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不透明だった葬儀価格を透明化し、明朗会計で追加料金一切不要を掲げ、分かりやすいシンプルな定額プランで年間の葬儀実施件数1万4000件を超えるまでに成長したのがユニクエスト・オンライン(大阪市北区)の「小さなお葬式」というサービスです。

そして同時期に「葬儀料金体系の透明化」をかかげ進出してきたのが流通大手の「イオンのお葬式」です。イオン独自の品質基準を満たした葬儀を実施し、年々着実にシェアを伸ばしてきています。

今回は「葬儀の透明化」を掲げる両社の葬儀プランが具体的にどのように違うのかを徹底比較します。

目次

小さなお葬式とは

葬儀の常識を打ち破る定額サービス&追加料金なしのプラン

小さなお葬式の一番の特徴は、追加料金一切不要の定額プランです。
定額プランは家族葬や直葬、一日葬といった最近増えていきている葬儀ごとのプランがあります。
プランにはそれぞれお葬式に必要な祭壇や棺台、寝台車や運営スタッフの人件費などが全て入っており、追加料金を必要としていません。

葬儀を行う際の一番の不安なポイントは費用に関することではないでしょうか。実際のアンケート調査でも「葬儀社を検討する際に不安に感じたこと」でもっとも高いのが、「葬儀の価格水準」で41.7%、「追加費用」が35.6%と葬儀の価格についての不安が上位を占めています。

小さなお葬式が急速にシェアを伸ばしているのは、分かりやすいシンプルな料金体系が支持を得ているのです。

全国の葬儀社と提携

小さなお葬式は葬儀を行う葬儀社ではなく、葬儀社を紹介するインターネットの葬儀紹介業者という位置づけです。
小さなお葬式の提携葬儀社は一部の離島や山間部を除き全国を網羅しており、急に亡くなった場合でもフリーダイヤルで依頼をすれば1時間以内に病院に駆けつけることのできる体制を整えています。

定額のお布施&檀家不要の僧侶派遣サービス

最近では付き合っている寺がない場合なども多く、その場合は葬儀社の紹介などで新たに檀家となることが多いです。

お葬式の費用で最も悩むポイントがお寺へのお布施です。「お気持ちだけ…」が前提のお布施ですが、実際には読経などのお勤めや授与される戒名のランクごとに金額が変わります。
葬儀社への支払い以上に不透明でわかりづらいのがお布施の実態でした。

小さなお葬式では、僧侶を派遣する「てらくる」というサービスも行っています。
てらくるの特徴もやはり定額で追加料金なしのお布施です。また、派遣された寺院の檀家になる必要はなく、葬儀や法要など一回ごとの付き合いというのもポイントです。

また、最近では海洋散骨や永代供養墓など、お墓や散骨などにも定額のサービスを広げています。

イオンのお葬式とは

イオンも同じく「葬儀料金の明朗化」

イオンも小さなお葬式と同様の明朗会計の葬儀紹介サービスを2009年9月にスタートしており、生前予約している会員は年間2万件に到達するなど、急速にシェアを広げています。(顧客満足93%! 葬儀業界に一石を投じた「イオンのお葬式」)

イオンも消費者需要を取り込み、直葬や家族葬などのプランを扱っています。同時期にスタートした両社が、葬儀業界の透明化を進めているのです。

葬儀に対するイオンの独自基準

イオンの一番の特徴は、特約店が執り行う葬儀について、140からなるイオン独自の品質管理項目を用いて管理していることです。
特約店に対し、葬儀社研修を定期的に開催しており、また葬儀の結果のアンケートから特約店が評価され、上位の葬儀社に優先的に割り振られる仕組みをとって、葬儀の品質を担保しています。

寺院派遣や永代供養墓、樹木葬、ペット葬にも対応

イオンも菩提寺のない人に向けて、僧侶を紹介するサービスを行っています。

また、イオンの永代供養では、全国19箇所の寺院や霊園の永代供養墓を取り扱っており、中には樹木葬などのユニークな墓もあります。
全国に店舗を持つメリットを活かし、各店舗でイオンの終活という終活フェアなども開催しており、終活からお墓まで一体化したサービスを展開することができています。

小さなお葬式とイオンのお葬式の違いは?徹底比較!

【注意】公式サイトの情報、資料請求の情報、コールセンターへの問い合わせの情報に基づく独断による比較です。

最大のライバル!「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」

小さなお葬式とイオンのお葬式は両社ともに追加料金不要の定額のセットプランを展開しています。

サービス 小さなお葬式 イオンのお葬式
火葬式(直葬) 193,000円 198,000円
一日葬 343,000円 348,000円
家族葬 493,000円 398,000円
498,000円
598,000円
一般葬 643,000円 698,000円

全体的には小さなお葬式の方がわずかに価格面では安いです。また、双方とも資料請求でさらに5000円割引が可能です。

家族葬についてはイオンのお葬式が規模に応じたプランを用意していることが分かります。
それぞれのプランを比較していきましょう。

一部地域においては「火葬料金」ではイオンに軍配!

小さなお葬式とイオンのお葬式の定額プランはほとんどが同じですが、火葬料金の扱いについては明確な違いがあります
小さなお葬式が「公営火葬場の市民料金」と設定しているのに対し、イオンは「15,000円まで」と値段を明記しています。

火葬場 小さなお葬式(休憩室含まない) イオンのお葬式(休憩室を含む)
公営(市民料金適用あり) 追加費用無し 15,000円まで追加費用無し
(15,000円以上かかった場合は差額を追加)
公営(市民料金適用なし) 市外料金 – 市民料金の差額
民営・一部エリア 60,000円追加

もちろん、ほとんどの場合は両社ともに公営の火葬場を利用することが前提で、追加費用無しで火葬を済ませることができますが、
一部地域においては追加費用の面で明確に差が生まれています

例えば、東京23区に住んでいる場合は23区内の火葬場はほぼ民営しか選択肢が無く、区内の火葬場を利用する場合は60,000円の追加料金がかかります。(東京23区は公営火葬場の数が少なく、区民・都民料金も高額なので、ほぼ民営しか選択肢のない特殊な地域です。)

しかし、例えば川崎市の北部斎苑や南部斎苑などの公営の火葬場を利用した場合は、川崎市の市外料金30,000円から川崎市の市民料金3,000円を引いた27,000円が追加料金となります。

したがって、小さなお葬式では基本的には市民料金の適用がある火葬場以外では追加料金がかかると思ったほうが良いでしょう。

これに対し、イオンではいかなる場合でも15,000円までは追加費用なしで、15,000円以上かかった場合にはその差額のみの追加で済みます。
23区の例を出せば、東京博善社の火葬場を利用しても59,000-15,000の44,000円、川崎市で火葬をすれば30,000円-15,000円=15,000円で火葬が行えます。

(例)東京都内在住者の場合 小さなお葬式 イオンのお葬式
都内で火葬 60,000円 44,000円
川崎市で火葬 27,000円 15,000円

また、火葬に関して言えば、小さなお葬式は火葬場の休憩室の利用料は含まれておらず、火葬料金のみです。
これに対して、イオンでは休憩室の利用料も含めて15,000円までが追加費用無しの枠になっています。

火葬に関しては、イオンのお葬式に軍配が上がりそうです。

小さなお葬式で60,000円の追加が発生する地域

以下の地域では民営の火葬場を利用する必要があるため、火葬料金が60,000円追加されます。
【東京都】東京23区、狛江市、調布市、三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市、小平市、東大和市、東村山市、西東京市、東久留米市、清瀬市
【埼玉県】八潮市、草加市、川口市、鳩ヶ谷市、蕨市、戸田市、和光市、朝霞市、新座市、志木市
【神奈川県】鎌倉市、逗子市、葉山町

これらの地域では、別地域の公営の火葬場で火葬したほうが追加料金を安く抑えられる場合が多いです。

小さな火葬式 vs イオンの火葬式

火葬のみを行う「直葬プラン」。違いは火葬料金と「遺影の有無」

ここでいう火葬式は、通夜、葬儀・告別式を行わずに火葬場で火葬をする直葬のことを指しています。
小さな火葬式もイオンの火葬式も、直葬に必要なものはセットの中に入っています。

サービス 小さな火葬式 イオン「火葬式」
価格(税込) 193,000円 198,000円
想定人数 火葬場による 5名まで
寝台車 最長50km  最長50km
ドライアイス 最長3日分 最長3日分
枕飾り一式
安置料金 最長3日分 最長3日分
仏衣一式
棺用布団
役所手続き代行
別れ花
遺影写真
運営スタッフ
白木位牌
火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで
骨壷・骨箱
自宅飾り一式

表を見ても、ほとんどのサービスは同様のようです。想定人数の表記は違いますが、イオンも厳密に5名までと定めているわけではなく、あくまでも参考人数なのでここも同様です。

先に述べた火葬料金以外で両社で大きく異なるのは、小さなお葬式では遺影がプランに含まれていない部分です。
これは直葬には必ずしも遺影が必要ではないからであり、遺影を追加する場合は別途15,750円で追加をする必要があるようです。

直葬においては両社はあまり差がない

直葬に関しては小さなお葬式もイオンも、違いは遺影の有無程度です。
もし遺影が必要な場合であっても、小さなお葬式にオプションで頼まずとも、写真プリント会社などに発注すれば、イオンとの差額5,000円以内に収まるので、直葬においては両者はあまり差がないとも言えます。

小さな家族葬 vs イオンの家族葬

最も違いが出ている「家族葬」

家族葬における違いが「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」の一番の違いが出ている分野でしょう。
比較表を見ていきます。

サービス 小さな家族葬 イオン:自宅家族葬 イオン:家族葬50名 イオン:家族葬80名
価格(税込) 493,000円 398,000円 498,000円 598,000円
想定人数 斎場による 15名まで(自宅) 50名まで 80名まで
寝台車 最長50km  最長50km
ドライアイス 最長4日分 最長3日分 最長4日分
枕飾り一式
安置料金 最長4日分 最長4日分
仏衣一式
棺用布団
役所手続き代行
葬儀場利用料 市民料金 自宅を使用 50,000円まで
祭壇 生花祭壇 祭壇装飾 白の花祭壇
ピンクの花祭壇
白木祭壇
遺影写真
受付セット
司会スタッフ
運営スタッフ
式中初七日
白木位牌
マイクロバス
火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで
骨壷・骨箱
自宅飾り一式
会葬礼状 30枚 50枚 80枚

小さなお葬式は「家族葬」、イオンは「家族葬+一般葬」

両社が捉える家族葬が明確に違う事がわかります。
小さなお葬式は会葬礼状の数からしても最大で30名までの小規模なものを想定しているのに対し、
イオンはごく小規模な自宅家族葬50名、80名プランの比較的規模の大きい家族葬にも対応しています。
そのため、イオンの家族葬は規模によっては一般葬と変わらないものになる可能性もあります。

以下は各プランが想定しているであろう葬儀です。

  • 小さな家族葬:近親者とごく親しい人だけで葬儀をやりたい
  • イオンの自宅家族葬:自宅で葬儀が可能であり、近親者とごく親しい人だけで自宅でやりたい
  • イオンの家族葬50:「近親者とごく親しい人だけ」でなく、「一般的なお葬式をやりたい」
  • イオンの家族葬80:「近親者・友人が多い」「豪華にしたい」

自宅で葬儀が可能な人を除けば、より本来の家族葬に近いサービスは小さな家族葬です。
イオンの家族葬では家族葬に対応しているものの、一般葬にも対応しています。

一見するとイオンの方が一般葬にも対応できて便利にも思えますが、
だからと言って、一般葬と呼べるくらい人数を呼んでしまうと、祭壇のサイズが不釣合いで結局上のグレードの祭壇にあげてもらい追加料金がかかってしまうということもあるかもしれません。

きちんと自分が考えている家族葬でプランを決定する必要があります。

式場利用料は、実質的に違いはない

小さなお葬式は提携葬儀社の斎場ではセットプランに含まれており、公営斎場を利用する場合は市民料金までセットに含まれています。
イオンは自宅家族葬はもちろん自宅を利用するので無料、斎場を利用する場合は50,000円までの斎場はセットに含まれており、それを超えると差額を負担するシステムになっています。
もちろん、イオンにおいても提携葬儀社の斎場であれば50,000円以内に収まっています。

したがって、どちらも提携斎場や公営斎場の利用を前提としているのでよほどイレギュラーな事態が起こらない限りは追加料金が発生することはありません。
また、斎場においては火葬場のような特殊な地域は少ないため、公営斎場も民営斎場も比較的充実しているようです。

祭壇の違い

両社では祭壇も違います。

小さな家族葬では仏式から無宗教まで広く対応できる生花祭壇に対し、イオンのお葬式では白とピンクの2種類の生花祭壇から選ぶことができます。(仏式に適した白木祭壇もあります。)
また、イオンの自宅家族葬では、和室・洋室での飾付に対応しています。

小さなお葬式では基本的には生花祭壇のみなのに対し、イオンのお葬式では選択肢が多いことが分かります。
しかし、後述しますが、イオンでは実はオプションも非常に多く用意されています。

祭壇にこだわった結果、追加費用がかかってしまうこともあるので注意が必要です。

火葬場への送迎用マイクロバスの有無

小さなお葬式では送迎用のマイクロバスはついていません。寝台列車に乗れる人以外は自家用車での移動が必要です。
イオンの家族葬では自宅家族葬を除けば、11人以上から利用が可能です。

それほど親しくない親戚などが参列している場合は、送迎バスを用意しておいたほうが無難ですが、家族葬はそもそも身内で行うもの。
対するイオンは一般葬まで想定しているので、マイクロバスもセットプランに入れているようです。

イオンのオリジナル会葬礼状

会葬礼状は枚数だけでなく、実は内容にも違いがあります。
イオンで人気があると言われているのがイオンのオリジナル会葬礼状です。

小さなお葬式をはじめ、定型文で済ませることの多い会葬礼状に対して、故人のエピソードなどを加えたオリジナリティの高い会葬礼状です。電話でエピソードを訪ね、専用のライターが作成し、遺族に確認をとったうえで印刷をします。

小さなお葬式はあくまでも身内の葬儀を想定しているのに対し、イオンは一般葬まで見据えたサービスを充実させていると言えるでしょう。

身内だけでやる家族葬は「小さなお葬式」で十分

家族葬プランにおいては料金プランもサービス内容の選択肢の幅もイオンが充実しています。
では、イオンに完全に軍配があがるかと言えばそうでもないのです。

小さなお葬式が本来の家族葬を想定しているのに対し、イオンは一般葬にまで裾野を広げています
イオンは様々なオプションもイオンとして用意しており、葬儀社にとっては参列者数を増やし、追加オプションを追加してもらうように営業をかける動機があります。

充実のイオンですが、同時に追加オプションで出費する危険性もはらんでいるのです。
対して小さなお葬式では、提携葬儀社によるオプションはあるものの、小さなお葬式としてはそれほどオプションが充実しているわけではありません。

結論としては、身内でやる家族葬は「小さなお葬式」で十分ということです。イオンでやる場合は一般葬も視野に入れている場合です。

小さな一日葬 vs イオンの1日葬

通夜式を省略し、告別式のみで済ませるプラン

「一日葬」というのは通夜式を省略し、告別式のみで済ませる葬儀の形態のことを指します。
通夜の準備に追われることもないので、故人との最後の時間をゆっくりと過ごすことができます。
通夜式を省略するので必然的に参列者を限定した家族葬の規模の葬儀になることが多いようです。

サービス 小さな一日葬 イオン:1日葬
価格(税込) 343,000円 348,000円
想定人数 斎場による 15名まで
寝台車 最長50km  最長50km
ドライアイス 最長3日分 最長3日分
枕飾り一式
安置料金 最長3日分 最長3日分
仏衣一式
棺用布団
役所手続き代行
葬儀場利用料 市民料金 50,000円まで
祭壇 生花祭壇 花祭壇
白木祭壇
遺影写真
受付セット
司会スタッフ
運営スタッフ
式中初七日
白木位牌
マイクロバス
火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで
骨壷・骨箱
自宅飾り一式
会葬礼状 30枚 50枚

あまり差がない両社 イオンは家族葬らしい内容に

ここも直葬プランと同じく両社にあまり差は見られません。
違うのはイオンのオリジナル会葬礼状火葬料金です。

イオンは祭壇の選択肢が白木か花祭壇の2種類になっており、花祭壇は約180cmと小型のものを使用しており、より家族葬らしい内容になっています。
小さなお葬式はどのプランでも約200cmのものを使用しているので、斎場によって差はあるでしょうが、一日葬においては小さなお葬式の方が祭壇は大きいようです。

小さなお葬式「100名までのお葬式」 vs イオン「一般葬120名」

両社ともにいわゆる「一般葬」にあたるプランも用意しています。

サービス 小さなお葬式:100名までのお葬式 イオン:一般葬120名
価格(税込) 643,000円 698,000円
想定人数 100名まで 120名まで
寝台車 最長50km  最長50km
霊柩車 最長50km 最長50km
ドライアイス 最長4日分 最長4日分
枕飾り一式
安置料金 最長4日分 最長4日分
仏衣一式
棺用布団
役所手続き代行
葬儀場利用料 市民料金 50,000円まで
祭壇 生花祭壇+供花一対 白の花祭壇
ピンクの花祭壇
白木祭壇
遺影写真
受付セット
司会スタッフ
運営スタッフ
式中初七日
白木位牌
マイクロバス
火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで
骨壷・骨箱
自宅飾り一式
会葬礼状 200枚 120枚

小さなお葬式は30人〜100人の一般葬〜大規模葬、イオンは80~120人の大規模葬

イオンでは家族葬80名と同じく約270cmサイズのものを利用します。イオンは一日葬では約180cm、家族葬50では約210cmと、規模が大きくなるにつれて祭壇の大きさも変えています。

これに対して小さなお葬式では2メートル×2段の生花祭壇を利用します。これは一日葬や家族葬と同じサイズです。
生花祭壇に加えて供花を一対祭壇に設置しますが、一見すると祭壇本体はイオンの方が充実していると言えそうです。

イオンは「一般葬」と付いているものの、最初から80~120人を想定した事実上の大規模葬です。祭壇や他のセットも大規模葬に相応しいものが最初から用意されているのは当然のことです。

対して小さなお葬式が想定しているのは、小さな家族葬の30人より多い一般葬から100人に近い大規模葬までです。一般葬の範囲であれば、プラン内で大丈夫です。しかし、本当に100人近く集まる場合は、見栄えの問題で祭壇を大きい物に変える必要があるかもしれません。
そのため、価格もイオンよりも55,000円も安く設定されているのです。小さなお葬式は一般葬も含めているがゆえの値段設定なのです。

家族葬に収まらない場合に「小さなお葬式」を

小さなお葬式の一般葬プランを選択する場面というのは、参列者数が家族葬に収まらない場合です。
本当に100人近い参列者になる可能性がある場合は、追加料金で祭壇のグレードをあげる必要のある小さなお葬式よりもイオンの方が安心かもしれません。

寺院手配の比較

菩提寺(お付き合いのあるお寺)がない人に向けて両社は僧侶派遣サービスを行っています。基本的に

  • 追加料金なしの定額お布施
  • 主要宗派対応
  • 寺院の檀家になる必要はない
  • 葬儀・法要ごとの1度きりのお付き合い
  • お勤めの内容(各種読経・普通戒名授与)

は両者ともに共通しています。

お布施の金額ではイオンが1万円安い

お布施はプランごとによって異なります。値段においてはイオンが1万円ほど安いようです。

お勤め 小さなお葬式 イオンのお葬式
火葬式(直葬) 55,000円 45,000円
一日葬 85,000円 75,000円
家族葬 160,000円 150,000円
一般葬 160,000円 150,000円

対応エリアは小さなお葬式が全国対応!

小さなお葬式は全国対応であるのに対し、イオンの対応エリアは埼玉・千葉・東京・かん川・愛知・京都・大阪・兵庫エリアなど都市部を中心としたエリアです。(2015年7月現在)

対応エリアの広さは小さなお葬式の方が優れているようです。

小さなお葬式は法要も

小さなお葬式では葬式後も法事・法要の僧侶派遣が一律45,000円の定額で用意されています。
一方、イオンは四十九日以後の法要についてはコールセンターへのお問い合わせとなっており、金額が明示されていません。

以下は法要の項目ごとの値段です。年忌法要は一周忌や三回忌などの年単位の命日に行う法要です。
イオンの価格はコールセンターに問い合わせたものを掲載しています。(2015年7月現在)

法要 小さなお葬式 イオンのお葬式
四十九日法要 45,000円 45,000円
年忌法要 50,000円
盆法要 30,000円

また、小さなお葬式もイオンも、納骨式を四十九日法要などの当日に行う場合は無料です。
しかし、法事の会場からの移動が発生する場合は両社ともに1万円が追加でかかるようです。

戒名料でも「小さなお葬式」に軍配

また、葬儀のお布施には「普通戒名の授与」が含まれていますが、葬儀後に改めて普通戒名を依頼する場合は、小さなお葬式が20,000円、イオンでは50,000円と、小さなお葬式の方が安いです。
さらに小さなお葬式ではランクごとの戒名授与も定額で行っています。
イオンの価格はコールセンターに問い合わせたものを掲載しています。(2015年7月現在)

戒名のランク 小さなお葬式 イオンのお葬式
信士・信女 20,000円 50,000円
居士・大姉 60,000円 150,000円
院居士・院大姉 200,000円 300,000円

寺院派遣では小さなお葬式の方が安心かも

付き合いのある寺がある場合は問題ありませんが、もしない場合は価格が明示されている小さなお葬式の方が安心かもしれません。
葬儀のお布施はイオンの方が安いですが、その後のお付き合いをする場合は小さなお葬式の方が全体的に安くなりそうです。

永代供養の比較

小さなお葬式も永代供養をスタート!

イオンは先駆けて永代供養墓を行っていましたが、小さなお葬式でも最近新たに永代供養墓のサービスを開始しています。
小さなお葬式の永代供養は総額45,000円で利用することが可能です。合同墓形式で、埋葬料と施設使用料、永代供養料、寺院過去台帳記載料、遺骨の預かり時と納骨法要の読経料、年間管理費などが全て込みで追加費用が一切かかりません
日本全国対応を掲げており、提携寺院も拡大していっています。

大きな特徴は最長2年まで遺骨を個別に安置しておくのも料金内で行うことが可能な点です。永代供養墓に納得していない親戚がいる場合や、考えが変わって一般のお墓に入れたくなった場合にも対応できるのが魅力です。

寺院ごとに特色のあるイオンの永代供養

イオンは寺院によって異なりますが、基本的に35,000円のプランが多く、宗旨宗派不問で追加費用が発生しない払いきりのものが多いです。寺院によっては宗派を限定した納骨堂であったり、樹木葬などのプランも用意されています。
寺院は全国に19箇所があり、全国対応ではないものの他県民であっても利用は可能です。

合同墓形式の永代供養墓だけでなく、個別の永代供養墓や樹木葬など永代供養墓のタイプも充実しているのがメリットです。
しかし、全国にあるわけではないということと、プランによっては別途管理費用などがかかるものもあるので、選ぶ際に注意が必要です。

永代供養は単純な比較はできない

小さなお葬式とイオンの永代供養は単純な比較をすることは難しいです。
小さなお葬式は全国一律のサービスを掲げているので、合同墓にすることが決まっている場合は小さなお葬式の方が分かりやすいかもしれません。

また、葬送の選択肢で言えば小さなお葬式は海洋散骨も一律55,000円で可能です。イオンでも樹木葬などユニークなものを扱っていますし、どのような送り方が適しているかを考えて選ぶようにしましょう。

まとめ:安さを求めるなら「小さなお葬式」、内容を充実させたい場合は「イオンのお葬式」

イオンは内容充実への伸びしろがある

ここまで比較してみると「イオンの方が充実している」という印象があるのではないでしょうか。
実際にイオンは追加のプランもイオン品質で準備しており、祭壇や棺などの葬祭用品のオプションをはじめ、楽器の演奏やメモリアルDVD制作などのサービスも提供しています。
また、永代供養墓などでは寺院ごとに特色のあるサービスを用意しており、より多様性のあるプランを揃えているようです。

裏を返せば、イオンは内容重視の葬儀サービスなので、価格を抑える目的で選ぶ場合、これらのオプションの勧誘に流されずに、必要最小限のものだけを選択する冷静さが必要になります。

小さなお葬式はとにかくシンプル

小さなお葬式はとにかくシンプルです。実施に必要なもの以外は一部を除き基本的には用意されていません。

小さなお葬式で追加が発生する場合は、提携葬儀社が提案するオプションです。
セットプランに含まれていないものを個別に発注すれば当然ですが、追加料金はかかります。

しかし、都内など民営や他の自治体の火葬場を利用せざるを得ない場所や火葬場が混みあって葬儀が伸びたりしない限りは、オプションを頼まなければ追加料金が発生することはありません。

シンプルな葬儀、納得のいく価格の葬儀を望んでいる場合は小さなお葬式はとても優れているといえるでしょう。

どんな葬儀にしたいかで選ぼう!

そもそも家族葬や直葬を選ぶ理由をもう一度立ち返って考える必要があります。
シンプルで納得のいく価格で葬儀をしたいという場合は、「小さなお葬式」が優れいているといえるでしょう。

逆に、費用を明確にしつつ、必要であれば内容を充実させたいという場合は「イオンのお葬式」を選んだ方がよいかもしれません。

追記:小さなお葬式のもう1つのメリット

2013年に小さなお葬式が業界2位のアルファクラブに買収されたというニュースがありました。アルファクラブは冠婚葬祭互助会事業や「さがみ典礼」ブランドでの葬祭事業を行っている会社です。

定額で低価格が特徴の小さなお葬式と創業50年を超えるアルファクラブグループは真反対のビジネスモデルということで、動向が注目されていましたが、現在は両社ともメリットのある提携となっているようです。

小さなお葬式にとっての一番のメリットは関東や東北では随一の斎場数を誇るアルファクラブグループの斎場を利用可能になった点です。アルファクラブグループの斎場はとても充実した設備を有しているので、この点でイオンに対して優位性を持っていると言えるでしょう。

もっと詳しく!

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免責事項

今回の調査は公式サイトの情報、資料請求に掲載されている情報、およびコールセンターへの問い合わせによって得た情報を元に構成しています。
情報の内容を細心の注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。
情報は本記事執筆時である2015年7月のものです。

また、比較については、あくまでも調べた上での筆者の感想であることをご了承ください。

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https://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2015/07/tiisana-vs-aeon-1024x576.jpghttps://memories-in-time.net/wp-content/uploads/2015/07/tiisana-vs-aeon-150x150.jpgおさる小さなお葬式
不透明だった葬儀価格を透明化し、明朗会計で追加料金一切不要を掲げ、分かりやすいシンプルな定額プランで年間の葬儀実施件数1万4000件を超えるまでに成長したのがユニクエスト・オンライン(大阪市北区)の「小さなお葬式」というサービスです。 そして同時期に「葬儀料金体系の透明化」をかかげ進出してきたのが流通大手の「イオンのお葬式」です。イオン独自の品質基準を満たした葬儀を実施し、年々着実にシェアを伸ばしてきています。 今回は「葬儀の透明化」を掲げる両社の葬儀プランが具体的にどのように違うのかを徹底比較します。 小さなお葬式とは 葬儀の常識を打ち破る定額サービス&追加料金なしのプラン 小さなお葬式の一番の特徴は、追加料金一切不要の定額プランです。 定額プランは家族葬や直葬、一日葬といった最近増えていきている葬儀ごとのプランがあります。 プランにはそれぞれお葬式に必要な祭壇や棺台、寝台車や運営スタッフの人件費などが全て入っており、追加料金を必要としていません。 葬儀を行う際の一番の不安なポイントは費用に関することではないでしょうか。実際のアンケート調査でも「葬儀社を検討する際に不安に感じたこと」でもっとも高いのが、「葬儀の価格水準」で41.7%、「追加費用」が35.6%と葬儀の価格についての不安が上位を占めています。 小さなお葬式が急速にシェアを伸ばしているのは、分かりやすいシンプルな料金体系が支持を得ているのです。 全国の葬儀社と提携 小さなお葬式は葬儀を行う葬儀社ではなく、葬儀社を紹介するインターネットの葬儀紹介業者という位置づけです。 小さなお葬式の提携葬儀社は一部の離島や山間部を除き全国を網羅しており、急に亡くなった場合でもフリーダイヤルで依頼をすれば1時間以内に病院に駆けつけることのできる体制を整えています。 定額のお布施&檀家不要の僧侶派遣サービス 最近では付き合っている寺がない場合なども多く、その場合は葬儀社の紹介などで新たに檀家となることが多いです。 お葬式の費用で最も悩むポイントがお寺へのお布施です。「お気持ちだけ…」が前提のお布施ですが、実際には読経などのお勤めや授与される戒名のランクごとに金額が変わります。 葬儀社への支払い以上に不透明でわかりづらいのがお布施の実態でした。 小さなお葬式では、僧侶を派遣する「てらくる」というサービスも行っています。 てらくるの特徴もやはり定額で追加料金なしのお布施です。また、派遣された寺院の檀家になる必要はなく、葬儀や法要など一回ごとの付き合いというのもポイントです。 また、最近では海洋散骨や永代供養墓など、お墓や散骨などにも定額のサービスを広げています。 イオンのお葬式とは イオンも同じく「葬儀料金の明朗化」 イオンも小さなお葬式と同様の明朗会計の葬儀紹介サービスを2009年9月にスタートしており、生前予約している会員は年間2万件に到達するなど、急速にシェアを広げています。(顧客満足93%! 葬儀業界に一石を投じた「イオンのお葬式」) イオンも消費者需要を取り込み、直葬や家族葬などのプランを扱っています。同時期にスタートした両社が、葬儀業界の透明化を進めているのです。 葬儀に対するイオンの独自基準 イオンの一番の特徴は、特約店が執り行う葬儀について、140からなるイオン独自の品質管理項目を用いて管理していることです。 特約店に対し、葬儀社研修を定期的に開催しており、また葬儀の結果のアンケートから特約店が評価され、上位の葬儀社に優先的に割り振られる仕組みをとって、葬儀の品質を担保しています。 寺院派遣や永代供養墓、樹木葬、ペット葬にも対応 イオンも菩提寺のない人に向けて、僧侶を紹介するサービスを行っています。 また、イオンの永代供養では、全国19箇所の寺院や霊園の永代供養墓を取り扱っており、中には樹木葬などのユニークな墓もあります。 全国に店舗を持つメリットを活かし、各店舗でイオンの終活という終活フェアなども開催しており、終活からお墓まで一体化したサービスを展開することができています。 小さなお葬式とイオンのお葬式の違いは?徹底比較! 【注意】公式サイトの情報、資料請求の情報、コールセンターへの問い合わせの情報に基づく独断による比較です。 最大のライバル!「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」 小さなお葬式とイオンのお葬式は両社ともに追加料金不要の定額のセットプランを展開しています。 サービス 小さなお葬式 イオンのお葬式 火葬式(直葬) 193,000円 198,000円 一日葬 343,000円 348,000円 家族葬 493,000円 398,000円 498,000円 598,000円 一般葬 643,000円 698,000円 全体的には小さなお葬式の方がわずかに価格面では安いです。また、双方とも資料請求でさらに5000円割引が可能です。 家族葬についてはイオンのお葬式が規模に応じたプランを用意していることが分かります。 それぞれのプランを比較していきましょう。 一部地域においては「火葬料金」ではイオンに軍配! 小さなお葬式とイオンのお葬式の定額プランはほとんどが同じですが、火葬料金の扱いについては明確な違いがあります。 小さなお葬式が「公営火葬場の市民料金」と設定しているのに対し、イオンは「15,000円まで」と値段を明記しています。 火葬場 小さなお葬式(休憩室含まない) イオンのお葬式(休憩室を含む) 公営(市民料金適用あり) 追加費用無し 15,000円まで追加費用無し (15,000円以上かかった場合は差額を追加) 公営(市民料金適用なし) 市外料金 - 市民料金の差額 民営・一部エリア 60,000円追加 もちろん、ほとんどの場合は両社ともに公営の火葬場を利用することが前提で、追加費用無しで火葬を済ませることができますが、 一部地域においては追加費用の面で明確に差が生まれています。 例えば、東京23区に住んでいる場合は23区内の火葬場はほぼ民営しか選択肢が無く、区内の火葬場を利用する場合は60,000円の追加料金がかかります。(東京23区は公営火葬場の数が少なく、区民・都民料金も高額なので、ほぼ民営しか選択肢のない特殊な地域です。) しかし、例えば川崎市の北部斎苑や南部斎苑などの公営の火葬場を利用した場合は、川崎市の市外料金30,000円から川崎市の市民料金3,000円を引いた27,000円が追加料金となります。 したがって、小さなお葬式では基本的には市民料金の適用がある火葬場以外では追加料金がかかると思ったほうが良いでしょう。 これに対し、イオンではいかなる場合でも15,000円までは追加費用なしで、15,000円以上かかった場合にはその差額のみの追加で済みます。 23区の例を出せば、東京博善社の火葬場を利用しても59,000-15,000の44,000円、川崎市で火葬をすれば30,000円-15,000円=15,000円で火葬が行えます。 (例)東京都内在住者の場合 小さなお葬式 イオンのお葬式 都内で火葬 60,000円 44,000円 川崎市で火葬 27,000円 15,000円 また、火葬に関して言えば、小さなお葬式は火葬場の休憩室の利用料は含まれておらず、火葬料金のみです。 これに対して、イオンでは休憩室の利用料も含めて15,000円までが追加費用無しの枠になっています。 火葬に関しては、イオンのお葬式に軍配が上がりそうです。 小さなお葬式で60,000円の追加が発生する地域 以下の地域では民営の火葬場を利用する必要があるため、火葬料金が60,000円追加されます。 【東京都】東京23区、狛江市、調布市、三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市、小平市、東大和市、東村山市、西東京市、東久留米市、清瀬市 【埼玉県】八潮市、草加市、川口市、鳩ヶ谷市、蕨市、戸田市、和光市、朝霞市、新座市、志木市 【神奈川県】鎌倉市、逗子市、葉山町 これらの地域では、別地域の公営の火葬場で火葬したほうが追加料金を安く抑えられる場合が多いです。 小さな火葬式 vs イオンの火葬式 火葬のみを行う「直葬プラン」。違いは火葬料金と「遺影の有無」 ここでいう火葬式は、通夜、葬儀・告別式を行わずに火葬場で火葬をする直葬のことを指しています。 小さな火葬式もイオンの火葬式も、直葬に必要なものはセットの中に入っています。 サービス 小さな火葬式 イオン「火葬式」 価格(税込) 193,000円 198,000円 想定人数 火葬場による 5名まで 寝台車 最長50km  最長50km ドライアイス 最長3日分 最長3日分 枕飾り一式 ◯ ◯ 安置料金 最長3日分 最長3日分 棺 ◯ ◯ 仏衣一式 ◯ ◯ 棺用布団 ◯ ◯ 役所手続き代行 ◯ ◯ 別れ花 ◯ ◯ 遺影写真 ☓ ◯ 運営スタッフ ◯ ◯ 白木位牌 ◯ ◯ 火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで 骨壷・骨箱 ◯ ◯ 自宅飾り一式 ◯ ◯ 表を見ても、ほとんどのサービスは同様のようです。想定人数の表記は違いますが、イオンも厳密に5名までと定めているわけではなく、あくまでも参考人数なのでここも同様です。 先に述べた火葬料金以外で両社で大きく異なるのは、小さなお葬式では遺影がプランに含まれていない部分です。 これは直葬には必ずしも遺影が必要ではないからであり、遺影を追加する場合は別途15,750円で追加をする必要があるようです。 直葬においては両社はあまり差がない 直葬に関しては小さなお葬式もイオンも、違いは遺影の有無程度です。 もし遺影が必要な場合であっても、小さなお葬式にオプションで頼まずとも、写真プリント会社などに発注すれば、イオンとの差額5,000円以内に収まるので、直葬においては両者はあまり差がないとも言えます。 小さな家族葬 vs イオンの家族葬 最も違いが出ている「家族葬」 家族葬における違いが「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」の一番の違いが出ている分野でしょう。 比較表を見ていきます。 サービス 小さな家族葬 イオン:自宅家族葬 イオン:家族葬50名 イオン:家族葬80名 価格(税込) 493,000円 398,000円 498,000円 598,000円 想定人数 斎場による 15名まで(自宅) 50名まで 80名まで 寝台車 最長50km  最長50km ドライアイス 最長4日分 最長3日分 最長4日分 枕飾り一式 ◯ ◯ 安置料金 最長4日分 最長4日分 棺 ◯ ◯ 仏衣一式 ◯ ◯ 棺用布団 ◯ ◯ 役所手続き代行 ◯ ◯ 葬儀場利用料 市民料金 自宅を使用 50,000円まで 祭壇 生花祭壇 祭壇装飾 白の花祭壇 ピンクの花祭壇 白木祭壇 遺影写真 ◯ ◯ 受付セット ◯ ◯ 司会スタッフ ◯ ◯ 運営スタッフ ◯ ◯ 式中初七日 ◯ ◯ 白木位牌 ◯ ◯ マイクロバス ☓ ☓ ◯ ◯ 火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで 骨壷・骨箱 ◯ ◯ 自宅飾り一式 ◯ ◯ 会葬礼状 30枚 50枚 80枚 小さなお葬式は「家族葬」、イオンは「家族葬+一般葬」 両社が捉える家族葬が明確に違う事がわかります。 小さなお葬式は会葬礼状の数からしても最大で30名までの小規模なものを想定しているのに対し、 イオンはごく小規模な自宅家族葬と50名、80名プランの比較的規模の大きい家族葬にも対応しています。 そのため、イオンの家族葬は規模によっては一般葬と変わらないものになる可能性もあります。 以下は各プランが想定しているであろう葬儀です。 小さな家族葬:近親者とごく親しい人だけで葬儀をやりたい イオンの自宅家族葬:自宅で葬儀が可能であり、近親者とごく親しい人だけで自宅でやりたい イオンの家族葬50:「近親者とごく親しい人だけ」でなく、「一般的なお葬式をやりたい」 イオンの家族葬80:「近親者・友人が多い」「豪華にしたい」 自宅で葬儀が可能な人を除けば、より本来の家族葬に近いサービスは小さな家族葬です。 イオンの家族葬では家族葬に対応しているものの、一般葬にも対応しています。 一見するとイオンの方が一般葬にも対応できて便利にも思えますが、 だからと言って、一般葬と呼べるくらい人数を呼んでしまうと、祭壇のサイズが不釣合いで結局上のグレードの祭壇にあげてもらい追加料金がかかってしまうということもあるかもしれません。 きちんと自分が考えている家族葬でプランを決定する必要があります。 式場利用料は、実質的に違いはない 小さなお葬式は提携葬儀社の斎場ではセットプランに含まれており、公営斎場を利用する場合は市民料金までセットに含まれています。 イオンは自宅家族葬はもちろん自宅を利用するので無料、斎場を利用する場合は50,000円までの斎場はセットに含まれており、それを超えると差額を負担するシステムになっています。 もちろん、イオンにおいても提携葬儀社の斎場であれば50,000円以内に収まっています。 したがって、どちらも提携斎場や公営斎場の利用を前提としているのでよほどイレギュラーな事態が起こらない限りは追加料金が発生することはありません。 また、斎場においては火葬場のような特殊な地域は少ないため、公営斎場も民営斎場も比較的充実しているようです。 祭壇の違い 両社では祭壇も違います。 小さな家族葬では仏式から無宗教まで広く対応できる生花祭壇に対し、イオンのお葬式では白とピンクの2種類の生花祭壇から選ぶことができます。(仏式に適した白木祭壇もあります。) また、イオンの自宅家族葬では、和室・洋室での飾付に対応しています。 小さなお葬式では基本的には生花祭壇のみなのに対し、イオンのお葬式では選択肢が多いことが分かります。 しかし、後述しますが、イオンでは実はオプションも非常に多く用意されています。 祭壇にこだわった結果、追加費用がかかってしまうこともあるので注意が必要です。 火葬場への送迎用マイクロバスの有無 小さなお葬式では送迎用のマイクロバスはついていません。寝台列車に乗れる人以外は自家用車での移動が必要です。 イオンの家族葬では自宅家族葬を除けば、11人以上から利用が可能です。 それほど親しくない親戚などが参列している場合は、送迎バスを用意しておいたほうが無難ですが、家族葬はそもそも身内で行うもの。 対するイオンは一般葬まで想定しているので、マイクロバスもセットプランに入れているようです。 イオンのオリジナル会葬礼状 会葬礼状は枚数だけでなく、実は内容にも違いがあります。 イオンで人気があると言われているのがイオンのオリジナル会葬礼状です。 小さなお葬式をはじめ、定型文で済ませることの多い会葬礼状に対して、故人のエピソードなどを加えたオリジナリティの高い会葬礼状です。電話でエピソードを訪ね、専用のライターが作成し、遺族に確認をとったうえで印刷をします。 小さなお葬式はあくまでも身内の葬儀を想定しているのに対し、イオンは一般葬まで見据えたサービスを充実させていると言えるでしょう。 身内だけでやる家族葬は「小さなお葬式」で十分 家族葬プランにおいては料金プランもサービス内容の選択肢の幅もイオンが充実しています。 では、イオンに完全に軍配があがるかと言えばそうでもないのです。 小さなお葬式が本来の家族葬を想定しているのに対し、イオンは一般葬にまで裾野を広げています。 イオンは様々なオプションもイオンとして用意しており、葬儀社にとっては参列者数を増やし、追加オプションを追加してもらうように営業をかける動機があります。 充実のイオンですが、同時に追加オプションで出費する危険性もはらんでいるのです。 対して小さなお葬式では、提携葬儀社によるオプションはあるものの、小さなお葬式としてはそれほどオプションが充実しているわけではありません。 結論としては、身内でやる家族葬は「小さなお葬式」で十分ということです。イオンでやる場合は一般葬も視野に入れている場合です。 小さな一日葬 vs イオンの1日葬 通夜式を省略し、告別式のみで済ませるプラン 「一日葬」というのは通夜式を省略し、告別式のみで済ませる葬儀の形態のことを指します。 通夜の準備に追われることもないので、故人との最後の時間をゆっくりと過ごすことができます。 通夜式を省略するので必然的に参列者を限定した家族葬の規模の葬儀になることが多いようです。 サービス 小さな一日葬 イオン:1日葬 価格(税込) 343,000円 348,000円 想定人数 斎場による 15名まで 寝台車 最長50km  最長50km ドライアイス 最長3日分 最長3日分 枕飾り一式 ◯ ◯ 安置料金 最長3日分 最長3日分 棺 ◯ ◯ 仏衣一式 ◯ ◯ 棺用布団 ◯ ◯ 役所手続き代行 ◯ ◯ 葬儀場利用料 市民料金 50,000円まで 祭壇 生花祭壇 花祭壇 白木祭壇 遺影写真 ◯ ◯ 受付セット ◯ ◯ 司会スタッフ ◯ ◯ 運営スタッフ ◯ ◯ 式中初七日 ◯ ◯ 白木位牌 ◯ ◯ マイクロバス ◯ ◯ 火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで 骨壷・骨箱 ◯ ◯ 自宅飾り一式 ◯ ◯ 会葬礼状 30枚 50枚 あまり差がない両社 イオンは家族葬らしい内容に ここも直葬プランと同じく両社にあまり差は見られません。 違うのはイオンのオリジナル会葬礼状と火葬料金です。 イオンは祭壇の選択肢が白木か花祭壇の2種類になっており、花祭壇は約180cmと小型のものを使用しており、より家族葬らしい内容になっています。 小さなお葬式はどのプランでも約200cmのものを使用しているので、斎場によって差はあるでしょうが、一日葬においては小さなお葬式の方が祭壇は大きいようです。 小さなお葬式「100名までのお葬式」 vs イオン「一般葬120名」 両社ともにいわゆる「一般葬」にあたるプランも用意しています。 サービス 小さなお葬式:100名までのお葬式 イオン:一般葬120名 価格(税込) 643,000円 698,000円 想定人数 100名まで 120名まで 寝台車 最長50km  最長50km 霊柩車 最長50km 最長50km ドライアイス 最長4日分 最長4日分 枕飾り一式 ◯ ◯ 安置料金 最長4日分 最長4日分 棺 ◯ ◯ 仏衣一式 ◯ ◯ 棺用布団 ◯ ◯ 役所手続き代行 ◯ ◯ 葬儀場利用料 市民料金 50,000円まで 祭壇 生花祭壇+供花一対 白の花祭壇 ピンクの花祭壇 白木祭壇 遺影写真 ◯ ◯ 受付セット ◯ ◯ 司会スタッフ ◯ ◯ 運営スタッフ ◯ ◯ 式中初七日 ◯ ◯ 白木位牌 ◯ ◯ マイクロバス ◯ ◯ 火葬料金 公営火葬場の市民料金 15,000円まで 骨壷・骨箱 ◯ ◯ 自宅飾り一式 ◯ ◯ 会葬礼状 200枚 120枚 小さなお葬式は30人〜100人の一般葬〜大規模葬、イオンは80~120人の大規模葬 イオンでは家族葬80名と同じく約270cmサイズのものを利用します。イオンは一日葬では約180cm、家族葬50では約210cmと、規模が大きくなるにつれて祭壇の大きさも変えています。 これに対して小さなお葬式では2メートル×2段の生花祭壇を利用します。これは一日葬や家族葬と同じサイズです。 生花祭壇に加えて供花を一対祭壇に設置しますが、一見すると祭壇本体はイオンの方が充実していると言えそうです。 イオンは「一般葬」と付いているものの、最初から80~120人を想定した事実上の大規模葬です。祭壇や他のセットも大規模葬に相応しいものが最初から用意されているのは当然のことです。 対して小さなお葬式が想定しているのは、小さな家族葬の30人より多い一般葬から100人に近い大規模葬までです。一般葬の範囲であれば、プラン内で大丈夫です。しかし、本当に100人近く集まる場合は、見栄えの問題で祭壇を大きい物に変える必要があるかもしれません。 そのため、価格もイオンよりも55,000円も安く設定されているのです。小さなお葬式は一般葬も含めているがゆえの値段設定なのです。 家族葬に収まらない場合に「小さなお葬式」を 小さなお葬式の一般葬プランを選択する場面というのは、参列者数が家族葬に収まらない場合です。 本当に100人近い参列者になる可能性がある場合は、追加料金で祭壇のグレードをあげる必要のある小さなお葬式よりもイオンの方が安心かもしれません。 寺院手配の比較 菩提寺(お付き合いのあるお寺)がない人に向けて両社は僧侶派遣サービスを行っています。基本的に 追加料金なしの定額お布施 主要宗派対応 寺院の檀家になる必要はない 葬儀・法要ごとの1度きりのお付き合い お勤めの内容(各種読経・普通戒名授与) は両者ともに共通しています。 お布施の金額ではイオンが1万円安い お布施はプランごとによって異なります。値段においてはイオンが1万円ほど安いようです。 お勤め 小さなお葬式 イオンのお葬式 火葬式(直葬) 55,000円 45,000円 一日葬 85,000円 75,000円 家族葬 160,000円 150,000円 一般葬 160,000円 150,000円 対応エリアは小さなお葬式が全国対応! 小さなお葬式は全国対応であるのに対し、イオンの対応エリアは埼玉・千葉・東京・かん川・愛知・京都・大阪・兵庫エリアなど都市部を中心としたエリアです。(2015年7月現在) 対応エリアの広さは小さなお葬式の方が優れているようです。 小さなお葬式は法要も 小さなお葬式では葬式後も法事・法要の僧侶派遣が一律45,000円の定額で用意されています。 一方、イオンは四十九日以後の法要についてはコールセンターへのお問い合わせとなっており、金額が明示されていません。 以下は法要の項目ごとの値段です。年忌法要は一周忌や三回忌などの年単位の命日に行う法要です。 イオンの価格はコールセンターに問い合わせたものを掲載しています。(2015年7月現在) 法要 小さなお葬式 イオンのお葬式 四十九日法要 45,000円 45,000円 年忌法要 50,000円 盆法要 30,000円 また、小さなお葬式もイオンも、納骨式を四十九日法要などの当日に行う場合は無料です。 しかし、法事の会場からの移動が発生する場合は両社ともに1万円が追加でかかるようです。 戒名料でも「小さなお葬式」に軍配 また、葬儀のお布施には「普通戒名の授与」が含まれていますが、葬儀後に改めて普通戒名を依頼する場合は、小さなお葬式が20,000円、イオンでは50,000円と、小さなお葬式の方が安いです。 さらに小さなお葬式ではランクごとの戒名授与も定額で行っています。 イオンの価格はコールセンターに問い合わせたものを掲載しています。(2015年7月現在) 戒名のランク 小さなお葬式 イオンのお葬式 信士・信女 20,000円 50,000円 居士・大姉 60,000円 150,000円 院居士・院大姉 200,000円 300,000円 寺院派遣では小さなお葬式の方が安心かも 付き合いのある寺がある場合は問題ありませんが、もしない場合は価格が明示されている小さなお葬式の方が安心かもしれません。 葬儀のお布施はイオンの方が安いですが、その後のお付き合いをする場合は小さなお葬式の方が全体的に安くなりそうです。 永代供養の比較 小さなお葬式も永代供養をスタート! イオンは先駆けて永代供養墓を行っていましたが、小さなお葬式でも最近新たに永代供養墓のサービスを開始しています。 小さなお葬式の永代供養は総額45,000円で利用することが可能です。合同墓形式で、埋葬料と施設使用料、永代供養料、寺院過去台帳記載料、遺骨の預かり時と納骨法要の読経料、年間管理費などが全て込みで追加費用が一切かかりません。 日本全国対応を掲げており、提携寺院も拡大していっています。 大きな特徴は最長2年まで遺骨を個別に安置しておくのも料金内で行うことが可能な点です。永代供養墓に納得していない親戚がいる場合や、考えが変わって一般のお墓に入れたくなった場合にも対応できるのが魅力です。 寺院ごとに特色のあるイオンの永代供養 イオンは寺院によって異なりますが、基本的に35,000円のプランが多く、宗旨宗派不問で追加費用が発生しない払いきりのものが多いです。寺院によっては宗派を限定した納骨堂であったり、樹木葬などのプランも用意されています。 寺院は全国に19箇所があり、全国対応ではないものの他県民であっても利用は可能です。 合同墓形式の永代供養墓だけでなく、個別の永代供養墓や樹木葬など永代供養墓のタイプも充実しているのがメリットです。 しかし、全国にあるわけではないということと、プランによっては別途管理費用などがかかるものもあるので、選ぶ際に注意が必要です。 永代供養は単純な比較はできない 小さなお葬式とイオンの永代供養は単純な比較をすることは難しいです。 小さなお葬式は全国一律のサービスを掲げているので、合同墓にすることが決まっている場合は小さなお葬式の方が分かりやすいかもしれません。 また、葬送の選択肢で言えば小さなお葬式は海洋散骨も一律55,000円で可能です。イオンでも樹木葬などユニークなものを扱っていますし、どのような送り方が適しているかを考えて選ぶようにしましょう。 まとめ:安さを求めるなら「小さなお葬式」、内容を充実させたい場合は「イオンのお葬式」 イオンは内容充実への伸びしろがある ここまで比較してみると「イオンの方が充実している」という印象があるのではないでしょうか。 実際にイオンは追加のプランもイオン品質で準備しており、祭壇や棺などの葬祭用品のオプションをはじめ、楽器の演奏やメモリアルDVD制作などのサービスも提供しています。 また、永代供養墓などでは寺院ごとに特色のあるサービスを用意しており、より多様性のあるプランを揃えているようです。 裏を返せば、イオンは内容重視の葬儀サービスなので、価格を抑える目的で選ぶ場合、これらのオプションの勧誘に流されずに、必要最小限のものだけを選択する冷静さが必要になります。 小さなお葬式はとにかくシンプル 小さなお葬式はとにかくシンプルです。実施に必要なもの以外は一部を除き基本的には用意されていません。 小さなお葬式で追加が発生する場合は、提携葬儀社が提案するオプションです。 セットプランに含まれていないものを個別に発注すれば当然ですが、追加料金はかかります。 しかし、都内など民営や他の自治体の火葬場を利用せざるを得ない場所や火葬場が混みあって葬儀が伸びたりしない限りは、オプションを頼まなければ追加料金が発生することはありません。 シンプルな葬儀、納得のいく価格の葬儀を望んでいる場合は小さなお葬式はとても優れているといえるでしょう。 どんな葬儀にしたいかで選ぼう! そもそも家族葬や直葬を選ぶ理由をもう一度立ち返って考える必要があります。 シンプルで納得のいく価格で葬儀をしたいという場合は、「小さなお葬式」が優れいているといえるでしょう。 逆に、費用を明確にしつつ、必要であれば内容を充実させたいという場合は「イオンのお葬式」を選んだ方がよいかもしれません。 追記:小さなお葬式のもう1つのメリット 2013年に小さなお葬式が業界2位のアルファクラブに買収されたというニュースがありました。アルファクラブは冠婚葬祭互助会事業や「さがみ典礼」ブランドでの葬祭事業を行っている会社です。 定額で低価格が特徴の小さなお葬式と創業50年を超えるアルファクラブグループは真反対のビジネスモデルということで、動向が注目されていましたが、現在は両社ともメリットのある提携となっているようです。 小さなお葬式にとっての一番のメリットは関東や東北では随一の斎場数を誇るアルファクラブグループの斎場を利用可能になった点です。アルファクラブグループの斎場はとても充実した設備を有しているので、この点でイオンに対して優位性を持っていると言えるでしょう。 もっと詳しく! イオンの無料資料請求 事前に資料請求をしている場合、葬儀費用が5,000円引きになりさらにお得! イオンのエンディングノート付き! キャンペーン期間であればイオンライフの会員カードがついてくる! 免責事項 今回の調査は公式サイトの情報、資料請求に掲載されている情報、およびコールセンターへの問い合わせによって得た情報を元に構成しています。 情報の内容を細心の注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。 情報は本記事執筆時である2015年7月のものです。 また、比較については、あくまでも調べた上での筆者の感想であることをご了承ください。