→家族が亡くなってから49日までにすべき手続きリスト【PDFダウンロードあり】

お別れ会・偲ぶ会の運営はどうやるの?当日までの準備、費用、流れ

「お葬式とは別に大切なあの人のお別れ会をしたい」

「でも、何から手をつければいいのだろう?」

「かかる費用と運営は誰がどうやればいいのかな?」

そのように悩んではいないでしょうか?

多くの方にとって初めてのお別れ会や偲ぶ会は、わからないことでいっぱいです。

知らないことばかりで戸惑われることもたくさんあることでしょう。

お世話になった恩師や友人のために一席を設けたい、そのように思われても、いざ幹事を任されるとなると抵抗がでてきてためらってしまう・・・

そんな方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、お別れ会や偲ぶ会を開催予定のあなたに向けて、事前に知っておくと役に立つ基礎知識や当日までに用意すべき準備、マナー、費用に関することまでをお伝えしていきます。

ではさっそく一通りみてみましょう。

目次

お別れ会(偲ぶ会とは)

お別れ会とは

亡くなった方と交友が深かった友人・知人、関係者を招待して行われる、故人に別れを告げるためのセレモニー、それがお別れ会です。

一般に通夜を行い葬儀から日をおいて、概ね1ヶ月から四十九日後の前後に、ホテルの宴会場やレストランを借りて行われます。

葬儀を家族中心で密葬という形で家族葬、または直送を行い、後日それ以外の関係者も招いて行われたりもします。

ですので、葬儀は家族など少人数で済ませ、その後改めて開かれる会と考えてもらうとわかりやすいでしょう。

最近では社会的な背景により密葬、直送、家族葬が多くなってきています。

家族葬の場合、知人や友人にその事実を知らされることが通常のため、

葬儀や告別式に参列できないケースも増えてきています。

そのため、葬儀とは別の機会を設けたいと思われる友人、知人が有志で集まって、故人とお別れする場を設けたい方も多くいます。

そこで、葬儀に参列できなかった人のために、声をかけて集まり故人を偲ぶのがお別れ会です。

このお別れ会は、葬儀とは違います。
決まった形式がありません。

たとえば、下記のように基本的に自由にセッティングにできます。

  • 故人が好きだった音楽をBGMとして流す
  • 生前故人が好きだったもので会場内を埋め尽くす

このように生前の故人の趣味趣向などを反映したオリジナルで世界にひとつのお別れ会を行うことができ、形にとらわれない自由なスタイルで故人との別れを参加者全員で共有することができるのです。

生前の故人の趣味趣向などを反映したオリジナルで世界にひとつのお別れ会を行うことができます。形にとらわれない自由なスタイルで故人との別れを参加者全員で共有することができます。

ただ注意点として、お別れ会は一般の送別会(退職パーティや卒業パーティ)などの二次会とは違い、そこには老若男女問わず多くの故人の関係者が集まる場でもあるということです。

不謹慎だ、節度がないと言われないよう、気持ちの上では通夜やお葬式に参列する気持ちで慎ましく礼節を重んじて、ある程度の常識的なルールと節度を持って厳粛に参加していきましょう。

なお、お別れ会を開催された著名人には下記のような方がいらっしゃいます。

  • 芸能プロモーターのジャニー喜多川さん(享年87歳)
  • YouTuberのアバンティーズ エイジさん(享年22歳)
  • 俳優、映画監督の津川雅彦さん(享年78歳)
  • プロレスラーの三沢光晴さん(享年46歳)
  • 政治家の野中広務さん(享年92歳)
  • 沼津市長の大沼明穂さん(享年58歳)
  • アイドルでりりなんこと松野莉奈さん(享年18歳)

ジャニー喜多川さんはニュースにも取り上げられたのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

このように芸能界を代表する演出家や俳優、スポーツ選手、政治家など社会的に大きな影響を与えた人がお別れ会を開かれる対象となりやすく、多くの関係者、OB、そしてファンなどを集める場として会が開かれることになりました。。

ところで、「お別れ会」はご存知でも「偲ぶ会」を初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょか?

この2つの違いは一体なんなのでしょうか?

と、その前に、偲ぶ会についてみていきましょう。

偲ぶ会とは

偲ぶ会は、通夜や葬儀とは別に故人に別れを告げるために行われる友人・知人、同僚などを招いた故人を偲ぶための集会です

著名人で有名なのは、下記のような方がいらっしゃいます。

  • 俳優の松方弘樹さん(享年74歳)
  • ルパン三世の作者 モンキー・パンチさん(享年81歳)
  • ZARDの坂井泉水さん(享年40歳)
  • 大相撲54代横綱の輪島大士さん(享年70歳)
  • 東京大名誉教授の向山光昭さん(享年91歳)
  • フリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34歳)
  • 俳優の津川雅彦さん(享年78歳)
  • 女優の朝丘雪路さん(享年82歳)
  • 自民党幹事長二階俊博氏の妻二階怜子さん(享年77歳)
  • 仮面ライダーシリーズの長石多可男監督(享年68歳)

お別れ会同様ファンが多く幅広いジャンルで活躍された方の偲ぶ会が行われています。

関係者やファンの方のために行われるケースが増えつつあります。

なお、企業が主催し、会社の創業者や経営者などに対して行われるお別れ会や偲ぶ会があります。こちらを一般には別の記事で紹介する「社葬」といいます。

お別れ会と偲ぶ会の違いとは

では、お別れ会と偲ぶ会の違いはなんでしょうか?

お別れ会と偲ぶ会、どちらの名称が正しいの?

そのネーミングに厳密な定義があるわけではありませんが、一言で言えば、「会をいつ開催するか」の違いといえます。

会をいつ開催するかの違い

お別れ会は故人が亡くなって約1ヶ月後(おおよそ四十九日までの数カ月以内)に行われるものをいう傾向にあります。
それに対し、偲ぶ会は四十九日以降のものを言われるケースが多く、たとえば、一周忌や三回忌など法要に合わせて行われる会であれば「お別れ会」というよりも、「偲ぶ会」として開催されるのがイメージとしてしっくりきます。

ですので、お別れ会は葬儀から四十九日までを、偲ぶ会は葬儀や四十九日後しばらく日をおいて遺族が落ち着いた頃に、会の準備を行って行われるものであり、お別れ会の呼び方が百か日や一周忌に近くにつれて「偲ぶ会」と呼ばれる傾向にあるのです。

また数年後に行う場合も「お別れ会」より「偲ぶ会」と言われることが多くなります。

と、以上のように主催者によっては捉えられますが、その他、「主催者が誰であるか」「含まれる宗教性の割合」も人によっては違いとして定義づけられるでしょう。

主催者が誰かの違い

こちらも厳密に決まっているわけではありませんが、一般にお別れ会は、故人の身内が葬儀参列できなかった方のために主催するものになります。偲ぶ会は故人の友人や知人が有志となり主催するものをいう傾向にあります。

含まれる宗教性の割合の違い

さきほど申し上げたようにお別れ会(とくに社葬・合同葬の別名として開催されるお別れ会の場合)は概ねご逝去から1ヶ月後から四十九日までの間に行われることが多いため、故人の魂が成仏せずにこの世にとどまっているという観点から宗教的な要素が含まれることが多くあります。
たとえば、焼香(または献花)、位牌の持ち込み、僧侶による読経などです。
それに対し、偲ぶ会は無宗教葬ともいわれるように、宗教的な要素をそれほど含まず(希望があれば場所によっては含むことも可)、故人との思い出を懐かしむ場となります。

ただし、これらの定義はあくまで主催者の主観によるものであり、四十九日をすぎて「お別れ会」という名称にすることも、偲ぶ会で親族が開催し僧侶に読経を依頼することもできます。
あくまで定義上のこととお考えください。

以上を、まとめるとこうなります。

■表:お別れ会と偲ぶ会の違い(定義上)
会の開催時期 主催者 宗教性
お別れ会 故人の永眠後概ね1ヶ月後から四十九日前後が一般的 故人の身内が主催する傾向にあり 社葬としてのお別れ会の場合は、葬儀のように宗教性が多くなる傾向あり
偲ぶ会 四十九日以降で、お別れ会が偲ぶ会と言われる傾向あり。ただし特に決まりはなし 故人の友人や知人などが主催する傾向にあり 宗教性を含むか含まないか自由に決められる。基本的に無宗教葬のため決められたルールはない

いかがですか?お別れの会と偲ぶ会の違いがわかりましたでしょうか?

もう一度繰り返しになりますが、お別れ会と偲ぶ会に厳密な定義の違いがあるわけではありません。単なる言い方の違いであって、ネーミングは自由に選択できます。

たとえば、お別れ会・偲ぶ会は、別の言い方では「お別れの会」「感謝の会」とも言いかえられます。

ですので、ここから先ではお別れ会=偲ぶ会として扱っていきますでのご了承ください。

なお、お別れ会・偲ぶ会は従来は有名人や著名人のファンなど大勢の参列者が訪れることを想定して行われるものでした。ただ近年では、一般の方も新しい形としてお別れ会、偲ぶ会を取り入れられるようになりつつあります。

また、会社主催の場合は、お別れ会と偲ぶ会を含めて広義の意味で「社葬」と言われ、近年では社葬と言わず「お別れ会」と表現されることがあります。

社葬に関しては別の記事にありますのでこちらをどうぞ
>>>これでわかる社葬と合同葬のマナー、費用、運営の流れ(準備中)

お別れ会・偲ぶ会と一般的な葬儀の違い

では、お別れ会・偲ぶ会と一般的な葬儀の違いをみてみましょう。

一般的な葬儀とは、通夜、葬式、告別式などのセレモニーのことを言います。

そして、お別れ会・偲ぶ会との違いは、大きく以下の3つがあります。

  • 遺体があるかどうか
  • 宗教的儀礼があるか
    • 読経するかどうか
    • 焼香するかどうか
    • お布施があるか

一般的な葬儀ではこれらが会場となる式場にあります。
ただし、一般的なお別れ会ではなく、社葬と個人葬が合わさった合同葬のことをお別れ会という言い方をすることもあります。
そのため、合同葬(としてのお別れ会)にはご遺体が安置されており、一般の通夜や葬儀同様に宗教的儀礼が多く含まれますし、社葬(としてのお別れ会)においても無宗教葬に限らず、読経や告別式を含む宗教葬にすることが可能です。ですが、一般的なお別れ会はホテルやレストランを借りて行うことが多いことから、喪服の着用および読経や焼香を行えず、献花、希望があれば位牌、遺影を運んで故人を偲ぶことができます。
なお、ホテルには遺体はもちろん遺骨の持ち込みが原則禁止となりますので、持ち運びを検討されている場合は十分ご注意ください。

また、一般的な葬儀での服装は喪服である必要があります。
ですが、お別れ会や偲ぶ会では平服での参加を呼びかけられることが一般的です。
ただし、社葬としてのお別れ会では喪服が基本となる場合もあります。

さらに、もう一つの違いは、お別れ会では香典ではなく会費制となっている場合もあるということです。似てる点もありますが、その違いを理解しておくと今後の役にたつかもしれません。

お別れ会・偲ぶ会の形式

では、ここからはお別れ会・偲ぶ会の形式についてみていくことにしましょう。

お別れ会・偲ぶ会には大きく以下の3つの形式があります。

セレモニー形式 無宗教葬でも生花祭壇を飾るなど告別式に似た意味合いが強く、葬儀に近い形で行われるお別れ会です。
会食パーティ形式 こちらも簡易な生花祭壇を飾られることがありますが、大々的なセレモニーは行われません。いわば食事会です。
最初に弔礼や献花をし、会食をします。立食のビュッフェ形式が一般的です。
セレモニーと会食の混合形式 セレモニーで弔礼や献花を行ったのち、会食をする形式になります。
セレモニー会場でセレモニーを行ったあとにパーティ会場に移動するのが一般的です。

お別れ会・偲ぶ会はこんな人におすすめ

お別れ会・偲ぶ会はこんな人におすすめです。

  • ご家族の直送を検討している方または直送された方
  • ご家族の葬儀直後で落ち着かない状態が過ぎてから改めて別れを告げたい方
  • 友人、知人など遠方の参会予定者にもできるだけ出席して欲しい方

ご家族の直送を検討している方

理由:お通夜や告別式、葬儀を行わず火葬だけで済ませる直送は近年、費用を抑えらえる点や簡易である点から増加傾向にあります。

ですが、直送は亡くなった方に別れを告げる時間がほとんどないため心残りがあるものです。

そこで、費用を抑えながらもお別れを伝える場を設けられることと、お別れできる時間を確保できる、亡くなった方との時間をもう一度取り戻すために行われるお別れ会や偲ぶ会を検討されてている方におすすめです。

ご家族の葬儀直後で落ち着かない状態が過ぎてから改めて別れを告げたい方

理由:故人が亡くなった直後は肉体的にも精神的にも大変厳しく、ゆっくり故人に向き合う時間がなかなか取れないものです。
ですので、葬儀直後の落ちつかない状況を抜け出して落ち着くことができたときに、改めてお別れ会、または偲ぶ会を行われたい方におすすめです。

友人、知人など遠方の参会予定者にもできるだけ出席して欲しい方

理由:遠方で参加したかったのに通夜や葬儀に参加できなかった方に向けて、会を開かれてはいかがでしょう。故人の付き合いがあった方には喜ばれます。

お別れ会や偲ぶ会を行うメリット

では、遺族や知人、有志によって行われるお別れ会や偲ぶ会のメリットについてお話しましょう。

お別れ会や偲ぶ会のメリットは以下のようなものがあります。

  • 宗教、宗派にとらわれない故人にあった送り出し方ができる
  • 形式にとらわれず、様々な創意工夫ができる
  • ゆっくり時間をかけて故人に別れを告げられる
  • 故人と交友が深い人の気持ちの整理をつけられる場となる
  • 密葬した後の来訪希望者の焼香代わりの場となる
  • 故人の業績や人柄を紹介し、葬儀と別に故人らしいお別れ会にすることで、故人に尊厳を与えられる
  • 集まった人一人一人に遺族からお礼を伝えられる
  • 故人と交友があったもの同士で、故人との思い出を振り返られる

いかがでしょう?
葬儀後に行われるお別れ会や偲ぶ会だからこそ、葬儀で出来ないことができそうですよね。

お別れ会・偲ぶ会の準備

では、お別れ会・偲ぶ会を開催するとなったのでしたら、おおよそ2ヶ月前から準備を進めていきましょう。

以下当日までの準備の流れです。

時間でみるお別れ会・偲ぶ会準備の流れ

2ヶ月前〜4週間前

お別れ会・偲ぶ会のコンセプトを決めていきましょう。
どのようなお別れ会・偲ぶ会にしたいですか?
・故人が好きだった食べ物を提供する
・故人が好きだった音楽を流す
・個人の追悼ムービーを上映する
アイデアを出していきましょう。

会場・日時の決定を決めていきましょう。
・会場の決定しましょう。
・おおよその人数・日取り決定しましょう。

案内状の送付を送付しましょう。
・案内の通知して出欠確認をとります。
ここには、受け取った方が混乱しないように以下のことを忘れずに記載しましょう。
 ・服装について
 ・香典か会費制かについて

3週間前

式場の打ち合わせをして以下を確認しましょう。
 備品は借りられるか
 持ち込みできるか
 会場の下見をしましょう。
 見積もりをとってもらいましょう。
出席者リストの作成しましょう。
弔辞者の選定と依頼をしていきましょう。

2週間前

お別れ会・偲ぶ会の内容確認をしていきましょう。
・会場のレイアウトや装飾はどうしますか?
・料理の種類や内容はどうしますか?
・音楽や映像など演出はどのようにされるでしょう?
会の見積もりの最終確認を行っていきましょう。

1週間前

出席者の人数確認をしましょう。
その人数から飲食物の最終発注をしていきましょう。

当日

1時間前に主催者・遺族でリハーサルを行いましょう。
発注品の確認もお忘れなく。

では、それぞれの中身について詳細にお伝えしていきます。

開催場所の選定

どこで開催するかを決めていきましょう。

一般的には、お別れ会や偲ぶ会はホテルの宴会場、レストランで行われることが多くなります。
なぜなら、お別れ会などは葬儀と比較して宗教的意味合いがそれほど含まれないので、場所の制約を受けないからです。ですが、一般的な葬儀のように宗教的な意味合いを持たせたい場合は、その限りではありません。
宗教的儀礼を含めたい場合は、葬儀場やセレモニーホールを使うと良いでしょう。
一般的ではありませんが・・・

オススメするのは以下になります。

  • ホテルの宴会場
  • レストランの貸切または宴会スペース
  • 葬祭場(セレモニーホールなど)
  • 故人のゆかりの場所

ホテルの宴会場

たとえば、生前故人がディズニーランドが好きだった場合などはディズニーのアンバサダーホテルで開催することもできます。
>>>https://www.e-sogi.com/feature/syasoh/list_hall/1792

すべてのホテルではありませんが、ホテルは以前から社葬が行われる場でもあります。
そして近年では小規模のお別れ会や偲ぶ会をプラン設定しているところもあります。
ホテルが提供する会場のセッティングや企画力・演出力の高さ、バリエーション豊富な料理、など様々な高品質のサービスを受けることができます。
とくに料理に関してはビュッフェ形式であることが多く、故人と交友が深い方との共に思い出を語り合う場にもなります。
ただし、ホテルには遺体はもちろん遺骨(骨壷)の持ち込みができず、喪服での参列ができないのが通例です。
また、読経や焼香ができないホテルが一般的です。
あくまでもホテルは泊まるところであり、他の一般客がいることを忘れてはならないでしょう。

レストランの貸切または宴会スペース

個々のお店によりますが、レストランもホテルと同様に高品質のサービスを受けることができます。レストランやあるいは居酒屋などの部屋を借りてそちらで会を行うことができます。ご自身で探されるとしたら、レストランウェディングに慣れているレストランを探してみるとよいでしょう。故人がよく通っていたお店などがあれば参加人数にもよりますが、お店と相談の上検討されても良いでしょう。

葬祭場(セレモニーホールなど)

葬儀場を用いる利点としては読経や遺骨の持ち込みも可能であることです。
宗教的な意味合いを持たせて行いたいのであれば選択肢にいれてもよいでしょう。
逆にデメリットとしては、宗教的な意味合いを無くしたい場合、たとえば音楽を流したい、故人を懐かしむ映像を流したいといった場合には、断られることがあることです。
また、葬祭場では、会食などの食事内容が制限されることがあります。
ですので、葬祭場で行う場合はあくまでもしめやかに行うことを基本と考えておきましょう。

故人のゆかりの場所

自宅、勤務先、などでも行うこともあります。
たとえば、学校の先生であれば学校の食堂で、お医者さんであれば病院を会場として行われることもあります。また貸切電車で行うことも時間帯や場所によってはできるそうです。

ですが、必ずしもその場所で開催できるとは限りませんでの、必要の際はホテル、レストラン、またはお別れ会や偲ぶ会を手配してくれるサービスに申し込まれるとよいでしょう。

Q:焼香ができない会場では他になにができるでしょう?
ホテルやレストランでは焼香ができません。
ですが、代わりとして以下のようなものがあります。

  • 献花
  • 献灯
  • 献祷

いずれも会場に匂いを残すことがなく迷惑になりにくいですので、焼香をしたいのに出来ばい場合は確認の上検討されてみてください。

開催日時の選定

開催日時を決めていきましょう。

お別れ会や偲ぶ会はいつ頃開催すればいいですか?

そのような疑問があると思いますので、ここでお答えします。
すでに前述していますが、お別れ会(偲ぶ会の名称も可)の開催時期の目安は、故人が永眠されてから早くて2週間から概ね1ヶ月後、遅くて四十九日前後に行うのが一般的であり、ベストタイミングです。

亡くなって間もない初七日の頃でもお別れ会(偲ぶ会)はできますが、それは多くの参列者が見込める場合であって、そうでなければ、密葬ではなく、告別式という形をとるのが良いでしょう。

お別れ会(偲ぶ会)を納骨と合わせて行う場合は、四十九日である没後7週目となります。
ですが、納骨を遅らせる場合は没後7週目を過ぎて開催もされます。

そして、四十九日をすぎる頃から一周忌近くになってくると、基本的に、お別れ会というよりも偲ぶ会という名称がよりイメージとしてしっくりくるようになります。

それは、四十九日を終えて一周忌や初盆のときにはすでに故人の魂が成仏してこの世にとどまっていないと考えるため、お別れではなく、故人を偲ぶ形となるためです。

もちろん、名称が変わっただけですので、大きな違いはありませんが、特定の参加者だけでなく多くの来訪者を期待するのであれば、火葬後後日、お別れ会という形で広く告知しても良いでしょう。なお、お別れ会でも招待客を限定してうちうちで慎ましく行うこともできます。

また、偲ぶ会については毎年行うこともできます。
ですが、参加者の負担となるため、参加したい有志のみで集まる形となるでしょう。
いずれも日数は1日が基本です。

死後何日後といった明確な決まりはありませんので、招待予定者の意見を聞きながら複数の候補日の中からもっとも日程が合う日を選ばれるとよいでしょう。

いずれも、集めたい親族や関係者に事前に相談をして、準備を進めていくようにしていきましょう。

開催日や時間帯は予約を取りやすい平日(月曜日から金曜日)がおすすめです。
土日祝日はホテルの宴会場やレストランが他の予約でいっぱいの可能性が高いためです。

また、参会者にご高齢の方が多い場合は昼間が都合が良いことが多くなります。
会社などで仕事をしている人が多い場合は19時からなどが最適でしょう。
時間としては開式から閉式までトータル2時間程度、受付開始は30分前がよろしいです。
また仏滅や友引など六曜に関しては、宗教的意味を持たないお別れ会や偲ぶ会では気にする必要はありません。

案内状の送付

会場と日時が決まり、予約がとれると決まったら招待者に連絡をしていきましょう。

連絡手段は、往復葉書による確認、メール、電話、直接訪問、また、不特定多数で呼びかけたい場合は新聞広告などもあります。

案内状を送る目的は、以下の通りです。

  • 会が開催されることを伝えるため
  • 開催日時と開催場所を伝えるため
  • 招待者の出欠確認のため
  • 連絡先を伝えるため
  • 会費制、服装など注意事項を伝えるため

お別れ会や偲ぶ会での連絡はどのようにすればよいでしょうか?

・案内状を作成して印刷して送りましょう。
メールやSNSによる連絡方法もありますが、スマートフォンや携帯などを持たない方もいますので、送る側は案内状を送付し、案内状を受けとる側は、返信はがきを使うかまたはメールも可にするなどの対応にすると良いでしょう。

案内状には、大きく以下の3パターンがあります。

  • 封筒付き二つ折りカード
  • 封筒付き単カード
  • 往復はがき

この何を使うかで書き方や文面が変わってきます。

・封筒付き二つ折りカードの場合は、返信用官製はがきを合わせて封筒に入れて投函します。

・封筒付き単カードは、1枚の案内状に返信用官製はがきを封筒に同封して投函します。

・往復はがきは、往復はがきに案内と往復先の住所を記載します。

基本的な情報は実際に作成する際にすでに用意されている文例を用いれば間違いありませんが、ここでは代表的な案内状の例文をご紹介しましょう。

案内状の例文はこちらです。

謹啓 〇〇の候
皆様にはますますご健勝のことと拝察申し上げます

さて、この度 亡〇 〇〇〇を偲び 生前ご懇情を賜りました皆様にご参集いただきまして「偲ぶ会」を左記により相営みたく存じます

ご多用中に恐縮ではございますが ご臨席を賜りたくご案内申し上げます。
敬白

〇〇〇〇(名前)

令和○年〇〇月


日時 令和○年〇〇月〇〇日(○)
会場 〇〇〇〇〇
 □□市□□区□□町〇〇ー〇〇
 □□線□□駅下車〇口より徒歩〇分
電話 〇〇〇(〇〇〇)〇〇〇〇
平服でお越しください
会費 〇千円
ご供花やご供物の儀は固くご辞退申し上げます

お手数とは存じますが 〇〇月〇〇日までに同封のはがきにて
ご都合をお知らせくださいますようお願い申し上げます

良い挨拶状.comより引用

別の案内状(2つ折りカード)の例文はこちらです。

■右面

「○○○○先生を偲ぶ会」の御案内
謹啓 ○○の候 皆様にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます 
すでにご承知の方もおられると思いますが ○○○○先生が○○○○○ためお亡くなりになりました
葬儀はご遺族の意思により近親者のみで執り行われました
そこで○○先生とご縁があった多くの方々にお集まり頂く「偲ぶ会」を左記の通り計画致しましたのでご案内申し上げます
御多用中とは存じますが 御出席くださいますようお願い申し上げます
なお会費制とさせて頂いておりますので ご香典・ご供花などは固くご辞退させて頂きます
また 当日は平服でお気軽にご参加下さるようお願い申し上げます
敬白
 平成○○年○月
幹事 ○ ○ ○ ○

ひとみ印刷より引用

■左面


日  時 平成○○年○月○○日(土)
     午後三時から五時
場  所 ○○○○○ホテル 梅の間
     東京都○○○○○○○─○─○ (ご案内図同封)
     電話 ○○─○○○○─○○○○
特別会費 ○○○○円 (当日会場にて申し受けます)

お手数ながら 同封葉書にて御出席のほどを ○月○○日(○)迄にお知らせくださいますようお願い致します
連絡先 株式会社○○○○○ ○○○○ 電話○○─○○○○─○○○○

ひとみ印刷より引用
※上記の各案内状は、実際は横書きではなく縦書きとなります。

業者に依頼するという方法も

お別れ会や偲ぶ会を開催するためにはここまでにお話したように案内状を用意したり、会場の手配をしたりなど大変な労力を要するものです。

普段会社にお勤めであったり、子育てで手が回らない方も多いことと思います。

そのような場合は、信頼できるお別れ会の専門業者に依頼することをオススメしています。

なぜなら、準備に時間をかけすぎて日常生活に支障がでてしまっては、故人も「そこまでして開いてくれるのは嬉しい。けれど、自分のせいでみんなに負担をかけたくない」と浮かばれない可能性があるからです。

もちろん、実際のところはわかりません。
ですが、本当に大切なのは誰もが快く故人を偲び、故人を送り出してあげることです。
費用対効果を考えても業者以来の方が満足度が高いお別れ会(偲ぶ会)になることは間違いないのではないかと考えます。

そこで当サイトが自信をもってオススメしているのが、お別れ会プロデュース専門業者のStory(ストーリー)です。

こちらのお別れ会プロデュース専門業者のStoryでは、相談する前に必要となるのはたった一つと伝えています。

それが、大切な人への”想い”です。

あとはStoryのプランナーがあなたの要望と故人の遺志をついでひとつひとつ形にしてくれます。

お別れ会や偲ぶ会の開催がここまでの記事を読んだだけでも大変そうだと感じられたのであれば、大切な人への想いをもって相談されてはいかがでしょう。

>>>お別れ会プロデュース Storyに相談する

また、業者依頼をする際には、事前に以下2点も用意されると良いでしょう。

・会のご案内先リスト
連絡先となる方の住所、氏名、電話番号などをエクセルにまとめておくとでしょう。
お別れ会プロデュースStoryではそれらのリストを元に一般にはかなり面倒である案内状の作成と送付を肩代わりしてくれます。

・遺影用に使える故人の写真
あらかじめ笑顔の写真(スナップショット)を選定しておきましょう。
業者依頼であれば業者に渡すことで補正や背景の切り取りなど加工してもらえます。

また、必要に応じては、名刺を用意しておくと良いでしょう。

その他事前に確認すること

お別れ会の内容を確認していきましょう。

どんな歌を歌ったり曲にすると良いですか?
ピアノに合う曲はありますか?

基本的には、生前故人が好きだった曲をBGMとして流して故人を偲んであげるのがよいでしょう。
故人の年齢に合わせて、その年代にあった曲を選んだり、みんなで合唱するのもよいかもしれません。また、ピアノができるのであれば弾き語りをしたり、故人が音楽や楽器演奏をやっていたのなら合同演奏をやってあげるのも思い出になることでしょう。

またBGMとしてはクラッシックなどをかけて雰囲気づくりをするのもおすすめです。

  • 千の風になって
  • 見上げてごらん夜の星を
  • 送る言葉

亡くなったのが若い方であれば、故人がよく歌っていた音楽などもよいでしょう。

メモリアルコーナーを設けますか?
故人の写真や愛用品、コレクションを展示してあげると良いでしょう。
主役はあくまで故人です。

参加人数は何人になりますか?
出席をとって確認しましょう。
不特定多数が参加され人が多すぎることが予想される場合は想定して準備しておきましょう。

会食はどのように行いますか?
飲食は和洋中でどれにしますか?
形式はコースですか?ビュッフェスタイルですか?
飲み物(アルコール、ソフトドリンク)の種類と量はどの程度にしますか?
参加者の人数に合わせて用意しましょう。

立食ですか?着席ですか?
会場に合わせて検討しましょう。

供花はどうしますか?
辞退するならその旨を案内状に記載しましょう。
祭壇を使うなら花祭壇にするとよいでしょう。

名札は用意しますか?
偲ぶ会など参加者が決まっている場合は用意されてもよいでしょう。

会場の装飾やレイアウトはどうしますか?
デザインや演出をどのようにするかは幹事の腕の見せ所です。

会のタイトルは何にしますか?
〇〇先生を偲ぶ会などわかりやすいネーミングを考えてみましょう。

お別れ会・偲ぶ会の当日の流れ(式次第)

では、ここからはお別れ会や偲ぶ会の当時の流れ、式次第を見ていきましょう。

このような流れで式典が行われます。

式次第はどのように考えればよいでしょうか?

式次第とはタイムスケジュールや段取り、進め方の手順、手続き、やり方、流れをまとめたプログラムのことであり、式次第に従って会は進行していきます。

出し物をするのであれば、誰が何をするか、その流れや時間、内容などをまとめておくと運営がスムーズに運びます。いわば式の進行がまとめられた台本です。

業者によってはノウハウのつまったマニュアルとも言えるでしょう。

■式次第テンプレートの一例

式次第テンプレートの一例
式次第(タイムスケジュール) 備考
受付 受付をします。
記帳してもらいましょう。
遺族・参列者入場 故人の好きな音楽をBGMとして流して雰囲気を作りましょう。
式典(セレモニー) 献花 入り口で参列者が花を受け取り、祭壇の遺影に献花します。
開式の辞 参列者全員が着席のちに喪主や親族代表が行います。
司会(主催者)の挨拶 司会は喪主が行うか、司会に慣れている人(友人代表など)が代理としてつとめます。
黙祷 故人の冥福を祈り黙祷を捧げます。
故人の経歴紹介 故人の人生や家族との思い出紹介していきます。
挨拶や弔電・弔辞の奉読など 故人に哀悼の意を示すため、遺族・親族代表の挨拶、友人代表の挨拶、
追悼の言葉・弔電を読み上げます。
乾杯(献杯)の発声 司会者の挨拶の後献杯します。
会食、歓談 食事を取りながら故人を語り合います。会食は閉式の辞のあとになることもあります。
歓談中 会食中も追悼の言葉や追悼の歌の演奏、思い出スライドショーやムービーの再生など故人を想い偲ぶとよいでしょう。
会の終わりが近くなりましたら一旦中締めとしてもよいでしょう。
閉式の辞 遺族代表が挨拶のち閉式の辞となります。
写真撮影 参会者でお別れ会・偲ぶ会の記念に写真撮影を行います。ただし省略sれることもあります。
退場 参列者退場です。お見送りの際に、簡単な手土産を渡されると喜ばれます。
清算 支払いを行います。
後日振り込みなどの場合もあります。

※これらの進行(式次第)は決まった流れがないため、省略されたり順番が前後することがあります。

考えておきたい挨拶やスピーチの内容

お別れ会や偲ぶ会での式辞や弔辞はどのようにすればよいのか?

それについては、大変頭を悩ませることでしょう。

決まったテンプレートもあることにはあります。

ですが、検索しても例文が少ないのが実情ですので、その場合は「告別式 スピーチ 例文」、または「友人 弔辞 例文」などと検索してみると似た内容で多数見つかります。

たとえば、

喪主が妻の場合
遺族を代表いたしまして、皆さまにひとことご挨拶を申し上げます。私は、故人○○の妻○○でございます。故人の○○は、○○歳でございました。これから人生の華を迎えるという時期に、不運にも○○の病に倒れ、短い一生を閉じることとなりました
短い時間ではございましたが、○○は良き夫・父として私たち家族とともに過ごしてくれました。
これからの人生、○○との思い出を胸に、残された家族で支え合い生きていきたいと思います。故人の生前と同様に、皆さまのお力添えをいただければ幸いに存じます
本日は、会社の皆さま、ご友人の皆さま、お忙しい中ご会葬をいただきまして、本当にありがとうございました。

挨拶例文集より引用

などといったものが見つかります。

もちろん、内容は故人に合わせて書き換えますが、どうしても思いつかない場合は意固地にならずそのようなテンプレートに頼るのも必要なことです。

また当サイトでも弔辞例文を多数扱っていますので、こちらの記事をご参照ください。
>>>豊富な文例でわかる!弔辞の例文集と書き方・読み方/メモリーズインタイム

お別れ会や偲ぶ会での挨拶の例文

では、以下にお別れ会や偲ぶ会での挨拶の例文を載せていきます。
必ずしもこれに従う必要はありませんが、参考になさってみてください。

(一例です。)

■開式の挨拶

「生前の○○様(君・さん=親しさにより呼称は変わる)のお姿を偲び、ここに偲ぶ会を開式します。」

ヤフー知恵袋より引用

■司会者の挨拶

「私は生前の○○様とは、○○な間柄でとても可愛がっていただいておりました。でもまさかこんなに早く逝ってしまわれるとは・・。いつも○○で周囲の人気者だった、○○君が。元気なときにもっと話をしておけばよかったと、今つくづく思います。

ですが、本日は彼をしる方ばかりのお集まりです。限られた時間内ではありますが、生前の○○様を偲んでまたご家族の皆様ともお話いただき、さらに彼の功績を讃え、多くを語りたいと思います(参加者が目上の方が多ければ、「存じます」)。どうぞよき会にいたしましょう。」

ヤフー知恵袋より引用

■挨拶の紹介

「では○○様を偲んで、生前○○のお付き合いをされていた○○様の○○にあたられる○○様にご挨拶を賜りたく思います。」

ヤフー知恵袋より引用

■献杯の挨拶

「ではここで、お酒好きだった故人(献杯は故人の好きだった飲み物がよい)の○○君とともに、献杯をしたいと思います。献杯の御発声を○○様の友人で○○にあたられます○○様にお願いいたします。」「みなさまどうぞ、お手元のグラス(飲み物によって、盃・コップ・マス酒・瓶などの呼称は変化する)を持ち、ご起立ください。」乾杯後、「どうぞご着席ください。」「それでは生前の○○様を偲び、大いに語ってください。」

ヤフー知恵袋より引用

■最後の挨拶

「そろそろ限られた予定の時間がせまって参りました。ここでご親族を代表されまして、故人○○様の○○にあたられます○○様にご挨拶を賜りたいと存じます(親族に対しては「存じます」がよい)。では、こちらへお願いします。」

ヤフー知恵袋より引用

お別れ会・偲ぶ会でのマナー

では、お別れ会・偲ぶ会でのマナー(しきたりや作法)をみていきましょう。

服装のマナー

ドレスコード(服装)はどうすればいいですか?

案内状に必要事項を記載します。

・喪服
・平服

このどちらで参列するかを案内状に明確に記載しましょう。

運営側はどのような服装をすればよいでしょうか?

運営側の服装は会の雰囲気や立ち位置にもよります。
社葬の合同葬のような葬儀に近いお別れ会(偲ぶ会)では、遺族や親族は喪服(男性はブラックスーツ、女性は洋装か和装)になりますが、一般のお別れ会や偲ぶ会では、平服でお越しくださいと招待者に案内状に書いたのであれば、ご遺族、ご親戚側においても同じように平服で参加しましょう。

服装に迷ったら芸能人のお別れ会・偲ぶ会を参考に

服装がどうしても決められない場合は芸能人のお別れ会や偲ぶ会に参加している芸能人やタレント、著名人の写真を参考にされると良いでしょう。

香典のマナー

香典にはパターンがあります。
香典は、遺族側が受け取るか受け取らないかを決めることができます。
どのパターンにするかは事前に決めるものですので、以下のパターンのうちどの形式で案内状を出すかを決めていきましょう。

・参列者に対して「香典辞退」するパターン
案内状に「香典を辞退します」と書いた場合は、香典を受け取ることを避けたことになります。香典をめぐるトラブルや香典返しが負担の場合はそのように案内状に記載しましょう。

・「会費制」のパターン
会費が香典の代わりとなります。そのため、会費だけを徴収することになります。

・会食を含めたお別れ会や偲ぶ会のパターン
香典と飲食費を合わせていただくことになります。
その際は案内状に飲食費がいくらかを記載すると良いでしょう。

・案内状に香典に関する記載しないパターン
案内状に香典について記載しない場合は、相手の判断に委ねることになります。

・献花だけのパターン
著名人のお別れ会や偲ぶ会などのパターンです。献花だけで参列してもらう場合は3千円から5千円が妥当な相場となっています。

主人公は故人だということを忘れない

偲ぶ会ではとくに、主催、発起人が故人の友人や知人となるため、故人のことを忘れがちになって会のコンセプトからずれてしまうこともあります。
ですが、あくまで会の主人公は故人であり、そのご遺族や親族など身内の方にとっても心地よくこころ穏やかになれるよう気をつけて行うようにしましょう。
また、依頼先の業者もそれにあった業者を選びましょう。

お別れ会・偲ぶ会の費用

お別れ会や偲ぶ会の費用の支払いには大きく2パターンがあります。

  • 主催者が運営などに支払う費用
  • 参加者が会費として支払う費用

主催者が運営などに支払う費用としては、個人で行う場合はホテルやレストランの会場使用料および飲食費、案内状の作成や送付にかかるお金、返礼品などがそれにあたります。
または、お別れ会プロデュースの業者に依頼するのであれば、その依頼費用を主催者が支払うことになります。

そして、参加者は会費として、香典または会費を払います。

詳しくは前述の香典マナーをご参照ください。

会費の相場はいくらくらいでしょうか?

香典の金額の相場は、1万円から2万円と言われます。
香典ではなく、会費として参加費を徴収する場合の会費の相場は、8000円からが相場とされていますが、会の規模や参加人数などにもよります。
また、業者依頼の場合は、料金の見積もりを出してもらいましょう。

お別れ会、偲ぶ会のアフターフォロー

お別れ会や偲ぶ会が無事に終わったらまずはお疲れ様でした。

ここからは全ての会が終わったあとでのアフターフォローを見ていくことにしましょう。

なお、それぞれの会がアットフォームな雰囲気のものなのか、それともビジネスの要素が強いのかによってアフターフォローの必要性は変わってきます。

少人数で限られたメンバーだけで行われる偲ぶ会であれば必要ないこともありますが、今後のお付き合いによってはアフターフォローをしておくことで関係性を保つことができますので、ぜひ参考になさってください。

また、香典が著しく多かった場合や、供花や供物をいただいた際にはお礼状を送ると礼儀正しい印象を与えることができます。

香典返しはどうするの?

会費で徴収した場合は香典返しは不要ですが、香典としていただいた場合については、もらった額の3分の1程度の品物に不祝儀用の熨斗(のし)をかけて表書きをしたものを渡します。

ただし、香典返しを即日返しで行う場合には、香典の金額によって差別せずどなたも同じ品物とします。
その際、お中元やお歳暮と違って、相手の好みに合わせる必要はありません。
日常使いで使える、タオル、ハンカチ、ふろしき、食器類(漆器、陶器など)、茶、あるいは和菓子やどら焼きなどの茶菓子などを選ばれると良いでしょう。
または、故人が生前好きだった食べ物などでも良いでしょう。

また一手間かかりますが、参加者がわかっている場合は一筆メッセージカードを渡されてもよいでしょう。

一律で返礼する場合の金額としては2000円から3000円程度が妥当でしょう。

水引は黒白結び切りが印刷されている熨斗を用いると良いでしょう。結び切りにすることで同じ弔事や不幸が結び直せないため繰り返されないという意味となります。

またいただいた香典の額が一般的な相場よりあまりに高すぎる場合には、後日香典の半額程度でお礼の品を持参、または郵送し電話にてお礼を伝えましょう。

ですが、香典を受け取らずに少額の会葬返礼品で済ませることもあります。

なお、香典返しでは半額を目安に返礼とし、不祝儀用ののしには仏式では「志」や「満中陰志」、神式・キリスト教式では、「偲草」と書くと良いでしょう。

お礼状はどう書けばいいですか?

お礼状は手紙やハガキで送ると良いでしょう。
文例は以下の通りです。
ただし、献花料や供花、供物に関しては参列者に内容を合わせます。

謹啓
御尊家御一同様には益々御清祥の事と拝察申し上げます。
先般、故(俗名)のお別れの会に際しましては、ご多忙にもかかわらず御丁重なるご会葬を賜り、なお御鄭重なる献花料を賜り、また供花、供物なども賜りまして、誠に有難く厚く御礼申し上げます。皆様のお陰をもちまして滞りなく相済ますことができました。
これ偏に皆様のおかげと深謝致す次第でございます。
今後とも皆様がご健勝であることをご祈念いたし、まずは失礼かとは存じますが、書中をもちまして御礼のご挨拶と致します。

敬具

株式会社ライフネット公益社より引用

親しい間柄であればすべて印刷でなく、手書きで一筆添えても良いでしょう。

お別れ会や偲ぶ会でも、会葬礼状や返礼品は用意する方が良いでしょうか?

会葬礼状は通夜や葬儀の会葬者に当日、お礼状として出すものです。
そのため社葬としてのお別れ会(偲ぶ会)であれば用意しますが、一般に行われるお別れ会や偲ぶ会では会葬礼状は必要ありません。
返礼品に関しては身内だけでないのであれば用意されるとよいでしょう。

または、簡単な手土産を渡されてもよいでしょう。

お別れ会、偲ぶ会のQ&A

では、ここからはお別れ会、偲ぶ会の疑問質問に答えていきます。
主催者側はどんなことを悩んでいるのか、
ぜひ参考になさってください。

主催者側のよくある質問Q&A

Q:お別れ会や偲ぶ会ではどんな内容をやればいいでしょうか?

A:お別れ会や偲ぶ会で何をやるのか、催しものに困ってしまうかもしれませんが、基本的な考え方として主役である故人と、そのご家族を労わることを忘れないようにしましょう。

オススメは動画による故人のムービーを上映することです。
動画編集に時間はかかりますが、一度作ればずっと思い出になります。
あるいは、写真を集めてスライドショーにしてもよいでしょう。
その際はナレーションがあるとより参加者に印象が残る作品となるでしょう。

または、故人の親友からのビデオレターを作ってもよいでしょう。

また、有志を集い故人にオリジナルなプレゼントを渡されてもよいでしょう。
たとえば、故人の生涯を綴った絵本、寄せ書きの色紙、似顔絵などです。
逆に、故人の生前のものを参加者に渡されてもされても良いでしょう。
故人と参加者が写っている写真、切り絵や絵手紙、折り紙など故人が生前作った作品です。
飾り付けにはガーランドを用い、席札を装飾してもよいでしょう。
BGMは故人が好きな曲をかけて偲びましょう。

また参加人数にもよりますが、お別れ会や偲ぶ会のパンフレットを作って渡されてもよいでしょう。
故人の略歴、故人の写真、主催者からの言葉、故人が好きだったものや趣味について、会場と開催日時、式次第などを載せることができます。

Q:外国の人に英語で説明するにはどうしたらいいの?

お別れ会、偲ぶ会ともに決まった表現はありません。
説明するのであれば以下のように英語で伝えると良いでしょう。

日本語 英訳
お別れ会 Farewell party for the deceased
偲ぶ会 Meeting to remember the deceased

ここで、Farewellはお別れ、deceasedは故人、rememberは懐古するという意味です。

Q:お別れ会や偲ぶ会について参考になる書籍はありますか?

社葬・合同葬のお別れ会については以下の「社葬」の書籍が参考になります。
中小企業のための社葬マニュアル/Amazon
>>>Amazonでみる

ですが、一般の告別式とは別のお別れ会や偲ぶ会であれば、基本的なことは「冠婚葬祭マナー」に関する書籍が大変参考になります。

おすすめの書籍を一例を載せておきますのでご参考ください。

■書籍:冠婚葬祭お金とマナー辞典
冠婚葬祭お金とマナー辞典/Amazon
>>>Amazonでみる

図解で大変わかりやすい一冊です。
表紙のタイトルにある通り、一家に1冊あれば一生困らないでしょう。

■書籍:無宗教葬のかしこい進め方
無宗教葬のかしこい進め方/Amazon
>>>Amazonで見る

こちらの本では、無宗教葬のパターンと特徴、手順、演出などが分かりやすく書かれています。お別れ会や偲ぶ会についての基本的な考えが載っていますのでご参考になさってはいかがでしょう。読めば、故人だけのオリジナルなお別れ会・偲ぶ会のアイデアが出てくるものと思います。

まとめ

いかがでしたか?
お別れ会にせよ、偲ぶ会にせよ、想像する以上にたいへんなことだと思われたかもしれません。

「こんなにもやることがたくさんだと先が思いやられてしまいそう・・・」

そうなっては本末転倒というものです。
ですので、初めてのことで何から手をつけたらいいのか分からないときは、業者に依頼してしまうことも一つの手です。

その中で信頼をおける業者がお別れ会プロデュース専門のStoryです。

お別れ会プロデュースStoryでは、この記事に書いた内容を一通りカバーしてホームページにある通り、世界にひとつだけのお別れ会・偲ぶ会を提供してくれます。

その対象は大きく

・ご家族
・同僚や恩師、友人
・社葬

この3つに分類されます。
形式ばった堅苦しい会にしたくない場合はもちろん、予算に合わせて企画から会場決定、招待状の作成・送付など準備、司会進行やお別れ会・偲ぶ会で渡す引き出物やプレゼントの用意などお別れ会当日までに行う幹事の負担をトータルサポートしてくれるので大変助かるサービスです。

開催場所は、ここまでに示したホテルやレストランにとらわれず、故人が思入れのある場所(行きつけのカフェや告白された場所、古民家、クルージング、劇場、鉄道博物館、東京ステーションホテルなど)一定のルールの範囲であれば対応してもらえます。
個人でそれら会場の手配をするには厳しい面もありますが、そこを肩代わりしてくれるのがお別れ会プロデュース専門のStoryだからこそなし得るものといえるでしょう。

また、企画提案は経験豊富なスタッフと一緒に考え打ち合わせていくため、納得できるお別れ会・偲ぶ会になりますし、何よりも負担を減らすことができます。

一生に一度あるかないかのことです。

自分達だけですべてを行いたい

と思っても無理がありますので、そこは意固地になりすぎずにお任せされることをおすすめします。

なお、気になる料金ですが、こちらは会費制にすることで大幅に遺族や主催者側の負担を減らすことができます。会費制の場合は、一人当たりにつき8000円〜15000円程度が一般的です。

また人数は30人程度から100名以上まで対応することができます。

そのようにお別れ会・偲ぶ会の企画、運営から会費の設定までトータルでサポートしてくれますので、一度ご相談くださってみてはいかがでしょう?

>>>お別れ会プロデュース Storyに相談する

この記事に書いたことと合わせて進めていくことで故人にも想いが届き、参加者の全員が感動と満足の会になっていくものと思います。

あなたの大切な方がいつまでも心の中で生き続けることを願っています。

そのお手伝いができたのでしたら冥利につきます。

ぜひ、分からないことがあれば一人で抱え込まずにご相談くださいね。

葬儀の依頼・相談・資料請求は小さなお葬式へ!24時間365日受付

0120-701-754

資料請求で最大1万円割引!