心と技を込めてしつらえたミニ骨壺

大切なものを納めておくために古来より使われてきた漆は、英語で「JAPANジャパン」と呼ばれ、 世界的に認められた日本古来の伝統工芸。漆が持つ塗膜は耐水性、防腐性に優れ、その表面は時が経つ程、味わいを深めていきます。
400年以上の歴史を誇る石川県加賀 山中漆器の伝統と技を、惜しみなくつかってひとつひとつ手作りで仕上げるちいさな骨壺。
季節の移り変わりや四季の花々の蒔絵や螺鈿が、大切な人を包み、暮らしを彩ります。遺骨を納めるためのきめ細かな気遣いと、漆工芸の粋の数々。 大切な方とそれを想う方を永久に結ぶ心を尽くした絆です。

伝統と心を込めた手づくりの逸品

きわみ 蒔絵。それは今も昔もかわらぬ匠の技。
加賀 山中温泉に源をもつ山中漆器の職人たちが伝統 と心を込めたひとつひとつ手づくりの逸品です。

◆漆工芸 多田桂寛
茶道具漆器の製造を手がけ山中漆器の特徴でもある轆轤技術を生かし、「なつめ」「香合」等を手がけている石川県加賀にある老舗漆器店。

◆山中漆器
加賀の山中漆器の源流は約450年前、越前より逸物の技術が伝わったのが始まりと言われています。
伝統的な花鳥風月の絵柄から、幾何学的な紋様まで、多彩で繊細な仕上がりが特徴です。

遺骨を納めるための数々の気遣い

匠の技により、内蓋をしっかり止める安心の爪付けや、外蓋が外れにくい高めの立ち上がりなど、細やかに気配りがされたつくりです。
また、本体の内側も手を抜かず、手塗りで漆をほどこし金平目をまき、内蓋の裏側にも蒔絵がほどこされる贅沢な仕上がりとなっております。

手書き銘入り桐箱・遺骨袋付き

書家による手書き銘入り桐箱にお納めしてお届けします。
また、遺骨を直接お納めするのは抵抗がある方のために、小松綸子の遺骨袋をお付けします。
※小松綸子（こまつりんず）とは、石川県小松市に伝わるなめらかで光沢がある絹織物です。

サイズ

本体　高さ77.5mm　直径54mm　口径40mm