お葬式のあとの法事・法要の施主側の挨拶、基本と例文まで

お葬式 挨拶

この記事では、法事・法要の基本と、挨拶の例文などをご紹介していきます。

  • 四十九日法要
  • 一周忌
  • 三回忌

この3つを長男と妻の立場からみていきます。

忙しい間を縫って参列してくれる人のためにも、時期ごとによる心境の変化やお礼などを踏まえた、例文を見ていきましょう。

いますぐ「法事・法要の例文」をみる
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そして、法要のポイントを押さえてしっかりと準備していきましょう。

法事の挨拶の基本

まず、法事の基本をご説明いたします。

さきに「法事・法要の例文」をみる
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法事・法要とはなにか

法事とは、「故人を供養する儀式」です。

葬儀が終わってから一定期間ごとに行われる仏事であります。

なお、7日ごとに行う「忌日法要」は省略されるものが多く、

たとえば、初七日法要は葬儀・告別式と同時に行われるのが一般的です。

そのため、葬儀後に行われる主な法要は、

  • 四十九日法要
  • 一周忌
  • 三回忌
この3つが基本となっています。

七回忌以降の法要についてはこちらをご覧ください。

【関連記事】
一周忌・三回忌・七回忌などの「年忌法要」と弔い上げまでの基本を解説

法事と法要の違いとは

さて、法事と法要は何が違うのでしょうか?

法要とは、僧侶にお経を上げてもらう「追善供養」そのものを指しています。

一方、法事法要とその後のお斎(会食)なども含めた行事全体を指しています。

つまり、お斎(会食)があれば法要とも言えます。

法事の挨拶のタイミングについて

僧侶による読経や焼香を上げ、法要の儀式が終わった後に施主が挨拶をします。

法要の後はとき(会食)の席へ案内するのが一般的となっています。

いつまで一般の弔問者を招待するか

地域や家系などによって考え方は異なります。

一般的には四十九日・一周忌・三回忌までは親族だけでなく知人・友人も参列します。

七回忌以降は規模を小さくしていったり、省略することも多いようです。

最近では葬儀も法要も身内のみで行うことも増えてきています。

法事をどのように運営すべきかは、葬儀と同様、家族や親族や菩提寺とよく相談するのが大切です。

挨拶の構成

法事の挨拶には、参列へのお礼、故人の思い出やエピソードを盛り込みます。

また、遺族の近況報告、今後のお付き合いのお願いを盛り込みます。

以下、おおまかな挨拶の構成です。

  1. 施主自己紹介。法事・法要への参列のお礼
  2. 葬儀の出席と心遣いのお礼
  3. 故人の思い出・エピソード
  4. 遺族の近況報告
  5. ときの案内
  6. 結び

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法事・法要の挨拶の例文

では、例文をみていくことにしましょう。

まずは四十九日での挨拶の例文でです。

四十九日法要の挨拶

施主:長男として

本日はご多忙中にもかかわらず、父の四十九日の法要にお運びいただきまして、誠にありがとうございます。
(①出席へのお礼)

 

お陰様で、忌明けの法要と納骨式を無事に済ませることができました。
(②忌明けの報告)

 

皆様には先日の葬儀の折も大変お世話になりまして、あわせて厚くお礼申し上げます。
(③葬儀でのお礼)

 

早いもので父が亡くなってから1ヶ月以上も経ってしまいました。父は真面目で真っ直ぐな人でしたから、今頃は嬉しそうな顔をして極楽へ向かっていることでしょう。
(④遺族の心境)

 

大したおもてなしはできませんが、食事を用意しましたので、召し上がりながら、父の思い出話などをお聞かせいただければと存じます。
(⑤お斎の案内・結び)

ポイント
納骨式は忌明け後に行う事が多く、特に四十九日法要と同日に行うことが多いです。

施主:妻として

本日は夫の四十九日の法要に、このように大勢の方にお越しいただき、心から厚くお礼を申し上げます。

 

また、葬儀の際は、皆様に色々とお力添えをいただき、ありがとうございました。深く感謝いたしております。

 

四十九日が経つのも早く感じる方も多いでしょうが、私はまだ四十九日しかたっていないという気がしています。夫がいないと生活にぽっかり穴が開いたように感じてしまい、何かにつけて夫のことが思い出され、新たな悲しみがわいてきます。夫も極楽へとたどり着いたことでしょうし、私も心新たに前向きに生きていこうと思っております。

 

特からせっかくお出かけくださいましたのに、大したおもてなしも出来ずに申し訳ございませんが、粗餐をご用意いたしましたので、お時間までごゆっくりお過ごしいただければと存じます。本日は誠にありがとうございました。

ポイント
浄土真宗などを除き、仏教では四十九日目に極楽浄土へ行けるかどうかの判定が行われます。

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一周忌法要の挨拶

次に、一周忌法要の挨拶の例文をみていきます。

施主:長男として

皆様、本日はご多忙の中、母の一周忌の法要に大勢の方にお運びいただきまして、誠にありがとうございました。

 

皆様におかれましては、葬儀をはじめ、四十九日の法要、百か日法要にもご参列いただき、様々なお力添えを賜り、改めてお礼申し上げます。母が亡くなって家族のみんなが落胆しておりましたが、最近になってようやく笑顔で遺影に語りかけられるようになりました。こうして一周忌の法要を行えますのも、皆様からの温かい励ましと、ご助力のお陰です。

 

心ばかりの食事ではございますが、どうぞお召し上がりください。本日は、どうもありがとうございました。

ポイント
四十九日法要後から一周忌の間に、新盆(四十九日を過ぎてから最初のお盆)や百か日法要などを行う場合もあります。

施主:夫として

本日は、妻の一周忌の法要にお集まりいただきまして誠にありがとうございました。

 

俺よりは長生きしろと言い聞かせていた妻に先立たれてしまい、当初は悔しさや寂しさなど様々な思いが浮かんできましたが、妻が亡くなって一年が過ぎ、少し気持ちが落ち着いてきました。口数が減った子どもたちにも笑顔が戻ってきたように感じています。

 

これからも子どもたちを一人前に育てるために、妻の分も一生懸命に頑張ります。どうか、今後共変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

ささやかですが、お膳の用意がしてあります。故人をさかなに皆さんと語り合いたい気分ですので、お付き合いください。

ポイント
一周忌を迎えるころには気持ちの整理もついてきていると思うので、より前向きな表現を盛り込むようにしましょう。

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三回忌法要の挨拶

最後に、三回忌法要での挨拶の例文をみていきましょう。

施主:長男として

皆様、本日はお忙しい中、亡き父の三回忌の法要にお越しくださいまして、ありがとうございました。

 

皆様には、葬儀の折とその後の法要で、ありがたいご厚情を賜り、心からお礼を申し上げます。

 

日頃はご無沙汰ばかりいたしまして誠に申し訳なく思っております。こうして皆様のお元気なお顔を拝見いたしますと、春の風に吹かれる心地がいたします。父もさぞ喜んでいることと思います。

 

今日は別室に、ささやかですが、昼食のご用意をいたしました。どうか、父を偲びながら、ごゆっくりなさってください。

 

本日は誠にありがとうございました。

ポイント
三回忌法要は亡くなってから二年目の法要です。いつまで弔問者を呼ぶのかというのはケースバイケースです。三回忌までは親族以外も呼ぶことが多く、七回忌以後は徐々に規模を小さくするのが一般的です。

施主:妻として

本日はお暑い中を、遠路はるばる夫の三回忌にお運びいただき、誠にありがとうございました。

 

皆様にはお変わりがなく、何よりと存じます。早いもので夫が亡くなりましてもう二年が経ち、私ども遺族も、おかげさまでつつがなく毎日を送っております。

 

夫が亡くなった時、長男はまだ大学生でしたので、先々のことで思い悩むこともありましたが、皆様から物心両面でのご支援をいただき、なんとか乗り越えることができました。長男は今年の春に大学を卒業して就職しましたので、一安心しております。

 

気持ちばかりのお膳ではございますが、おくつろぎいただいて、夫の思い出話などをお伺いできればと存じます。

ポイント
上記の通り、三回忌がひとつの節目となっています。これまでの葬儀や法要などのお礼を伝えるように努めましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここま法事・法要の基本と、施主側の挨拶の例文をみてきました。

この記事が、お葬式のあとの法要での挨拶の参考になりましたら幸いです。

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