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永代供養料の渡し方

永代供養料の表書きの書き方

永代供養料をいつ、どのような形で渡すかは、基本的には住職から説明があります。香典はマナーにある程度気を配る必要もありますが、永代供養料を包む際に気をつけなければならないのは、送り主金額をはっきりとしておくことが重要です。

永代供養料は白無地の封筒に「永代供養料」(もしくは「御布施」)と表書きをして僧侶に渡します。白無地の封筒で十分ですが、半紙でお札を包み、さらに奉書紙で包む方がより丁寧です。お金を包む中袋には必ず金額と住所・氏名を明記しておきます。白封筒もしくは奉書紙の表書きも「御布施」でも可能ですが、「永代供養料」とするのがより分かりやすいでしょう。

水引をつける風習がある地域もありますが、渡す相手であるお寺に不幸があったわけではないので基本的に水引きは不要です。水引を使用する場合は、双銀や白黒、関西などでは黄色と白のものなど、地域に合ったものを使用します。祝儀ではないので熨斗は不要です。

永代供養墓・納骨堂は銀行振込が多い

宗旨宗派不問で永代供養墓・納骨堂を運営しているところでは、それらの永代供養料の支払いも銀行振込で受け付けているところもあります。そもそも、最近では護持会費などの銀行振込が行われているところも多いのです。

永代供養墓は一般的なお墓よりも安いとはいえ、大きな金額ですので、渡す側にとっても寺側にとっても銀行振込の方が安心できる渡し方と言えるでしょう。

永代供養のときに位牌はどうすればよいか

永代供養のときに位牌はどうすればよいか

すでに先祖代々のお墓や位牌があるが、今後のことも考えて永代供養墓を検討している人は、今すでにある位牌をどうすればいいのかという疑問があります。また、最初から永代供養墓を考えている場合は本位牌を作るべきかどうかという問題もあるでしょう。

永代供養を行う場合の位牌の取り扱いは特に決まりがあるわけではありません。様々な事情がありますが、位牌の取り扱いは主に次の3通り考えられます。

  1. 位牌を自宅に仏壇がある、自宅で手を合わせる対象が欲しい → 位牌は自宅に残しておく
  2. 自宅に位牌を安置するスペースがないが、個別の法要は行いたい → 位牌をお寺に預ける、位牌の永代供養
  3. 位牌の管理もできず、法要一切もお寺にお願いしたい → 位牌を処分(お焚き上げ)する

位牌は自宅での手を合わせる対象としてはもちろん、法要を行う際に必要なものでもあるので、永代供養後も個別の法要を考えている場合は位牌は持っていた方が良いでしょう。

自宅に置くことができない事情がある場合には、お寺に預けるという手があります。一時的に預けるものや、長期間預ける位牌の永代供養などもあります。お寺に預ける場合は預ける期間に応じた金額が必要になります。

もし、永代供養にした上で個別の法要も行う予定がない場合は、位牌をお寺にお焚き上げしてもらうこともできます。仏壇などと同じように位牌から魂を抜く閉眼供養を行った後、焼却処分されます。お焚き上げの際にお布施が必要になります。

いずれにせよ、お寺との相談が重要と言えます。

お寺の位牌の預かり、位牌の永代供養とは

お寺の位牌の預かりについてもう少し詳しく見ていきましょう。

位牌を自宅に安置・管理できないという人のために、位牌を預かってくれるお寺もあります。位牌を預かるのは一定期間(1年や3年など)を経て返却するか延長するか処分(お焚き上げ)するかを選択します。状況が変わる可能性があるときや、すぐに判断できないとき、あらかじめ◯回忌までは個別に法要を行うなど決めている場合は良いでしょう。

また、位牌の永代供養を謳っているお寺もあります。遺骨の永代供養と同じく、三十三回忌や五十回忌までの弔い上げまで位牌を預かり供養するもので、弔い上げが済むとお焚き上げされます。基本的には手元には位牌は返ってきません。永代供養を依頼した場合は、途中で気が変わって位牌を手元に戻しても基本的には永代供養料は返ってこないため、注意が必要です。

位牌のお焚きあげ

位牌は開眼法要が行われているものですから、魂が込められていると考えられています。そのため、そのままゴミとして一緒に捨てることはできず、処分する際はお寺に依頼して魂抜き(閉眼法要)を行ってもらった後に処分する必要があります。

特に位牌が複数ある場合などで、今後も管理が難しい場合はお焚き上げしてもらうのも一つの手です。永代供養を生前予約する場合は、本人の位牌がプランに含まれていることが多いので、これまで位牌をお焚き上げする必要があるでしょう。

永代供養と改葬・墓じまいの手続き

永代供養のときの改葬手続き

地方自治体によって手続きが若干異なりますが、基本的には以下のような手順です。

  1. 遺骨の移転先である永代供養墓の管理者から「受入証明書」を発行してもらう
  2. お墓を管理しているお寺・霊園から「埋葬証明書」を発行してもらう
  3. お墓のある市町村に「受入証明書」「埋葬証明書」とともに「改葬許可申請書」に必要事項を記入して提出、「改葬許可証」を発行してもらう
  4. 現在のお墓から遺骨を取り出す。墓地を今後使用しない場合には更地に戻しておく。
  5. 永代供養墓の管理者へ「改葬許可証」を提出して納骨

上記は先祖代々のお墓から永代供養墓への改葬の例です。永代供養墓からの改葬も基本的には同じです。遺骨の数が多い場合はある程度合祀墓へ合祀するのも手です。

永代供養と墓じまい、離檀

永代供養墓へ移す際に、先祖代々のお墓を今後使用しない場合は「墓じまい」と呼ばれるお墓を撤去する作業が必要です。墓じまいは墓石の閉眼法要(魂抜き)を行い、石材店に依頼して撤去してもらいます。

お墓も撤去して今後お寺との付き合いがない場合は、お寺と檀家の関係を解消することになります。その際、離檀料をお寺に支払うことになります。

離檀料は檀家をやめる際に、それまでのお礼としてお布施を包むものです。離檀料は寺ごとに異なるので一概には言えませんが、法要1回分などが目安のようです。お寺が金額を伝えてくれることもあるほか、檀家総代などに相談して聞くなどして金額を確認してみましょう。

中には高額な離檀料を請求されてトラブルになるケースもあります。トラブルを避けるためにも、永代供養墓を契約する前に事前に菩提寺に相談することが重要です。

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永代供養料の渡し方 永代供養料の表書きの書き方 永代供養料をいつ、どのような形で渡すかは、基本的には住職から説明があります。香典はマナーにある程度気を配る必要もありますが、永代供養料を包む際に気をつけなければならないのは、送り主と金額をはっきりとしておくことが重要です。 永代供養料は白無地の封筒に「永代供養料」(もしくは「御布施」)と表書きをして僧侶に渡します。白無地の封筒で十分ですが、半紙でお札を包み、さらに奉書紙で包む方がより丁寧です。お金を包む中袋には必ず金額と住所・氏名を明記しておきます。白封筒もしくは奉書紙の表書きも「御布施」でも可能ですが、「永代供養料」とするのがより分かりやすいでしょう。 水引をつける風習がある地域もありますが、渡す相手であるお寺に不幸があったわけではないので基本的に水引きは不要です。水引を使用する場合は、双銀や白黒、関西などでは黄色と白のものなど、地域に合ったものを使用します。祝儀ではないので熨斗は不要です。 永代供養墓・納骨堂は銀行振込が多い 宗旨宗派不問で永代供養墓・納骨堂を運営しているところでは、それらの永代供養料の支払いも銀行振込で受け付けているところもあります。そもそも、最近では護持会費などの銀行振込が行われているところも多いのです。 永代供養墓は一般的なお墓よりも安いとはいえ、大きな金額ですので、渡す側にとっても寺側にとっても銀行振込の方が安心できる渡し方と言えるでしょう。 永代供養のときに位牌はどうすればよいか 永代供養のときに位牌はどうすればよいか すでに先祖代々のお墓や位牌があるが、今後のことも考えて永代供養墓を検討している人は、今すでにある位牌をどうすればいいのかという疑問があります。また、最初から永代供養墓を考えている場合は本位牌を作るべきかどうかという問題もあるでしょう。 永代供養を行う場合の位牌の取り扱いは特に決まりがあるわけではありません。様々な事情がありますが、位牌の取り扱いは主に次の3通り考えられます。 位牌を自宅に仏壇がある、自宅で手を合わせる対象が欲しい → 位牌は自宅に残しておく 自宅に位牌を安置するスペースがないが、個別の法要は行いたい → 位牌をお寺に預ける、位牌の永代供養 位牌の管理もできず、法要一切もお寺にお願いしたい → 位牌を処分(お焚き上げ)する 位牌は自宅での手を合わせる対象としてはもちろん、法要を行う際に必要なものでもあるので、永代供養後も個別の法要を考えている場合は位牌は持っていた方が良いでしょう。 自宅に置くことができない事情がある場合には、お寺に預けるという手があります。一時的に預けるものや、長期間預ける位牌の永代供養などもあります。お寺に預ける場合は預ける期間に応じた金額が必要になります。 もし、永代供養にした上で個別の法要も行う予定がない場合は、位牌をお寺にお焚き上げしてもらうこともできます。仏壇などと同じように位牌から魂を抜く閉眼供養を行った後、焼却処分されます。お焚き上げの際にお布施が必要になります。 いずれにせよ、お寺との相談が重要と言えます。 お寺の位牌の預かり、位牌の永代供養とは お寺の位牌の預かりについてもう少し詳しく見ていきましょう。 位牌を自宅に安置・管理できないという人のために、位牌を預かってくれるお寺もあります。位牌を預かるのは一定期間(1年や3年など)を経て返却するか延長するか処分(お焚き上げ)するかを選択します。状況が変わる可能性があるときや、すぐに判断できないとき、あらかじめ◯回忌までは個別に法要を行うなど決めている場合は良いでしょう。 また、位牌の永代供養を謳っているお寺もあります。遺骨の永代供養と同じく、三十三回忌や五十回忌までの弔い上げまで位牌を預かり供養するもので、弔い上げが済むとお焚き上げされます。基本的には手元には位牌は返ってきません。永代供養を依頼した場合は、途中で気が変わって位牌を手元に戻しても基本的には永代供養料は返ってこないため、注意が必要です。 位牌のお焚きあげ 位牌は開眼法要が行われているものですから、魂が込められていると考えられています。そのため、そのままゴミとして一緒に捨てることはできず、処分する際はお寺に依頼して魂抜き(閉眼法要)を行ってもらった後に処分する必要があります。 特に位牌が複数ある場合などで、今後も管理が難しい場合はお焚き上げしてもらうのも一つの手です。永代供養を生前予約する場合は、本人の位牌がプランに含まれていることが多いので、これまで位牌をお焚き上げする必要があるでしょう。 永代供養と改葬・墓じまいの手続き 永代供養のときの改葬手続き 地方自治体によって手続きが若干異なりますが、基本的には以下のような手順です。 遺骨の移転先である永代供養墓の管理者から「受入証明書」を発行してもらう お墓を管理しているお寺・霊園から「埋葬証明書」を発行してもらう お墓のある市町村に「受入証明書」「埋葬証明書」とともに「改葬許可申請書」に必要事項を記入して提出、「改葬許可証」を発行してもらう 現在のお墓から遺骨を取り出す。墓地を今後使用しない場合には更地に戻しておく。 永代供養墓の管理者へ「改葬許可証」を提出して納骨 上記は先祖代々のお墓から永代供養墓への改葬の例です。永代供養墓からの改葬も基本的には同じです。遺骨の数が多い場合はある程度合祀墓へ合祀するのも手です。 永代供養と墓じまい、離檀 永代供養墓へ移す際に、先祖代々のお墓を今後使用しない場合は「墓じまい」と呼ばれるお墓を撤去する作業が必要です。墓じまいは墓石の閉眼法要(魂抜き)を行い、石材店に依頼して撤去してもらいます。 お墓も撤去して今後お寺との付き合いがない場合は、お寺と檀家の関係を解消することになります。その際、離檀料をお寺に支払うことになります。 離檀料は檀家をやめる際に、それまでのお礼としてお布施を包むものです。離檀料は寺ごとに異なるので一概には言えませんが、法要1回分などが目安のようです。お寺が金額を伝えてくれることもあるほか、檀家総代などに相談して聞くなどして金額を確認してみましょう。 中には高額な離檀料を請求されてトラブルになるケースもあります。トラブルを避けるためにも、永代供養墓を契約する前に事前に菩提寺に相談することが重要です。