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通夜や告別式の場面で最も大事なのは、いかに言葉をかける相手に思いやりの気持ちを伝えるかです。会葬者は遺族へ故人の死を悼み慰める気持ち、遺族は会葬者へ弔問してくれたことへの感謝の気持ちをいかに伝えるかが大事です。喪主は遺族を代表しての挨拶を通して、また故人と深い関係にある人は会葬者を代表して弔辞をすることもあります。

大事な場面だからこそ、失礼のないようにしたい。弔辞や挨拶の基本的な部分を押さえておきましょう。

葬儀や法要でのスピーチ

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弔辞

弔辞は故人と生前に親交のある人が会葬者を代表して故人に捧げる弔いの言葉です。結婚式の祝辞のように何人もやることは少なく、1人や極小数の人に依頼することがほとんどです。

喪主・遺族の挨拶

告別式が終わり、火葬場へ向けて出発する時に、喪主や遺族の代表が会葬者に対して挨拶をすることがほとんどです。また、最近ではお通夜でも最後に喪主が謝辞を述べることが多く、各儀式を締めくくる重要な役割を負っています。

聞く人の心に残る話をするためには

定型文だけにしない

弔辞などのスピーチには古くからの決まり文句・定型文があります。これは葬儀の各シーンや各シチュエーションでの挨拶についてとても参考になる便利なもので、多くの人は定型文をベースに考えることになると思います。

しかし、無難で聞き慣れた定型文は血の通ってない言葉に聞こえることもあります。文章を全て考えるのは難しくとも、定型文をベースに、自分の言葉を入れるようにしましょう。

具体的なエピソードを添える

スピーチに血を通わせるためには、故人との具体的なエピソードを添えるのが効果的です。この時注意しなければならないのは挨拶が長くならないよう、山場にワンポイントで入れることです。具体性を持たせたエピソードを入れつつ、挨拶は簡潔にしなければならないので、やはり事前の準備はしっかりする必要があるのです。

草稿を作り、3分程度にまとめる

弔辞は朗読したらたたみ直して霊前に供えます。まずは草稿を作り、練習しながら最終稿を作りあげるようにします。時間は決まりはないものの、やはり簡潔に済ませなければならないので3分程度に抑えるような原稿にしましょう。
喪主の挨拶では一般に書いたものを見ることができないので、暗唱できるようにしっかりと練習しておきましょう

サル人が標準的なスピードで話すと1分間に360文字程度と言います。なので、弔辞や挨拶は1000文字前後を目安に草稿を作るようにしましょう

弔辞・挨拶で気をつけること

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忌み言葉を避ける

本来は縁起の悪い言葉の代わりに用いられる言葉を指していましたが、現在では縁起の悪い言葉そのものを指して「忌み言葉」と言うことが多いです。

忌み言葉として気をつけなければならないのは不幸が重なること・繰り返されることを連想させる言葉です。「たびたび」「いよいよ」「ますます」などの重ね言葉や、「再三」「また」「さらに」などの繰り返しを連想させる言葉には気をつけなければなりません。

サル忌み言葉ですが現代ではさほど気にしない人も多いようです。あまり神経質になりすぎずに、弔辞や挨拶など予め文章を考えるものに関しては使わないように注意しましょう。

宗教の違いに気をつける

当サイトは仏式を基本的に扱うので深くは触れませんが、神式やキリスト教式の葬儀ももちろんあります。そういった場では、仏教の言葉を使わないように気をつけなければなりません。

用語の違い

例えば、忌明けまでは葬儀を取り仕切る人を「喪主」と呼びますが、忌明けからは「施主」へと呼び方が変わります。香典の「御霊前」と「御仏前」のような言い方の変化があるので、注意しましょう。

サルからの一言

サル

弔辞や喪主の挨拶の基本は短く簡潔に挨拶することです。そういった場合やはり例文を参考に組み立てることが大事です。
例文を参考に、具体的なエピソードを添えるようにして、心のこもった言葉を相手に伝えるように心がけましょう。

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https://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2015/04/speech-1024x576.jpghttps://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2015/04/speech-150x150.jpgおさるお悔やみの言葉・弔辞・挨拶
通夜や告別式の場面で最も大事なのは、いかに言葉をかける相手に思いやりの気持ちを伝えるかです。会葬者は遺族へ故人の死を悼み慰める気持ち、遺族は会葬者へ弔問してくれたことへの感謝の気持ちをいかに伝えるかが大事です。喪主は遺族を代表しての挨拶を通して、また故人と深い関係にある人は会葬者を代表して弔辞をすることもあります。 大事な場面だからこそ、失礼のないようにしたい。弔辞や挨拶の基本的な部分を押さえておきましょう。 葬儀や法要でのスピーチ 弔辞 弔辞は故人と生前に親交のある人が会葬者を代表して故人に捧げる弔いの言葉です。結婚式の祝辞のように何人もやることは少なく、1人や極小数の人に依頼することがほとんどです。 喪主・遺族の挨拶 告別式が終わり、火葬場へ向けて出発する時に、喪主や遺族の代表が会葬者に対して挨拶をすることがほとんどです。また、最近ではお通夜でも最後に喪主が謝辞を述べることが多く、各儀式を締めくくる重要な役割を負っています。 聞く人の心に残る話をするためには 定型文だけにしない 弔辞などのスピーチには古くからの決まり文句・定型文があります。これは葬儀の各シーンや各シチュエーションでの挨拶についてとても参考になる便利なもので、多くの人は定型文をベースに考えることになると思います。 しかし、無難で聞き慣れた定型文は血の通ってない言葉に聞こえることもあります。文章を全て考えるのは難しくとも、定型文をベースに、自分の言葉を入れるようにしましょう。 具体的なエピソードを添える スピーチに血を通わせるためには、故人との具体的なエピソードを添えるのが効果的です。この時注意しなければならないのは挨拶が長くならないよう、山場にワンポイントで入れることです。具体性を持たせたエピソードを入れつつ、挨拶は簡潔にしなければならないので、やはり事前の準備はしっかりする必要があるのです。 草稿を作り、3分程度にまとめる 弔辞は朗読したらたたみ直して霊前に供えます。まずは草稿を作り、練習しながら最終稿を作りあげるようにします。時間は決まりはないものの、やはり簡潔に済ませなければならないので3分程度に抑えるような原稿にしましょう。 喪主の挨拶では一般に書いたものを見ることができないので、暗唱できるようにしっかりと練習しておきましょう 人が標準的なスピードで話すと1分間に360文字程度と言います。なので、弔辞や挨拶は1000文字前後を目安に草稿を作るようにしましょう 弔辞・挨拶で気をつけること 忌み言葉を避ける 本来は縁起の悪い言葉の代わりに用いられる言葉を指していましたが、現在では縁起の悪い言葉そのものを指して「忌み言葉」と言うことが多いです。 忌み言葉として気をつけなければならないのは不幸が重なること・繰り返されることを連想させる言葉です。「たびたび」「いよいよ」「ますます」などの重ね言葉や、「再三」「また」「さらに」などの繰り返しを連想させる言葉には気をつけなければなりません。 忌み言葉ですが現代ではさほど気にしない人も多いようです。あまり神経質になりすぎずに、弔辞や挨拶など予め文章を考えるものに関しては使わないように注意しましょう。 宗教の違いに気をつける 当サイトは仏式を基本的に扱うので深くは触れませんが、神式やキリスト教式の葬儀ももちろんあります。そういった場では、仏教の言葉を使わないように気をつけなければなりません。 用語の違い 例えば、忌明けまでは葬儀を取り仕切る人を「喪主」と呼びますが、忌明けからは「施主」へと呼び方が変わります。香典の「御霊前」と「御仏前」のような言い方の変化があるので、注意しましょう。 サルからの一言 弔辞や喪主の挨拶の基本は短く簡潔に挨拶することです。そういった場合やはり例文を参考に組み立てることが大事です。 例文を参考に、具体的なエピソードを添えるようにして、心のこもった言葉を相手に伝えるように心がけましょう。