悲しいものです。そして、大人としては心を込めて供養してあげましょう。そういった供養をする姿を見せることでそれを見た子供も命の大切さを学ぶのですから。
子供
泣きじゃくる子供に対して、大人はよくこのようなことを口にします。
もう泣くのをやめなさい!
また飼ってあげるからいいでしょ・・・
たかがペットでなんでそんなに泣くの!
ですが、子供がなくのはペットが物ではなく命あるものと知ってるからです。その優しさを殺すようなことをしないよう泣きたいだけ泣かせてあげましょう。悲しむ姿を否定して人間不信や自己否定に繋がらないようサポートしてあげましょう。
夫婦
お子さんがいない夫婦にとってはペットは子どもそのものです。うちの子がなくなってしまった悲しみは計り知れないものでしょう。ですので、ペットが亡くなった悲しみをまるでお子さんを亡くした悲しみであるように接してあげましょう。
年配者の場合
年配者にとってはペットはよき話し相手と言えるでしょう。それが急にいなくなると喪失感から認知症などを発症することも考えられますので、周りがペットの代わりによく話をきいてあげて支えとなってあげましょう。
単身者の場合
アパートやマンションなどで一人暮らしをする単身者にとって、ペットは同居人でもあり恋人のようなパートナーと言えるでしょう。それがいなくなったことでひとりぼっちになってしまった孤独感に襲われてしまうものです。また、それと同時に仕事などでいつも一緒にいてあげられなかったとしたら、その罪悪感から自責の念にかられることもあります。ですので、単身者のペットロスは引きこもりがちになり一人で抱え込むことが多いのですので、しっかり周りでサポートしてあげましょう。
ペットの場合
ペット自身もペットロスになることがあります。ですが、亡くなったペットの魂はペットの中にもいますので、これまでと変わることなく他のペットにも愛情を捧げていきましょう。
ペットロス克服のための紹介
では、ここからはペットロスを克服していく上であなたの支えになるであろう書籍や音楽、グッズなどを紹介していきます。
つらいときの心の支えにしてみてくださいね。
ペットロス関連ストーリー作品
書籍
ペットロスについてオススメの1冊はこちらです。
>>>Amazon:ありがとう。また逢えるよね。―ペットロス心の相談室
こちらの本は新潟県長岡市の長福寺にある、ペット霊園ソウルメイトの横田晴正さんが書かれた一冊です。
小さい頃から動物を愛し修行された横田さんのエピソードをはじめ、本書の最後にあるペットロスQ&Aには多くの方が救われることでしょう。
虹の橋と雨降り地区のお話
虹の橋
こちらの動画は原作のパロディー(脚色されたもの)ですが、虹の橋のストーリーがよくわかるものです。虐待された動物やこのあとご紹介する雨降り地区の話も載っています。
雨降り地区
故芝山弓子さんの作品です。涙を流してもいいんです。でも、いつかは愛するペットのためにも笑顔になれるといいですね。
映画、動画
僕のワンダフル・ライフ
英語名:Dog’s Purpose
8歳の少年「イーサン」と子犬でゴールデンレトリバーの「ベイリー」が寿命がきた後での生まれ変わり(転生)とその中での使命について考えさせられる物語です。
涙なしには見られないでしょう。
癒しの音楽(曲)
また会おうね…虹の橋で・・・
また会おうね、さようなら。何度もきいても涙がでてきます。
ワンちゃんと過ごした日々を懐かしみ、心にじーんとくる優しい声に心が癒されます
【ペットロスソング】君がいた部屋
猫ちゃんとの日々を歌った音楽です。いつも、いつまでも一緒に。こんなにも愛された猫ちゃん幸せですね。
僕はここにいるよ【ワンコ】
ワンちゃんの気持ちを歌った一曲です。生きていく場所が変わっただけ。
ハーモニカの音色も素敵ですね。
大久保ノブオ 『老犬』
老犬の気持ちを歌った一曲です。思い出を通して愛していた日々に涙があふれます。
今はただ長い息を吐きながら・・・
作品作り、アクテビティ
花やアロマ、ペットの思い出のアルバム作り、詩やポエムを作ったり、絵やイラストを描いたり、写真を撮るなど趣味を通してペットに感謝の意を届けてみてはどうでしょう。とくに心あるお手紙を書くことは心の安寧に繋がります。
日本ペットロス協会
日本ペットロス協会は、神奈川県川崎市にあるペットロスに特化した協会です。
ペットロス当事者だけでなく、ペットロス・カウンセラー養成講座やセミナー、講演会などを主催しています。
あなたの苦しみを今度は同じように苦しんでいる人の支えになってあげてはいかがでしょう?
年会費8000円で入れる友の会など、寄付を含めた会員制度もあります。
ペットロス協会ホームページはこちらです。
参考
日本ペットロス協会(公式ホームページ)日本ペットロス協会
ペット供養グッズ
ペットの供養を通してペットロスのつらい期間を乗る超える方法もあります。
たとえば、こちらのリンク先にあるペットメモリアルグッズではペットの顔写真からぬいぐるみやマグカップ、クッションなどを作ることができます。
供養を通して、ペットと共に心に安らぎを感じてみてはいかがでしょう?
まとめ
さて、いかがでしたか?
ここまで、ペットロスの症状と克服法をお話してきました。
ここに書いてある内容で全てのペットロスが解決するというわけではありませんが、心の支えになる考え方やグッズなどたくさんあったかと思います。
最後になりますが、ペットロスの苦しみを乗り越えるために大事になるのは、途中にも書きましたが泣きたいだけ涙を流して泣くことです。
そして一人ですべてを抱え込むことなく周りに助けを求めることです。
シンプルですが、周りの理解を得られないと自分の中に抱え込んでしまいますので、適度に外へつらい気持ちを吐き出しつつ、ゆっくり時間をかけて乗り越えていきましょう。
■なお、当サイトではペットロスを含めたペット供養の考え方をこちらの記事にまとめてあります。
心がつらくなったときには合わせてご覧くださいね。
あるいは、こちらから直接ペットロスの項目にリンクできます。
では、あなたとあなたのペットの幸せを心より願ってます。
オススメのクリスタル位牌のご紹介
ペットの供養品としていま人気があるのがクリスタル位牌です。
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ペット供養専門店「Pet Momento」では、クリスタル位牌のほかに遺骨ペンダントやミニ骨壷、ペットの姿そのままクッションなどメモリアル商品を多数扱っています。