ペットの終活、最期の過ごし方、かかる費用と選択肢には何があるの?

犬と猫のイメージ

どんなに愛してもペットとの別れはいつかやってきます。

その別れには①ペットが先に旅立つケース②ご自身が先に旅立つケースの2パターンあるわけですが、

いずれにしても胸が引き裂かれる想いとなるものですよね。

だからこそ、お互いに生きているうちからやっておきたいのが「ペットの終活」です。

ペットの終活とは、愛するペットとのお別れに向けての心の準備、またペットとの「終わりのための活動」のこと。

たとえばそれは、ペット終活ノートの作成やアルバムの整理であったり、ペット保険の見直しなど、人間の終活と似た形で最期の別れの準備をしていくことがそれに当たります。

そしてペットとのお別れを事前に想定して準備をしておくことで、飼い主かペットのどちらが先に天国に旅立ったとしても、お互いに心残りのないように最善を尽くすことができるというものです。

ですがお互いにといっても、犬や猫などペットは言葉を話せません。だから飼い主が主体となってペットのために終活を進めていきましょう。

それに終活せず先のことを決めないまま飼い主が不在となると、保健所に引き取られ処分となるケースもあるようです。

そうなっては悲しい結果となりますので、

この記事を通してできることを模索していきましょう。

ペットの終活とは?何をやればいいの?

そもそもペットの終活とはどのようなものなのでしょうか、その全体像をお話しましょう。

人間の「終活」というのはあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

2012年流行語大賞のベスト10に入ったあの「終活」です。

では、人はなぜ終活するのでしょうか?

それは身の回りの身辺整理を通して、天国に旅立つ準備を行うなかで、配偶者やお子さんに資産や財産と故人の遺志を引き継ぐことが理由に挙げられます。
お年寄りの介護と終活

また最期の形をどのようにするかを真剣に模索していく中で、死を迎えるまでの間をいかにポジティブに生きるかの指針となるものとなるというのも理由のひとつになるかもしれませんね。

では、ペットの場合は?

ペットの場合はどうかというと、近年はペットブームや動物愛護の観点からペットも家族の一員という考えが浸透しています。

それというのも、少子化が進む現代の日本では子供の数よりもペットの数のほうが多くなっているからです。
一緒に過ごす時間が多くなっている、そのような現実があるからです。

とにもかくもペットは家族と同じ立ち位置とも考えられる存在になっています。
ペットを抱きしめる女性のイメージ

そのためペットも人間同様、終活の大事な対象として捉えるようになってきました。

ただ、ペットは法律上では、物(ぶつ、もの)として扱われます。
このことについて納得できない飼い主さんもいらっしゃることと思います。ですが法律上の定義はどうであれ、ペットは命あるものです。お金に替えられるものではありませんので他の遺品とは違い、その取り扱いには慎重に行いたいものに違いないですよね。

そのために、ペットの終活で行われる内容は、ペットも一つの個性として大切に扱ってあげてみてはいかがでしょう。何をやるか、いくら費用をかけるかよりも、どんな想いでペットに向き合うのかがペット終活の本質になってくるからです。

ペットの終活でやっておきたい3つのこと

では、ペットの終活で何をやればいいのでしょうか。

その内容や注意点をお話していきましょう。

犬猫にかぎらずいま飼われているペットの終活は、大きく以下の3つを目的として行なっていきましょう。

  • できるだけ多くの思い出をつくる
  • 先のことを想定して事前に準備しておく
  • 後悔がないように今に気持ちを向けていく

とくに終活というと終わりという先のことを考えてペットの終活を行うものですが、それと同じくらいに今実際にいるペットとの時間をいかに有意義にすごしていくか、そちらがもっと大切になってくるものです。

具体的なことはこのあとご紹介していきますが、終活を通してもう一度ペットと過ごす時間をより充実してかけがえのない時間にしていただけたら、それこそがペット終活をやってよかったという結果に繋がるはずです。

さぁ、できるところからペット終活を進めていきましょう。

ペットの終活はいつ始めるのがよいのでしょうか?

ペットの終活はいつまでにといった決められた時期や期日があるわけではありません。

ペット終活それ自体が個々人の自由となるからです。

しかし一度、ペット終活を行うと決めたのであれば、飼う側の飼い主と飼われる側のペットの双方が元気で動けるうちに、というのが望ましいタイミングです。

それというのもペットが老齢となり終末期を迎えてしまうと急なことで焦ってしまうばかりではなく、このあとお伝えするように、急に旅立たれた場合には重度のペットロスに陥る可能性もあるからです。

逆にペットが元気であっても、人間である私たち飼い主が高齢や病気などで思い通りの生活が困難になることだってありえます。そうなるとペットの世話や介護もまた困難になることも予想されるでしょう。

あるいは事故や怪我で急な入院となった場合、ペットを自宅に置き去りにして預け先がないまま入院先で気を揉んでしまうこともあるはず。

ですので、「ペットとのお別れなんて考えるにはまだ早い!」と、ペットが元気なうちは時期を先延ばしにしてしまいがちですが、そんなときだからこそペット終活を始めるタイミングではないでしょうか。

いつかその日はやってきます。
人間もペットも元気なうち、思い立ったが吉日と思ってペットの終活を進めていきましょう。

できるときから少しずつでも進めていきましょう。

ペットの終活をやったほうがいい3つの理由

そもそも論としてペットの終活はやったほうがいいのでしょうか?

ペットの終活をやっておいたほうがいい理由とは?

大きく以下の3つがあげられます。

  • 自身が旅立ったあともペットに幸せで生きてもらうため
  • お互い生きている間のクオリティをあげるため
  • ペットが先に旅立った場合にペットロスになるのを軽減するため

このどれもがペット終活の本質となります。

残されるペットのために、お互いのために、その後を生きていく飼い主自身のために。

ただ、その中でもペット終活を行う最大の目的は、ペットロスの重症化をさけ少しでも苦しみを軽減することにあるといえそうです。

命あるものいつどちらが先に旅立つかわからないものですよね。人間も同じくペットも愛情を傾けて注いできた分だけ亡くなったときの悲しみはどこまでも深く、どうしてあのときもっと大切にしてあげられなかったのだろう・・・と、自責の念で苦しくなってしまうもの。

ましてや突然死や事故死、地震などの災害関連死など心の準備がないまま別れを告げてしまうケースであれば、精神的なショックが大きいものといえるはず。

ですので、ペットのためだけでなくご自身のためにもペットの終活を進めていくことを、オススメしたいのです。

いつかくるペットに別れを告げる2つのケース

ここまでにお話したように我が子のように愛情を注いだペットも、命あるものです。いつかはお別れを告げなくてはならない時がやってきます。

犬猫をはじめ、多くのペットは歳をとるスピードが人間に比べて早く、人間の1年が4年に相当すると言われています。

たとえば、5年間の時間が過ぎたなら人間は5歳としをとっただけですが、ペットはその間に20年もの歳をとったといえるのです。

ですので一般にはペットが先に旅立つことが多く、人間はそれを見送る形となることが多いはず。
しかしお年寄りの一人暮らしで飼われている愛犬や愛猫はそうとも限りません。

先に飼い主が亡くなられた場合は、ペットが飼い主に別れを告げることになります。
ですが、ペットに引き取り手がいない場合、飼い主不在のことから最悪なケースで保健所に引き取られ殺処分となる場合も現実としてあるそうです。

ですのでそういった悲劇を生み出さないためにも、今回この記事ではペットに別れを告げる以下の2パターンに分けてみていきます。

  • ペットが高齢や病気など死期が迫っている場合
  • 飼い主が老齢や病気などペットをおいていくことが想定される場合

以下、先にペットが高齢で死期(終末期)が迫っている場合を取り扱い、その後、飼い主自身の終活としてペットの幸せを考えることをお伝えしていきます。

1、ペットが高齢で死期が迫っている場合

このケースでは、ペットを介護や看護し看取る形となりますので、必要なことは飼い主自身がいかにペットロスに陥ってしまわないか、そのために全力で愛するペットをサポートしてあげることといえるでしょう。

ペットの平均寿命と死因とは・・・

犬猫、ハムスターやうさぎ、インコなどの鳥類に代表されるペットの平均寿命は、同じ犬や猫でも大きさや種類によって異なってきます。また遺伝や食事などの環境などによって個体差があるため一概に言えるものではありません。おおよその目安は以下のようになっています。

犬の平均寿命とかかりやすい病気

犬の寿命は種類によって違いがあり、その寿命は12年から15年程度となります。
振り返るブルッドッグ(犬)のイメージ
一般にチワワなど小型犬であるほど長寿命となる傾向となり、平成30年のペットフード協会調べでは犬全体の平均寿命は14.29歳となっています。
参考 平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査 結果(PDF)一般社団法人 ペットフード協会

犬は生後2年ほどで人間の24歳ほどになります。
そこから1年ごとに人間の4歳〜7歳に換算されるスピードで歳を重ねていきます(小型犬で4歳、中型犬で5歳、大型犬で7歳が加算年齢の目安です)。

犬がかかりやすい病気は、犬種・年齢を問わず外耳炎でありその他、皮膚炎、下痢があげられます。
そして死因のトップ3はガン、心臓病、腎不全となっています。
※犬・猫の死亡原因/日本アニマル倶楽部による

猫の平均寿命やかかりやすい病気

猫の寿命は野外か室内飼いかなど飼育環境によりますが、平成30年のペットフード協会調べでは猫全体の平均寿命は15.32歳であり、14歳から16歳程度と言われています。
眠る猫

猫は生後1年〜1年半で成猫(人間の年齢で20歳前後)となり、そこから1年ごとに人間の時間でおよそ4年に換算されるスピードで、歳を重ねていきます。
かかりやすい病気は幼猫期で下痢などの消化器疾患、若年〜中年期で膀胱炎などの泌尿器疾患、老齢期になるほど腎不全が起きやすくなります。死因トップ3はガン、腎不全、猫伝染性腹膜炎となっています。

うさぎの平均寿命など

ペットとして飼われるうさぎの寿命は5年から10年(平均で8年)ほどと言われています。
うさぎ

うさぎは飼育環境によって寿命が変わり、うさぎの1年は人間の5年から6年に相当すると言われるほど成長が早く、7年ほどで老うさぎという扱いになってきます。
体重が増え肥満になると病気にかかりやすくなるので、日常から健康チェックと定期的な健康診断を行い、健康管理を怠らないようにしていきましょう。

ハムスターの平均寿命など

ハムスターの寿命は2〜3年です。種類によっては1年半程度で寿命に近づき長くても3年半程度の寿命となっています。
ゲージの中のハムスター
かかりやすい病気ではありませんが、ハムスターはゲージから落下して骨折する危険が高いペットです。また熱中症や低体温症で体力を消耗して寿命が縮まる原因となるため注意が必要です。さらには飼育環境(フンの始末や水の交換など衛生状態など)によって病気のかかりやすさが変わりますので、新鮮な水と餌を与え、適切な温度と湿度でストレスを与えないように注意しましょう。

インコの平均寿命など

声まねが得意なことで知られるインコの寿命は種類によって大きく異なります。セキセイインコでは5年から10年程度、オカメインコはそれより長生きで20年程度となっています。
青白いセキセイインコ

インコは食いだめができません。そのため小型のインコであれば1日から2日餌を与え忘れてしまうと、重篤な状態となり死んでしまうこともありえます。体調の良さ悪さはフンの状態によって判断できますので、いつもと違うフンであったり下痢や軟便の際には動物病院で診察してもらうようにしましょう。

そのほか、ペットにはヤモリやイモリなどの爬虫類もいれば、亀などの両生類もいれば熱帯魚などの水棲生物もいることと思います。亀はご存知のように人間よりも長生きなペットであり、ミドリガメであればその寿命は40年以上にもなります。ただ全体的にみて、ペットとして飼われる多くの動物は、人間の寿命よりも短いペットが多いといえそうですね。

死期によくある行動とは

大病を患ったり平均寿命が近づいて死期(終末期)が近くなると、動物には死期にみられる行動傾向がみられるようになります。必ずしも当てはまるわけではありませんが、愛するペットと過ごせる残り時間を知る目安として以下を判断の材料とされてはいかがでしょうか?

犬の場合

老犬のイメージ
犬は死期が近づくと以下のような行動傾向が見られるとされています。

  • 動きが少なくなり反応が鈍くなる
  • 寝ている時間が増える
  • 食欲がなくごはんを食べる量が少なくなる
  • 水を飲まなくなる
  • 代謝が下がり体温が低下する
  • 呼吸が不規則になる
  • 肛門が閉じなくなり、下痢になりやすくなる
  • 痙攣のように手足がばたつかせる

なお、痙攣に関しては神経が過敏となって起こしているケースが多く、飼い主が思うほど
苦しみを感じていないようです。ですので痙攣がおきた場合には声をかけたり撫でて安心させてあげるようにしてあげましょう。

猫の場合

老猫のイメージ
猫の場合は、死期が近づくと目の前から姿を隠すなどの傾向がみられます。
またいつもと違って声で甘えてくることもあります。その理由は死期が近づくと甘えたい心理が強くなることがひとつ。また弱っているときに隠れることによって、敵に襲われても身を守れるという本能的な防衛反応によるものとされています。ただしこのような傾向が見られたからといって、必ずしも死期がせまっていると限らないのであくまで目安と考えてくださいね。

  • 姿を隠して物陰に隠れようとする
  • ご飯を食べる量が減る
  • 呼吸が乱れ口呼吸が多くなる
  • 毛づくろいをしなくなる
  • 目の焦点があわなくなる
  • 粗相することが多くなる

このような行動が総合的に見られたら死期が近づいていると判断することができます。
心配なことがあれば一度動物病院や獣医師がいるペット病院で診察をしてもらい、適切な判断を仰ぎましょう。

では、以上のような行動傾向からペットに死期が迫っているとわかったとき、私たち人間が愛するペットのためにできることとは一体なんでしょうか?

それには、以下のことがあげられます。

  • ペットと生きてる間にできる思い出をつくる
  • ペットの写真や動画を記録に残す
  • 生きているうちからメモリアルグッズを作成する

無理に連れ出すことはありませんが、これまで一緒に旅行や散歩をしてきたのであればペットの体調にも配慮しながら思い出をつくってみてはいかがでしょう。

思い出の場所や散歩コースで一緒に写真を撮るのも思い出になりますね。

ただし、外は交通事故などの危険もありますし、安静が必要な場合もありますのでその点は十分にご注意ください。

そして、生きているうちから作成するペットの写真を用いたメモリアルグッズなどは、ペットが生きている間だからこそ作成しやすい面もあるためオススメとなります。

ペットのメモリアルグッズを作成される場合は、こちらの記事をお読みください。

今すぐ欲しい!何年経っても思い出せるペットのメモリアルグッズ

この記事にあるようなグッズがあることで、いずれペットが旅立つときや別れがきたとしても、ペットが目の前にいない寂しさを思い出として残しておけるため、早めにできるペットロス対策となるものでしょう。

2、飼い主が老齢でペットをおいていく場合

人間もまた命あるものですのでいつかは終わりがやってきます。不本意ながらもペットをこの世においたまま先に旅立つ必要があることもあるでしょう。

その場合、ペットのことが気がかりで心配なまま旅立っては心残りがあるというものです。

そこで、飼い主自身がペットのためにできる終活として以下をご提案いたします。

  • 老犬・老猫ホームによる介護サービス利用の検討
  • ペット保険の加入や見直し
  • ペット信託の申し込みの検討

順にみていきましょう。

老犬猫ホームの介護サービスの検討

眠る犬猫

犬や猫がペットの場合、選択肢のひとつに老犬ホーム、老猫ホームを捜して入所させてもらうやり方があるといえるでしょう。

ご自身の高齢化で世話をすることが困難となったり、急な入院などの際には施設の介護サービスを依頼することで負担なく面倒をみてもらうことができます。

全国的にみて数が多いとはいえませんが東京大阪などの都心部を中心に各地に点在しています。預けられることが可能であればご利用を検討されるとよいでしょう。

料金は施設によりますが、年間の入居初期費用が5〜10万円程度、預かり料金が小型犬から超大型犬の範囲で10〜30万円程度の開きがあり、年間50万円〜90万円程度になります。

また1泊預かりや1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月などの契約形式もあります。

こちらに申し込むことで朝の散歩、朝ごはん、ケア、夕方の散歩、夕ご飯、トイレなどを行なってくれるため安心して預けられることでしょう。

ペット保険の加入や見直し

ペット保険案内

ペット保険加入には条件がありますが、ペットの今後の怪我や病気などに対応して保険金(支払い費用の一部)を受け取れます。その保険金をもとに老齢や病気による補償を受けられるものです。

詳しくはこのあとの「知っておきたいペット保険、信託」の中でお伝えしていきます。

ペット信託の申し込み検討

またペット信託といって、自身の死後または介護施設の入居によってペットと一緒に生活ができなくなったときに、ペットの世話を他人に委託できる仕組みがあります。
ペット信託でなく気の知れた友人などにペットの引き取りなどを依頼することも
できなくはないですが、死後のことはわからないものです。

負担付き遺贈として、遺言に「遺産の一部を使ってペットの世話をしてもらい、ペットが天寿を全うした段階で残りの遺産を渡す」というやり方もありますが、死んだあとでは本当に思い通りにペットの世話をしてくれているか確認しようがありません。

そこで「ペット信託」という制度を使えば、飼い主が生きている間も死んだあとも監査チェックをしてもらえ、契約のため強制力をつけられます。

万が一ペットの世話を途中で放棄した場合にはそれまでの財産の譲渡も失効する形とできるのです。

詳しくはこのあと解説していきますね。

知っておきたいペット保険、信託について

では、ここからはペットのためにできる方策としてペットに万が一のことがあったときを想定した、ペット保険とペット信託についてお話していきましょう。

ペット保険に入っていない場合、ペットには健康保険制度が適応できず自由診療のため、医療の負担は飼い主が100%自己負担という形になっています。

そのため、保険適応できずに多額の金額が必要になることが予想されます。そのような事態を避けるために入っておきたいのが民間のペット保険です。

ペット保険はどうなっているの?

ペット保険には種類が大きく2つあります。

終身タイプ年齢制限タイプです。

終身タイプは、損害保険会社が扱うペット保険であり、定率で補償されます。
一方、年齢制限タイプは小額短期保険会社が扱うペット保険で、概ね10歳まで加入でき実額補償されるものです。

入っておくことでペットの病気や怪我の治療の際に、飼い主が支払った費用の一部を補填してくれます。それによって治療費などの負担を減らせるというものです。補償範囲は各ペット保険会社の規約によって異なり、保険料も対象のペットや年齢によって変わってきます。

より詳細はこちらの参考をご確認くださいね。
参考 ペット保険にはどのような種類があるの?ペット供養仏具専門ガイド

また「ペット損害賠償特約」をオプションで申し込むことによりペットが他人や他のペットを怪我させた場合の補償をしてくれたり、葬儀費用の補填をしてくれる商品タイプのペット保険もあります。

なおペット保険は、基本は犬猫が対象です。その他のハムスターなどの小動物やインコなど鳥類、爬虫類が入れるペット保険はごく少数にかぎられます。

また補償範囲外となる病気や手術費用もあります。
たとえば、ワクチンなどの予防接種費用、歯の治療費、出産・妊娠に関わるお金、避妊・去勢手術費用などは原則補償対象外ですのでのでご注意ください。

ペット保険は基本1年ごとの契約であり、ペットの種類や大きさ、年齢、補償割合によって保険料が異なります。保険料の相場は小型犬の場合10歳未満で、プランと年齢によりますが年間で1万円から最大5万円程度と考えておくとよいでしょう。猫の場合は10歳未満で1万円から3万5千円程度となります。

ペット保険について詳しくは、こちらの記事もお読みください。

ペット保険は実際どこまで補償されるか?契約から解約、亡くなった場合の失効手続きまで

ペット信託はどのように行えばいいの?

さてペット信託というのをご存知でしょうか?
ペット信託とは文字通り「ペットを、信じて誰かに託す」ことです。ペットよりも先に飼い主が亡くなった場合に活用できる契約制度であり、ペット信託の取引をした相手にペットの所有権を渡した上で、遺産などの一部を譲渡し、負担付きの形でペットの世話をしてもらう仕組みとなります。

このペット信託には監視チェックする遺言執行人(ペット信託契約を結ぶ弁護士、行政書士など)がいます。飼い主の死後も遺言通りに世話や介護などを行なっているかを随時チェックしてくれて、万が一、世話を途中で放棄した場合には譲り受ける財産も放棄すると見なされ権利が失効する形となっているのです。

そのため、ただ口約束でペットの世話を依頼するのに比べて、飼い主にとっては安心感があり、間接的にペットに遺産を相続する形とできるため活用したい制度といえるでしょう。

またペット信託として知人などに依頼するのが困難なケースであれば、老犬、老猫ホームなどを信託先として依頼するやり方もありますのでそちらも検討なさってみてください。

なお犬猫以外の動物、鳥やうさぎ、爬虫類などの場合なかなか飼い主が見つからない場合もありますので、早めに新たな飼い主を探しておくと安心です。

一口メモ:ペットに遺産相続できるの?負担付き遺贈について
ペットに遺産を残したい!そのように考えられる飼い主さんもいらっしゃいますが、遺言書に書いたとしても法律上ペットは相続人として認められないため、遺産相続できません。
ですが、先ほど紹介した「ペット信託」や、ペットの所有権を条件付き、負担付きで遺贈することによって間接的にペットに遺産を相続することができます。

それが「負担付き遺贈」と言われるものです。

この際、もっとも大切になるのは本当に大切にペットの世話や飼育を生涯に渡ってしてくれる信頼できる人を、引取先として選定することです。世話人には飼育費用としてエサ代やペットシート、動物病院での治療費、その他ワクチンや管理費用などを取り決めて合意の上で契約することになります。

またそれとは別に「死因贈与契約」と言われるものがあります。

この「死因贈与契約」では生前にペットの世話をしてくれる人と契約を結び、飼い主の死亡時に遺産の一部または全部を贈与する形となるものです。契約者は飼育義務が発生し契約は直ちに実行されますので、飼い主が介護施設に入所する場合や長期入院するときに用いられるとよいでしょう。

この場合も、監査チェックしてくれる遺言執行人を、故人となる飼い主が事前に決めておくことが望ましくなります。遺言執行人として弁護士、司法書士などに依頼できますので、必要の際はご相談されるとよいでしょう。

死期が近づいてきたら事前に考えておきたい7のこと

ではペットに死期が近づいてきたと感じたときに、考えておきたいことには何があるのでしょうか?

限られた残された時間をいかに充実した形に変えていくか、それがもっとも大事なことと言えるのではないでしょうか?

残された時間をどう過ごすか?

このことに的を絞って以下の7つを事前に考えておくと、いざというときに慌てずにすむはずです。

できる限り思い出をつくる

ペットのお別れは避けられないものですが、生きている間であればこそ作れる思い出もたくさんありますよね。

わんちゃんの場合、歩けるうちは散歩にいつも以上に出かけてみてはいかがでしょう。
ドッグランで走ったり、あるいは写真や動画をたくさんとってあとで見返せるようにしておくことも、終末期でなくても普段から行なっておくとよいですよね。

猫ちゃんの場合は、アルバムをつくられてはいかがでしょう。また一緒にいる時間を過ごして優しく撫でてあげることも思い出になりますね。

また、ペットが存命のうちからこれまでに撮影したお写真や動画をまとめ上げていくことも大事なことになります。亡くなったあとでは見返すのもつらいこともありますし、別々に暮らすこととなったときに、お手元にアルバムがあることで想いを馳せることもできるでしょう。

ペットを愛すればこそたくさん写真があると思います。まずは写真データや印刷物を一箇所にまとめて年齢や場所ごとに整理されてみてはいかがでしょう。

病気の治療と日々の健康チェック

終活以前として、いま現に生きているペットのためにできることを尽くしてあげることも愛情の形といえるものですよね。日常の体調の変化を細やかに確認し、健康診断などの健康チェックの機会があれば定期的に診察してもらうようにしましょう。また犬であればフェラリラや狂犬病の予防接種をします。
犬の保険医療イメージ

また尿検査や血液検査を実施して栄養管理にも気をつけていくとよいでしょう。

また病気であれば動物病院や専門の獣医師による医療も必要となってきます。高額になる場合には事前にペット保険に入っていればそこから算出できますが、健康状態でないとペット保険には基本加入できないのでその点注意しましょう。

またかかりつけのホームドクターの定期診察なども必要になりますが、それ以外にも自宅でのペットの痛みを緩和するケアも行なっていくとよいでしょう。

また、動かなくなった大型犬などは床ずれを起こしやすいため定期的に体位を変えて床ずれ防止に努めましょう。

そして、声をかけたり撫でてあげたりなど気持ちを落ち着かせて安心させてあげることも大切になってきます。

エンディングノートを作成しておく

エンディングノートはペットの終活ノートです。

アマゾンなどで購入もできますし、フリーダウンロードできるサイトもあります。

こちらはAmazonで購入できるペット終活ノートの例です。

うちの子のきろく
うちの子のきろく Amazon

中身はこのようになっています(画像はAmazonより)。
うちの子ノートのサンプル 画像出典:Amazon

ご購入はこちら

こういったペットの記録や万が一の際の連絡先を事前に記載しておくことで、ペットだけでなく飼い主自身に不測の事態があっても、その後の飼育や世話を引き継ぐことが容易にできるので安心です。

なお手元にこのようなペット終活ノートがない場合には、購入したり手元に届くまでの間、いまは手元にある気に入ったノートなどにまとめておく形にして、あとから記入するのでも良いものといえるでしょう。

ペット終活ノートには以下の情報を記載しておきましょう。

  • ペットの名前、性別、品種、生年月日、血統書などの出生情報
  • 犬の場合は鑑札番号
  • マイクロチップの登録の有無、ID番号
  • 予防接種の実施の有無、接種日、ワクチンの内容
  • ペットが食べてはいけないもの、アレルギーや持病があるかないか
  • 性格、普段のしつけの仕方、きまったご飯など日常のこと
  • 避妊去勢手術の実施の有無
  • 既往歴(病歴、健康状態をまとめたもの)
  • かかりつけの動物病院の情報、緊急の連絡先など
  • ペット保険の加入の有無
また、飼い主自身の名前や連絡先などもノートを紛失した際の保険として記載しておきましょう。

これらを記載して保管場所は誰でもわかるようにしておきましょう。

また、それに合わせてペットに伝えたい今の気持ちやお礼の言葉を書いておくと心安らぐ時間となることでしょう。

緊急連絡先をまとめておく

緊急対応の病院やかかりつけの獣医など、万が一の際に連絡できる医療機関の連絡先情報をまとめておきましょう。それには先に紹介したペットのエンディングノートなどを活用されることで、緊急時に家族全員が慌てずに対応できるはずです。

万が一の際の、医療などの対応を事前に決めておく

いざとなると適切な判断ができなくなってしまうものですので、延命措置をとるのか、それとも安楽死を選択するかなど家族と動物病院などの獣医師と事前に相談して決めておきましょう。

看取るとなれば、家で看取るのか、それとも動物病院で看取るのか、どのような形で看取りその後の対応(葬儀の手配など)をどうするかまで事前に決めておきます。それによっていざというときに慌てずにすむはずです。

また、飼い主が高齢となって飼い続けることが困難になった場合などで必要であれば、犬の場合は老犬ホームなどに、猫は老猫ホームに預けて介護してもらうなども検討しておくとよいでしょう。

ただし身近にペット対応の老介護ホームがない場合もあります。事前に自宅の近くにないか確認しておきましょう。

さらには、数は少ないですがペットと一緒に入所できる有料老人ホームもあります。
一緒に過ごすというよりも、同じ施設内の別の箇所で飼われることが一般的ですが、そばにいて一緒に過ごせる安心感はあるというものでしょう。

また、他の方がどのようにしてペットを介護しているのか、そういった情報を書籍などで読んでおくことで実際の介護で適切に対応していけることでしょう。

ペット保険の見直し

現在ペット保険に加入しているのであれば、これを機に一度見直しをされてみることも大切となるでしょう。なぜなら、ペットの保険によっては補償範囲が異なってくるからです。

また年齢によってかかる病気が変わってきますので、保険に入るのであればもっともかかりやすい病気や怪我が補償される保険を選ぶようにしていきましょう。

さらにはペットが亡くなったときには解約が必要となりますので事前のその流れを確認しておきましょう。

ペット保険を解約されたい場合はこちらの参考に詳しくまとめてありますのでご覧ください。
参考 ペット保険の解約手続きペット供養仏具専門ガイド

ペットの飼育や引取先などを決めておく

誰が引き取るのか、飼育はだれが引き継ぎ世話をするのか、ごはんや飲み水の交換、トイレの世話など、またペットを管理する上でいくらかかるかなど費用の概算を出しておきましょう。

必要であれば先に紹介したペットの信託を利用されると良いでしょう。
ペットの信託であれば、自身が認知症になった場合でも契約が続くため安心してその後を信託先に預けられます。

生きている間から考えたいペットのご供養

生きているうちから不謹慎と思われる方もいるかもしれません。

ですが、そのときが来てから考えても悲しみからどうしていいのかわからず、ペットロスの苦しみに苛まれてしまうこともありえます。

ですので、ペットが旅立ったときに火葬や葬儀はどうするのか

終末期にどんなことをペットにしてあげられるのか、亡くなってすぐに何が必要となるのかなどを事前に知っておくことが大事になってきます。

そこで、ここではペットのためにできる葬儀と火葬、埋葬や納骨、そして供養方法についてお伝えしていきます。

ペットのお葬式について

ペットのお葬式は人間のお葬式のように大々的に行われることは少ないですが、愛するペットのご供養と飼い主やご家族、またお子さんのペットロスの重篤化を抑えるためにペットの通夜やセレモニーを行うことがあります。

とくにペットの場合、火葬と合わせてセレモニー(告別式)が行われます。

ただし、合同火葬などの場合には他のペットと一緒に火葬される形となるため、個別のセレモニーに立ち会えず遺骨の返骨はありません。

■ペットの葬儀についてはこちらの記事もおよみくださいね。

ペット葬儀(通夜、告別式、火葬)の流れ、手続き、マナーとかかる費用の目安をまとめました

火葬について

ペットの火葬は大きく2つの体系に分類されます。

  • 自治体火葬
  • 民間火葬

この2体系です。

このうち自治体火葬は、そのほとんどが一般廃棄物として焼却されるものですのでペットを愛する方にとっては、心苦しい点もあるかもしれません。ですが、近年では個別に焼却し遺骨を返骨してくれる自治体もあります。まずはお住いの自治体窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

そして民間でのペットの火葬にはその火葬方法によって種類が大きく3つに分類されます。

  • 合同火葬
  • 個別一任火葬
  • 立会い火葬

さらに、この民営火葬の中には専用の火葬施設で火葬する「施設火葬」と、自宅など指定場所に移動火葬車が訪問して火葬してくれる「出張訪問火葬サービス」があり、またはその場で火葬せずにペットの亡骸を引き取って後日遺骨を返却してくれる「引き取り火葬サービス」があります。

施設火葬はペット霊園などが所有する専用火葬炉で火葬してくれる火葬方式であり、立会い火葬であれば火葬に立ち会ってお骨上げを飼い主自身で行うことができます。

訪問火葬サービスではトラブルが多い火葬方式ですので、依頼前に本当に信頼できる火葬業者なのかをホームページ、口コミ、可能であれば事前電話と直接訪問で確認をしておくとのちのちのトラブルにつながりにくく安心です。

■出張火葬サービスについてはこちらにまとめてあります。

ペット訪問火葬は信頼できるの?業者の選び方、トラブル対策と火葬の流れについて

ペットの埋葬や納骨について

ペットの埋葬や納骨をご検討中でしたらその選択肢は多数あります。

まず、ペットを火葬せずにそのまま埋葬する「土葬」を考えている場合には、法律に基づいて行われる必要があります。腐敗臭や病原菌などバクテリアの漏れ出し、動物の掘り返しなどがないようにできる限り深い穴を掘るようにしていきましょう。

■土葬のやり方や注意点はこちらをどうぞ
参考 土葬としての埋葬についてペット供養仏具専門ガイド

そして火葬後の埋葬には、散骨、樹木葬・お花畑葬また自宅の庭への遺骨埋葬があります。

また納骨方法としてペット霊園や対応寺院の合同供養塔、個別墓地に入れる方法もあります。

さらには納骨堂というペット霊園や寺院内のお堂にある納骨棚や納骨ロッカーに、ペットの遺骨が入った骨壷や供養品を安置するといった納骨方法もあるものです。

■納骨できる場所や方法はこちらをおよみください。

ペットの納骨はどうやるの?お墓以外にもある納骨場所、手続きの流れ

それ以外として自宅に骨壷にいれたペットの遺骨を安置する手元供養であったり、ペットの遺骨はペット霊園のお墓などに納め、自宅では位牌やペット仏壇をもちいた自宅供養という形のご供養方法もあります。

そのようにペットの埋葬、納骨、供養には様々な選択肢があるのです。

さらに、ペットと一緒のお墓に入りたいという飼い主の声に応えたお墓のある霊園もあります。

詳しくはこちらの記事をお読みください。

ペットと一緒に入れるお墓、樹木葬、霊園はあるの?埋葬にかかる費用とその注意点

死亡届の提出について

ペットが亡くなったら死亡届の提出は必要なのでしょうか?

はい、犬の場合のみ必要となります。
(正確には、特定動物においても死亡届が必要となります)

犬の場合には、狂犬病予防の観点から死後30日以内に役所に死亡届の提出を行わなければなりません。万が一怠ると、予防接種の案内が届き、受けないことで「狂犬病予防法」違反となって罰金の対象になります。

ですので犬が亡くなった場合は必ず30日以内に届け出ましょう。
犬以外の猫、鳥、ハムスター、うさぎなどであれば死亡届の提出は不要です。

犬の死亡届について詳しくは、こちらの記事もおよみください。

愛犬が亡くなったらどうする?ご遺体の安置方法と死亡届の提出方法まで

ペットの終活にかかる費用

では、ここまでを踏まえてペットの終活にいったいどのくらいの費用がかかるのかを見ていくことにしましょう。

ペットの終活には大きく、以下の費用がかかります。

ペット保険費用
月々の場合1ヶ月1000〜4000円程度

ペットの医療費
ペット保険に入っていない場合は基本全額自己負担となります。
たとえば、
血液検査・・・2500円〜5000円程度
尿検査・・・700円〜1000円程度
などと合算していくと多額の金額になるので事前に調べて急な出費に対応できるようにしておきましょう。
心配な場合はペット保険に加入しておくことを検討されてもよいでしょう。

ペットの葬儀代(火葬など)
火葬料金はペットの種類や大きさ(体重)によって値段が変わり、さらには合同火葬にするか、個別火葬にするかによって大きく異なってきます。
また告別式となるセレモニーを行うかなどによっても異なってきます。
詳しい料金の相場はこちらの参考をご確認ください。
参考 火葬にかかる料金の目安ペット供養仏具専門ガイド

ペット供養代
ペット供養にかかるお金には、ペット仏壇やペット仏具などのご供養品代であったり、お盆やお彼岸、四十九日などの忌日法要にかかるお金があげられます。

具体的な葬儀費用などについてはこちらの記事をおよみください。

ペット供養ガイド/ご遺体の安置方法、火葬、遺骨の扱い方、いつまでも忘れないメモリアルグッズや法要のやり方

このうちペット保険や医療を受けるかどうかは飼い主の意思とペットの種類や健康状態にもよりますし、火葬の形態によって料金が異なってきます。

ペットとの最期の時間、過ごし方

では、ここからはペットが先に旅立つとなったときに考えたい、ペットと最期となる時間の過ごし方をお伝えしていきましょう。

ペットと最後の時間が短いとわかった場合にはペットが苦しんでいるようで大変心が痛むことと思います。ですが、ペットが苦しんでいるように見えたとしても実際には、人間が思うように苦しんでいるわけではないことも考えらえます。ですので必要以上に不安になることはないでしょう。

ただそうは言っても苦しむ姿をみるのは心が痛いものですので、自宅または動物病院などで緩和ケアを行なっていくようにしましょう。

そしてお仕事などもあるかと思いますができれば残りの時間を少しでもペットと一緒に過ごしてあげましょう。そのようにしてペットとの思い出を作り残すことで心の準備ができるとともに、旅立ったあとの後悔を減らしてペットロス症候群に陥ることが減っていくことになります。

またペットロスの原因にはペットにかける愛着が大きいほどかかりやすいため、いずれくる死の別れを受け入れてペットへの愛情を、新たな形に置き換える準備も必要となってくるでしょう。

その一つとして、ペットのエンディングノートの作成や、この記事に書いたペットのためにできるペットの終活をどうぞ試されてみてください。

また、ペットロスについてはこちらの記事もお読みくださいね。

悲しいペットロスの乗り越え方〜症状、予防、グッズまで

この記事のまとめ

いかがでしたか?

ここまでペットの終活としてできることや注意点についてお話してきました。

最後になりますが、大事なことをお伝えします。

ペットの終活でもっとも大事なことは、ペットのためだけに限らず、飼い主自身であるあなたやご家族のために後悔のないようにできる限りを行なっていくことです。

それでもどんなに尽くしても後悔や自責の念は消えるものでありません。ですが最大限にやったのであれば後悔もその分だけ和らいでいくというものでしょう。

事前に用意しておきたいペット仏具はこちらの記事をお読みください。

場面ごとにみるペット仏具一覧 ペットが亡くなってから火葬、法要、ご供養まで

また、当サイトではペットの終活のお手伝いとして、ペットのための仏具やメモリアルグッズを多数取り扱っていますのでそちらも合わせてご覧くださいね。

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それでは、あなたのペットが終活を通していつまでも幸せであることを願っています。

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