自分の葬儀にお金をかけないで!火葬のみの直葬(火葬式)の費用と流れ

このご時世では、葬儀にお金をかけたくない場合もありますよね。また、親族が少ない場合などもあるかもしれません。

そのような場合に「直葬」はオススメです。

「直葬」は大切な人が亡くなったときのシンプルな見送り方です。お葬式の種類のひとつで、火葬のみを行い、通夜や告別式がありません。費用が桁違いに安いのが特徴です。

ちょっと抵抗がある…という方もいますが、実際のところ2020年から続くコロナ禍で、直葬の割合が過半数になった時期も報告されています[1]

また、「関東では直葬の割合が、じつに5分の1にまで到達している」というNHKの報道(2013年)もありました[2]

本記事では直葬の費用や手順、その実体などに迫りたいと思います!

直葬とは

ご供養品

直葬とは、ご臨終後のご遺体を火葬場に搬送し、火葬のみを行うお葬式のカタチ(葬送)です。

その最大の特徴は、通夜や葬儀・告別式などを行わないことです。

「直葬」のことを「火葬式」と呼ぶこともあります。

具体的に図にすると以下の通りです。

図:直葬の流れ

臨終後、そのまま火葬するのが直葬。一般葬のスケールを小さくした家族葬と違い、直葬は手順そのものを省いています。

火葬のみのシンプルなお葬式

直葬(火葬式)では通夜や告別式などの儀式は行われません。遺体を安置後、そのまま直接火葬場へ出棺する非常にシンプルな葬儀です。

また、近親者や親しい友人などごく少数の限られた人だけで行われます。そのため、葬儀費用を一般的に20万円ほどに抑えられます。

直葬(火葬式)プランの一例
小さなお葬式イオンのお葬式の費用をご紹介します。
「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」の直葬プランの一覧

こちらにある通り「小さな火葬式」では169,000円(税抜)、イオンの「火葬式」は185,000円(税抜)が通常料金となります。

オプションで炉の前で読経ができる

本来であれば「直葬」は宗教儀式が省略されます。

しかし一般葬儀のお葬式と同じように僧侶を呼んで火葬場で読経を行うこともできます。

ただし炉の前で読経ができるかは葬儀社によります。またオプションの追加料金(読経に対するお布施、焼香など寺院費用)がかかるのでご注意ください。

直葬で発生する費用

手順が大幅に省略されるのでその分費用も安く抑えられますが、具体的に直葬の費用は何がかかるのか?

直葬の費用

直葬で発生する費用。枕経や炉前読経を依頼する場合はお布施などの寺院費用が別途必要になります。

まず火葬する為に必要な「火葬代」と「棺代」、「納骨容器代」が必要です。

そして次にかかるのは「火葬までの安置」の費用です。

火葬は伝染病などのリスクがある場合を除いて24時間は火葬できません。

そのため亡くなった時間によっては自宅でない、病院や霊安室などでの「火葬までの安置」の費用がかかります。

しかし、病院も安置できないところがほとんどです。

そのため次の費用が、別途必要になります。

  • 病院からの安置所(自宅など)への搬送費用
  • 安置の際のドライアイスなどの保存処置費用
  • 安置所から火葬場への搬送費用

もちろん葬儀社を介さずとも直葬は可能です。しかし遺体の搬送や保存などに、高度な処置が必要となります。現実的には葬儀社に依頼するのが妥当でしょう。

異常に安い直葬に注意
直葬の相場は20万〜30万円台が多く、10万円台の異常に安い直葬プランもあります。しかし火葬費用などは別ということが多く、直葬代に何が含まれているのかをよく確認することが必要です。

より詳細な「直葬の費用」はこちら
(この記事の下に移動します。)

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こんな人にオススメ!直葬のメリット

直葬のメリット
直葬は次に該当する方にオススメできます。

  • とにかく費用を抑えたい!
  • 家族に経済的な迷惑をかけたくない!
  • 故人の遺志をくんで身内のみで行いたい
  • 通夜や告別式に呼ぶ人が少ない
  • 葬儀の準備よりも故人とゆっくり過ごしたい
  • できるだけ早く火葬してあげたい
  • 形式にこだわらず宗教観・死生観を重視したい

それぞれを簡単にみていきます。

とにかく費用を抑えたい!

一番のメリットは葬儀費用が安いことです。一般葬の縮小版ともいえるごく親しい人だけで行う「家族葬」あるいは「密葬」とは違い、直葬(火葬式)は葬儀そのものを省略します。

通夜や告別式がないため僧侶や会葬者の接待費用、読経などの宗教的儀礼にかかる費用を大幅に軽減できます。

※一般的なお葬式では全国平均121万円前後[3]に対し、直葬では20〜30万円が相場です。

家族に経済的に迷惑をかけたくない!

家族に負担をかけたくない」「自分の葬儀は開かなくて良い」と故人が生前に希望されることも最近では多いです。

そのような場合には、直葬にすることで家族への経済的・肉体的な負担を減らせます。

故人の遺志をくんで身内のみで行いたい

いま申し上げたように、単純に遺族側が金額を低くしたいというケースだけではなく、故人本人が家族に経済的に負担をかけたくないケースもあります。

また親類縁者も遠方からわざわざ来てもらうのも忍びないという思いが強い場合もあるでしょう。

そういった故人の遺志と思いやりを強く反映させたい場合には、直葬は適した葬儀のやり方と言えます。

直葬では故人とのお別れができないの?
火葬のみの直葬であっても、亡くなった当日や火葬炉の前で故人との最後のお別れ(お見送り)ができます。

僧侶を招いて読経や祈祷をしてもらうことも可能です。

通夜や告別式に呼ぶ人が少ない

故人が高齢でなくなった場合や、親戚や友人が少ない場合、葬儀を開いても参列者が少ない場合もあります。

その際は直葬で通夜、告別式などを省略することをオススメします。

なお別料金になりますが、葬儀社によっては直葬でも読経など宗教的儀礼を行うことも可能です。

葬儀の準備に追われることなく、故人とゆっくり過ごしたい

通常の葬儀の場合、臨終後から葬儀社を紹介してもらってすぐに葬儀の準備をはじめなければなりません。

そして、参列者の挨拶や対応に追われ精神的・肉体的な負担が大きくなります。香典の計算や返礼品の用意など、葬儀が終わっても事務処理に追われるものです。

直葬は葬儀一切を省略するので、これらの準備に追われることもなく、身内で故人と最後の時間をゆっくり過ごせます。

香典がないため、香典返しの必要もありません。

できるだけ早く火葬してあげたい!

日本は高齢化社会です。死者数も年々増加してきており、都市部では葬儀に一週間以上かかるケースも増えてきています(参考記事)

そのため葬儀を早く開いてあげたいけど、遺体を一週間もドライアイスで冷やし続けるのもなかなか忍びない話ですよね。

その点、直葬であれば、火葬場の都合だけを考慮にいれれば火葬ができます。

一方、一般葬の場合には、「宗教者」、「葬儀の式場」、「参列者・関係者」、そして「火葬場」も考えないと行えません。

形式より宗教観・死生観を重視したい

普段は無宗教なのに「仏式で葬儀をあげることに違和感をおぼえる」という人や、「死後は何もない。決して安くない費用をかけての儀式は不要だ」と無宗教思想を強く持っている人も中にはいます。

いまでは「自由葬」という無宗教葬でお金をかけて行う葬儀もあります。それでも、費用をかけない選択肢である「直葬」は、今の時代に人気なのだと言えるでしょう。

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 シンプルに済ませるはずが…直葬で注意するポイント!

注意するポイント

直葬代に何が含まれているのかをよく確認する

安いプランを選んだはずなのに、終わってみれば費用がかさんでいたケースがあります。

たとえば直葬代 10万円台という火葬プランでは、そこに火葬料金が含まれていない場合も多いものです。

また遺体保存用のドライアイスや仏衣・枕飾りなど必要なものを含めると、自分が想定する以上に料金が追加されることもあります。

それを避けるために葬儀社とよく相談して、見積りをしっかりとることが大事です。

直葬代には何が含まれているのか、最終的にはいくらになるのかを事前に明確にしていきましょう。

墓地に納骨する場合は、菩提寺や墓地・霊園に直葬が可能かを聞いておく

直葬では原則宗教儀式の一切を省きます。そのため、お寺によっては納骨を断るケースがあります。菩提寺がある場合には、直葬での納骨が可能かどうかを事前に確認しましょう。

また炉前読経が可能かどうか確認をしましょう。

直葬はNGというお寺でも、最低でも炉前読経をすれば納骨OKというケースもあります。お寺に納骨する場合はよく相談してみましょう。

葬儀社に「葬儀はしない」ことをはっきりと伝える

臨終からご遺体の安置、搬送で多くの場合、葬儀社を利用することになると思います。

この時、葬儀社は基本的に葬儀を行う前提で段取りを行いますので、はっきりと直葬を希望している旨を伝えておかなければいけません葬儀社が直葬に対応できるかどうかをしっかりと確認しましょう。

周囲への配慮を再優先に

家族葬と違い、儀式を大幅に省くので強い反発があるかもしれません

一般的に浸透している葬儀スタイルであるお葬式をやるのが当たり前と考えている人には、理解されにくい一面があります。

周囲への配慮を徹底し、最後の時を家族で静かに過ごしたい旨を伝え、理解を求めましょう。精神的負担を減らす為にも関わらず、周囲の反発や個別弔問に追われては元も子もないので、家族葬よりもより周囲への配慮が求められそうです。

安さ以外の直葬の面
関東で増えている直葬は、コロナ禍の影響や葬儀場の混雑によってや今後ますます増えることが予想されます。遺族が費用を安くする手段と思われがちですが、実際には故人が「自分が死んだ時にまで家族に負担をかけたくない」と強く希望している場合も多いのです。またご遺族にとっては「葬儀の準備におわれずに故人との最後をゆっくりと過ごしたい」など、安いだけではない家族同士の絆や思いやりが感じられる葬儀とも言えます。

親族ともよく話し合うこと

葬儀では、親族や故人と親しかった参列者とよく話し合う必要があります。参列者の人数や状況も考えながら、火葬式にするか別の選択肢はないかを話し合っていきましょう。

通夜や告別式が行われない直葬では、お別れの時間が短くなることから後悔することもあります。

トラブル防止のためにも親族などと事前に連絡をとり承諾を受け、また家族ともよく話し合って納得してもらったうえで葬儀社に依頼しましょう。

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直葬の費用相場はいくら?

葬儀にかかるお金

直葬(火葬式)の費用相場は、葬儀社によって異なります。

一般的な相場は概ね20万円と言われています。

火葬料金以外にかかる費用

しかし実際には火葬料金だけでなく、以下の追加料金がかかることもあります。

  • ご遺体の搬送料
  • 霊安室の利用料
  • ご遺体保存のためのドライアイス使用料
  • 火葬場までの移動車両の料金(僧侶など)
  • 火葬時の僧侶の読経へのお礼(お布施)
  • 遺影や位牌、骨壷などの購入費
  • 死亡届や火葬許可証の書類代行費用

これらのうち直葬プランに含まれていないものは、別途追加料金がかかるのかを事前に葬儀社にご確認ください。

火葬場(公営・民営)かによって費用が変わる

火葬場が「公営」か「民営」かによって費用が変わります。

自治体が運営している「公営火葬場」では、民間が運営している「民営火葬場」よりも安く火葬を受けられます。

しかし、その地域に住む住民のみを対象にしているなど制約がありますので事前にご確認ください。

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直葬の手配、火葬、ご供養までの流れ

喪服で供養

直葬(火葬式)での一連の流れをご説明します。
(※以下は、「小さな火葬式」の場合[4]です。)

1、危篤、ご臨終

病人の危篤や死亡を医師に告げられたら、会わせたい人に連絡を取ります。

急なことですので、電話での連絡は早朝や深夜でも構いません。

病院などで亡くなった場合はいったん霊安室に運ばれます。

医師に「死亡診断書」(死体検案書)を記入して渡してもらいます。

※事故死や変死の場合などは、監察医による検死が必要のため警察に連絡します。

2、葬儀社への依頼、見積もり

葬儀社や搬送業者に連絡をとります。

その際、信頼できる葬儀社であるか、最初に電話をかけたときの対応で判断します。

急ぎであっても見積もりを出してもらうと安心です。

寝台車にご遺体を乗せて、安置所またはご自宅まで搬送してもらいます。

病院から葬儀社を紹介されることもありますが、断っても構いません。

(※「小さな火葬式」では、搬送50kmまでが料金プランに含まれます。また安置室使用料3日分が含まれます。)

【合わせて読みたい記事】
葬儀の流れを知る(1/5) 危篤から安置まで

3、ご遺体の安置と枕飾り

安置用ふとん

ご遺体は、法律によって死後24時間たたないと火葬できません。

感染症防止などの特定の事情がないかぎりご自宅や安置所などにご遺体を安置する必要があります。

(※「小さな火葬式」では、ドライアイス3日分がつきます。また棺や棺用布団、仏衣一式、枕飾り一式などが含まれます。生花祭壇の代わりにお別れ用の花束を1束用意してもらえます。)

【合わせて読みたい記事】
葬儀の流れを知る(2/5) 安置から納棺まで

4、「死体火葬許可申請書」を提出

葬儀社と相談のうえ、死亡届(死亡診断書と一体になっています)を役所の戸籍係に提出し、「死体火葬許可申請書」の交付を受けます。し

この作業は葬儀社が代行してくれることもあります。

(※「小さな火葬式」では、これら死亡届と火葬許可証の申請を代行してくれるサービスがプランに含まれます。)

【合わせて読みたい記事】
「死亡後・葬儀後にする手続き」まとめ。やることは山積み!

5、納棺、火葬場へ搬送

納棺の前に故人に仏衣で包んであげます。

故人が愛用した品物を棺の中に入れることができます。

火葬場に搬送後、火葬業者に「死体火葬許可申請書」を提出します。

心をこめて最後のお別れをしていきます。

(※「小さな火葬式」では、安置場所から火葬場までの搬送が50kmまで料金プランに含まれます。)

6、出棺・火葬

お棺のふたをしめて火葬となります。

そのまま火葬が終わるまで控え室で1時間ほど待ちます。

ただし、控え室は別料金になることもありますので事前にご確認ください。

火葬終了後は、「死体火葬許可申請書」に証印が押されて返却されます。それが「埋葬許可証」になりますので大切に保管しましょう。

(※「小さな火葬式」では、火葬料金は含まれませんが地域によっては無料で行える場所もあります。なお、同サイトの火葬料金の全国平均は約11,000円です。)

【合わせて読みたい記事】
葬儀の流れを知る(5/5) 出棺・火葬から精進落としまで

7、収骨・ご供養

火葬がすんだら「収骨」です。ご遺骨を2人1組になって骨壷に納めていきます。

※「収骨」は「骨揚げ」「お骨拾い」「拾骨」とも言われます。

お骨は別料金になりますが、納骨または埋葬をすることができます。

あるいは自宅供養としてご自宅でご供養をしていきましょう。

(※「小さな火葬式」では、白木位牌、骨壷・骨箱、また線香やロウソクが料金プランに含まれます。)

・・・

なお、持ち帰った骨壷は四十九日までご自宅の仏壇近くなどでご供養することが一般的です。お墓に納めない場合には、費用がかかりますが管理が簡単な永代供養に申し込んだり、納骨堂に納めるなどの方法があります。

あるいは、散骨や樹木葬といった選択肢もありますのでご検討ください。

【合わせて読みたい記事】
需要高まる「散骨」の利点と問題点。散骨できる場所、費用の紹介。
知らないと損をする!?「永代供養墓・納骨堂」の費用・相場

まとめ

いかがでしたか?

直葬(火葬式)について、費用と流れをご説明してきました。直葬のメリット、デメリットについてご理解いただけましたら幸いです。

なお葬儀サイト「小さなお葬式」では、直葬プランとして「小さな火葬式」を取り扱っています。

小さなお葬式の公式サイトはこちら

直葬プラン:159,000円(税抜)の「小さな火葬式」には、以下のものが料金プランに含まれています。

小さな火葬式に含まれるもの
  • 安置所までのご搬送 50kmまで
  • 安置施設使用料 3日分
  • ドライアイス3日分
  • 枕飾り一式
  • 線香・ろうそく
  • 棺・棺用ふとん
  • 仏衣一式
  • 運営スタッフ
  • 白木位牌
  • 火葬場までのご搬送 50kmまで
  • お別れ用花束
  • 手続き代行
  • 骨壷・骨箱
  • 自宅飾り一式

これだけ揃って費用は159,000円(税抜)です。
早割適用(最安)で139,000円(税抜)となります。

ここに火葬料を含めると金額が変わりますが、一般相場の20万円〜30万円と比較しても安く直葬を行うことが可能です。

資料請求をしてご確認なさってみてはいかがでしょうか?

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それでは、故人さまが安らかに旅立たれますことをお祈りいたします。

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